今回は番外編の後編です。前回、株式会社平成観光で行われた社員総会【K-nation2010】についてレポートしました!
後編では、実行委員のお一人でいらっしゃいます、小岩井仁志課長へ詳しくお話しを伺いしました。

8年前の第1回の際も実行委員として携わっていらっしゃる小岩井課長。
いわばK-nation立ち上げ人なんですね!
盛大な会を行うにあたって、さぞやご苦労が・・と思いきや、

「特にないよ。」
「大変だったのは、中心となって動てくれたメンバー。僕はお目付け役で、何もしてませんよ。」

そのメンバーの方々に語った会にかける思い、
何を目的として、何を目指してこの会を開催するべきなのか。
そのこだわりから、裏話まで詳細にお聞きしました!

これって実は、普段の仕事にも通じることではないでしょうか?
ぜひご参考に!

小岩井 仁志さん プロフィール

株式会社平成観光

営業支援課 課長

某メーカー勤務を経て、平成観光へ入社。

日々全国の店舗へ飛び回り、各店舗営業のバックアップ、新規店舗の立ち上げを手がける。

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―小岩井課長、本日は何卒よろしくお願い申し上げます!K-nationに参加させて頂き、ありがとうございました。素晴らしい会で、思わず「入社したい!」と思っちゃいました。

それは断る(笑)!

冗談はともかく。ご参加ありがとうございました。楽しんで頂けたようで、嬉しいです。

―終わってみて、ずばり、いかがでしたでしょうか?

疲れた・・・(笑) いや、すごく楽しかったです。

当日は全国からスタッフが集まっていましたので皆と話したかったのですが、とにかくバタバタしていて、ほとんど話ができませんでしたね。終わった後店舗へ行った際、どうだった?と聞くようにしてます。皆からも、やって良かった、楽しかった!という声が多くて、嬉しいですね。

本当は毎回、K-nation後に懇親会をやるんですが、今回会場がおさえられなくて出来なかったんですよ。それが残念だったという声も多かったですね。それが心残りです。

―あれだけ盛大な会を裏方として準備されるのは大変なことだったと思います。お疲れ様でした。

いえ、僕は何もしていませんよ。中心となったのは実行委員長をはじめとした8人のメンバーです。僕はお目付け役ですね(笑)とにかく、この会の意義がずれないように監視してました(笑)

2010年のK-nationは第4回目です。僕は8年前に行われた第1回のK-nationも実行委員として準備を担当したのですが、終わった後にお店に戻ったら、参加したアルバイトの子が僕の顔を見るなり「平成観光ってすごく良い会社ですね。」と言ってくれたんですよ。それがすごく嬉しくて今でもはっきり覚えています。

今回の実行委員メンバーに話したのは、「こう思ってもらえる会にしなきゃいけないんじゃないの?」ということ。

第1回から、2回目、3回目と回を重ねるごとに時間もお金もかけて、映像を使って作り込んだり、すごく豪華なものになっていったんですね。

それで迎えた第4回でしたから、メンバーのみんなは前回を越えたい、より豪華に!と見た目ばかりを議論していたんですよ。それって、本来の意義を忘れてないか?と呼びかけました。

みんな過去のK-nationに参加したことがあるメンバーだったので、参加してみてどう思ったかを、一人ひとり振り返ってもらいました。

入社してすぐに参加して、「この会社に入ってよかったな」と思った、と言う事務の女性や、札幌で採用されて札幌の店舗しか知らなかったスタッフが、初めて本州に来て他の店舗の社員やスタッフと会い「こんなに大きな会社に入社したんだ、すごい!」と嬉しかった、と言ってくれた社員もいました。

当時はアルバイトで、K-nationに参加したことで社員になりたい!と思い、実際に正社員として働いているメンバーもいます。

僕は、そういう気持ちを感じてもらう会にすることが大事なんじゃないか、という呼びかけと、それがぶれないように修正をしていただけです。

―K-nationという社員総会の意義は、そこにあるんですね。

もちろん発端は社長の東野が申した通り、イズムの発表、浸透という目的で始まった社員総会です。その部分をしっかりと共有しながら、この会社、この業界で働けて本当に良かった、という再確認になればいい、そういう場になればいいなと思っています。

―準備期間中、大変だったのはどのようなことでしょうか?

