パックエックス通信

夢コーポレーション株式会社、沖宗也常務 TOPから学ぶ後編

全国に「夢屋」の屋号で36店舗運営を行っている夢コーポレーション株式会社の沖宗也常務取締役にインタビューしました。後編では、その後のキャリアと店長としてのやりがいについて熱く語って頂きました。
前編はこちら(夢コーポレーション株式会社、沖宗也常務 TOPから学ぶ前編)

入社後のキャリアアップについて教えてください。

札幌から愛知に戻ってきてチーフに昇格しました。新卒2年目は仕事の出来栄え関係なくチーフに昇格させるというルールがあったからなんですけど。逆に、それで苦労している同期がたくさんいました。

どういうことですか?

私は大学生の頃からアルバイトしていた下積みがあるので、入社した時点で出来ることが多いわけですが、同期のほとんどが未経験で入社していますから。

出来る仕事が少ないのにチーフに昇格させられ、役職者に就くわけですから今まで以上に求められるわけで。役職と実力のギャップに苦しんでいるように見えました。

それは大変ですね。

そうですね。また、私の場合はアルバイト以外にも、札幌のお店で人に恵まれたと思います。札幌のお店には3店舗兼任の店長がいて、この人がとても素敵な方でした。

自分の時間を使って沢山のことを教えてくれましたし、学ぶことがとても多かったです。だからこそ、チーフになっても戸惑うことなく仕事が出来たのだと思います。

人に恵まれたんですね。

本当にそうだと思います。

その後も、新店立ち上げ時の新卒1期生の店長や、浦安市に転勤した時に豊橋市からヒッチハイクをして会いに来てくれた4名のアルバイトスタッフ、浦安店からの異動で初めての店長になった新橋店に付いてきてくれた浦安店の社員など、挙げればキリが無いです。

沖宗也/夢コーポレーション株式会社 常務取締役。1992年に夢コーポレーション株式会社の前身ダイエー観光株式会社に入社。1997年新卒3期生として正社員登用される。2009年12月に常務取締役に就任。

その後店長に、ということだと思いますが、念願の店長になれた時の気持ちは覚えていますか。

そりゃ嬉しかったですよ!なってみて分かりましたが、一番やりがいがありますし、楽しかったです。

店長としての苦労話はありますか?

いつでも不振店の建て直しが一番苦労しますね。良いお店をやっている時は、社員は同じ方向を向いて自走しているので何でも上手く行く状態になっていますが、不振店は社員がバラバラの方向を向いて悪循環、負のスパイラルに入っていますから。

不振店は、何かが上手く行っていないから失敗している訳で、赴任してきて早々、今までの考え方ややり方を否定しなければならないことも少なくありません。 今まで店舗を支えてきた人のことを思うと気持ちが弱くなりますが、建て直すことがみんなのやりがいに繋がると信じて行ってきました。

不振店の建て直しに重要なことは何ですか

どういうお店にしたいのか、というゴールを明確にして、それを全スタッフと共有することです。

私の場合は、アルバイトを含めた全てのスタッフと個人面談をして丁寧に伝えて行きます。

伝える以前の、それぞれがどう思っているのかを理解するという場でもあります。私を知ってもらうためには、まずは相手のことをしっかりと理解する必要がありますからね。

なるほど

もう一つは、細かいことを疎かにしないことです。

方針を掲げるのは大事ですが、その実現に向けては細かな仕事を積み重ねてくれるスタッフ一人ひとりの頑張りに支えられています。そういう頑張りに目を向けずに、方針を押し付けるだけではチームとしてまとまらないと思います。

上の人が見てくれているというのは、スタッフにとって嬉しいことですよね

そうですね、私がホールスタッフの時にそう感じていたように、とても大切なことだと思っています。

建て直しが上手く行く時のパターンはありますか?

店舗が良い方向に盛り上がって行く時、例外なく女性社員がキーマンになっています。女性は男性よりもきめ細やかな目配りやフォローが出来ますし、何と言っても華がありますよね。

女性社員を中心に一丸となってプロジェクトが進むと、それに引っ張られるように男性社員も奮起する。これが成功パターンだと思っているので、女性社員との信頼関係はより大事に考えています。女性社員がイキイキしている店舗は、良いお店だと思います。

貴重なお話ありがとうございました。

夢コーポレーション株式会社、沖宗也常務_5

-インタビューを終えて
生活費が稼げない、その経験から偶然出会った夢屋のアルバイト。そこから正社員になってキャリアを築く。運命的な出会いから四半世紀経っても、昔の記憶は全く薄れていないようにお見受けしました。
「自分の仕事に誇りをもってほしい」「自分の大切な人を連れて来れるようなパチンコ店を目指したい」という話がとても印象的で、私自信もそういう意識を持って仕事に取り組んで行きたいと思いました。(インタビュアー元木)

 

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