こんにちは、パック・エックス通信のはしもとです。
今回は「新卒採用を成功させるために最低限抑えておくべきポイントについて」です。
前回までに新卒採用に対しての考え方や、企業への影響力などをお話してきました。
今回からは、実際に新卒採用を始めるにあたって、新卒採用を成功させるためのポイントは何か?新卒採用を成功させている企業の取り組みなどをお伝えしていきたいと思います。

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【新卒採用 Vol.4】
新卒採用の成功のポイントは、ナビより採用準備 前編

まずは、新卒採用というものが通年を通してどのようなスケジュールで行われているかを確認してみましょう。

(注:15新卒採用のナビオープンは12月→4月になる可能性もあります)

詳しい図はこちらです。(クリックで拡大します!)

図を見て頂ければわかるように、新卒採用を継続的に行っていくという前提で考えると、1年のうち数ヶ月間は、当年の新卒採用活動と次年度の新卒採用活動が重なることが分かると思います。
この部分では、人事担当者の業務が忙しくなる時期であり、次年度の採用活動の準備が遅れがちになることが多いです。
しかし新卒採用を成功させるために本当に大切なのは、この採用活動の準備だと考えます。

「なぜ、新卒採用を行っているのか?」

人事担当をされている方でも、この質問に答えられない方は意外と多く、新卒採用を行っている会社全体の半分以上にもなります。
また、

「なぜ、既存社員さんへの受け入れ研修を行わないのですか?」

という問いに関しては、

「採用活動にお金がかかっているから、既存社員にまで研修なんてやる余裕がないよ」

と返ってきます・・・。

皆さん、どう思われますか?それではうまくいくはずがないと思いませんか?
両者とも共通しているのは「採用」がゴールになっているということです。せっかく、多大な採用予算と時間を使って行っている採用活動が、これだと実に残念です。だったら新卒採用はやらないほうが学生のためにも、会社のためにも良いと思います。

この話は以前お伝えした「社長の覚悟」にも繋がります。
「社長の覚悟(本気)」とは、社長自ら「新卒採用の意義をしっかりと幹部(出来れば全社員)に伝え、共有し、全社員が協力的な意識を持つような環境を作ること」です。これができていないから、担当者は上記の質問に答えられない。

ここで改めて新卒採用を行う目的を再確認してみたいと思います。会社にとって新卒採用を行う目的は「採用人数」ではありません。「会社の成長」のためです。だからこそ「成功」という視点で考えると、「結果、何人採用できたか」が成否の判断基準ではなく、「採用した人間が、会社に入って何年でどのような活躍、貢献を行っているのか」が判断基準とならなければいけません。
この考え方はとても重要で、新卒採用を始めようと決断した社長は、意識をしていなかったとしても、入社後の活躍を目的としているはずです。しかしこれが人事担当者におりてくるにしたがって、入社後の活躍より、目先のわかりやすさである目標採用人数を達成することが目的化しやすくなってしまうのです。

この概念で考えると、新卒採用活動とは、次のような流れ全体がとても重要になってきます。

採用後の活躍を考えた場合には、大事なのは「採用前」に目的を明確にすることと、「採用後」の教育であるということが言えます。

―続きは後編で!

 

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