テーマを考えることに一番頭を悩ませましたね。

第1回は、イズムの発表。2回が初代K-na賞(※)の発表。3回目が、ちょうど平成観光が20周年を迎える年でしたので、過去の軌跡を振り返るというテーマで行いました。

じゃあ4回目はどうしよう、と。

そして、前回「過去」というテーマだったので、次は未来を考えよう、ということに決まりました。せっかくだから全社員を巻き込もう!ということで、「5年後、10年後の平成観光」というテーマで自分が描く未来予想図を社内公募しました。すごく沢山応募してくれましたよ。100以上集まったんじゃないかな。

その中から、秀逸だったものに関しては、その未来予想図を映像化してK-nationの時に発表することにしました。

(※K-na賞とは、最も平成イズムを実行した人に送られる名誉ある賞。社員の投票で決定する。)

―当日拝見した未来予想図は、とても素晴らしくて皆さんが描く会社の未来、そしてそこで叶えたい自分の夢やなりたい姿がすごく明確にされていました。「映像化」することにポイントを置いた理由はなんでしょう?

やはり、一人ひとりが「自分が主役」のストーリーを持っていると思います。その反面、なりたい自分が分からない、夢をしっかり持ってない、という人の方も沢山います。

できれば全員が目指す姿を明確に持って欲しい、それが会社の方向性と一致していればこんなに幸せなことはありません。

今回応募してくれた「平成観光の未来予想図(その未来で活躍する自分)」というものを映像化することで、本人のなりたい自分像もはっきりすると思いますし、それを見た人が共感したり、自分に置き変えてリアルに考えられると思い、映像化ということにこだわりました。文章だけでは、なかなか伝わらないんですよね。

―確かに、5年、10年先の未来をリアルに感じ、イメージすることはなかなか難しいことですね。素晴らしい取り組みだと思いました。それでは、K-na賞について教えてください。選出はどのようにして行われるのでしょうか?

4ヶ月に1度、イズム実践のエピソード募集期間を設けています。他薦のみで、誰もが推薦できます。各店で公募し、その中から店舗長(係長)がこれは、というものを選びます。その後各店舗から選ばれたエピソードに対し、係長以上が投票し、厳選。そこから選ばれたものを、役員がさらに投票してノミネート者が決まります。

ノミネート者は、4ヶ月に1度選出されますので、その都度全店にポスターを貼ってノミネート者とエピソードの発表するんですよ。

もうすでに、2012年のK-na賞へ向けて2名がノミネートされています。

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(実際のポスター)

これらノミネート者の中から、さらに幹部、役員の協議により、その年の大賞受賞者が決定するんですよ。

―大賞を受賞することはもちろん、ノミネートされるのも、かなり狭き門なんですね!!

K-na賞を受賞するということは、イズムを体現している、模範社員である、ということ。しっかりと厳選した上で受賞者を決めることで、この賞の価値も高まると思いますし、受賞者も本当に嬉しいと感じてくれると思います。

K-na賞にノミネートされること、大賞を受賞することが誇りであり憧れであり、そのためにも頑張りたい、と思ってもらえるような賞にしていきたいと思っています。

当然企業ですので、どれだけ業績に寄与したとか、ホールスタッフであれば、どれだけ技術があるか、リーダーシップがあるか、というようなところに目が行きがちです。でも、そうじゃなくても、見えないところで努力している人とか、表立ってやるのは苦手だけど、影でコツコツと頑張っている人は必ずいますよね。

そういう人にスポットライトが当たる機会を作らなければいけないと思います。当社みたいにノリと勢いを重視する会社(笑)だと、目立った者勝ち!みたいなところがありますが、これまでのK-na賞受賞者を見ると、決してそういう目立つ人ばかりが受賞しているわけじゃないんですよ。

今回の大賞受賞者である島さんは事務員の方です。決して目立つ仕事じゃないけど、しっかりとやってくれている人がいるんだ、ということ。そこにスポットを当てる会社でありたいし、社員の皆がそうやって頑張ってくれている仲間がいるんだと知ることは、すごくいいことだと思います。

―ありがとうございます。第1回の大賞受賞者の方は、新卒入社社員最速で係長に昇格されたそうですね。モチベーションにもかなりつながっているんだと思います。では、最後に読者の方へメッセージをお願いします!

もし、社員総会を検討されている企業様がいらっしゃったら、絶対にやった方がいいと思います。

手間もかかって大変ではありますが、運営側も参加側も、そして企業としても、成長するんじゃないかと思っています。

パチンコ店で働く皆さんは、どうしても日々の仕事に忙殺されて、自分の夢だとか、なりたい姿だとか忘れがちです。そういうことを見つめなおす機会になると思います。

そして、自分は誇りを持って働いているけど、ご家族や周りの人から理解を得られずに悩んでいる人もいると思います。そういう人にとって、この会社でよかった、この業界で働けてよかった、と自信を持ってもらうきっかけに、きっとできると思います。

一人でもそう感じてくれる人がいるのであれば、手間や費用をかけてでも、絶対にやる価値がある。当社はそういう思いで社員総会を実施しています。

ゆくゆくは、社員の家族や友人も招待して、いい会社で働いているね、と周りからも認めてもらえるような会にしたいと思っています。

―詳細にお話し頂き、本当に参考になりました。小岩井課長、本当にありがとうございました!

 

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