こんにちは、とみおかです。

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それでは本編をどうぞ~

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メンタルヘルス 前編

自殺者数が年間3万人超という状態が続いています。
その主な原因といわれているのがうつ病です。

最近では、身近な人が発症していたり、うつを題材に映画化もされるなど認知度は高まっているものの、改善方法に関して理解している人は少ない状況です。

近年、企業を取り巻く環境は大きく変わり、仕事に関して強い不安やストレスを感じている労働者は6割を超えるとも言われています。
そのストレスからうつ病になってしまう人も増え続けており、身近な人がうつ病になったという話を耳にすることもあるのではないでしょうか。

最近では30~40代の働き盛りの人がうつ病になるケースが増えてきています。

この世代は課長などの役職につき、ノルマや責任も重くなり、部下も指導しなければいけないという立場の人が多く、どうしても負荷がかかってくるのです。

30~40代という年齢は、まだ元気ですので、少しぐらいストレスがたまっても「頑張れば何とかなる」と思ってしまいます。

しかし、うつ病を軽視し、ストレスが限界点に達すると、うつ病は急に発症してしまうこともあるのです。

また、パチンコ業界の場合は、就業時間が不規則で生活のリズムが崩れてしまいがちであるため、気付かないうちに、ストレスが溜まっている可能性があります。

最近疲れやすく、何をするにもやる気が出ない、という人はいませんか?
遅刻が多く、出勤してきてもなんだかぼんやりしている同僚はいませんか?

うつ病は、あなたの身近な人や、あなた自身にも発症する可能性がある、身近な病気なのです。

また、個人だけではなく、会社側の対応も非常に重要になってきます。

うつ病を発症させ、どうにか仕事をやりくりして、なんとか長期休暇を取ったが、休暇明けに上司から「これだけ休んだんだから、これからはしっかりやれよ」と言われてしまう。
これでは再びストレスに陥ります。

「産業医」などにヘルスケアを依頼するなど、それなりの対応をしている企業もありますが、その数はまだ少ないのが現状です。
職場におけるメンタルヘルス対策は企業にとって非常に重要な課題であり、個人でも、うつに関する理解を深めておくことは必要であると言えるでしょう。

そこで今回は、①うつの基礎知識、②うつ患者との関わり方についてご紹介します。

【図1】

図1の厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、1996年には43.3万人だったうつ病総患者は1999年は44.1万人とほぼ横ばいでしたが、その後増加を続け、2008年 には104.1万人と9年間で2.4倍に増加しています。

まだ2011年の患者数は公表されていませんが、恐らく増えているといわれています。

さらに、これらの数字は「気分障害」(うつ病、躁うつ病、気分変調症等)の総患者数であり、医療機関にかかっていない患者は含まれないので、それらの人も含めると倍近い患者数になるのではないだろうかともいわれています。

1.「うつ病」とは

「うつ病」は、興味や意欲の喪失を生じたり、抑うつ気分により非常に苦しい思いをするなど、生活に支障が生じ、治療の対象となった場合「うつ病」という表現が使われます。

うつ病かどうかを判断するときに最もよく使われるのが、下記のアメリカ精神医学協会が発表している「国際疾病分類ICD-10」のうつ病診断基準です。

 国際疾病分類(ICD-10)によるうつ病の診断基準

<主症状>
3つのうち2つ以上が2週間以上続いていたら、危険信号である。
<その他の症状>
7つの症状のうち2つ以上が2週間以上続く場合は、「うつ病」になっていると考えてよい。

『「うつ」は、ゆっくり治せばいい!』(小野一之/すばる舎)より

「うつ病」の中でも、ここ最近20~30歳代で増加してきているのが「軽症うつ」と呼ばれるものです。

20~30歳代の人で、ほぼ6人に1人がこの「軽症うつ」と診断されています。

6人に1人といえば、皆さんの職場の同僚や友人の中に1人くらいはいるほどの割合といってもよいでしょう。

「心の健康を“崩されている”可能性が高い」と判定された人の割合が、20~30歳代で 16%に上ったのです。

2. 若い世代で広がる「軽症うつ」

何もできないぐらい落ち込むのではなく、比較的症状が軽く、日常生活は何とか送れるうつ病を、「軽症うつ」と呼ぶことがあり、最近ではかなり定着してきました。

軽症だから仕事もできるが、自分で思っているほど結果が出ない。
倦怠感は常にあるので、つい休みたくなる。
だから「自分は怠けているだけではないか」と自分を責めてしまう状態です。
周りも「あの人は仕事をサボっているんじゃないか」と思いがちです。

しかしそうではないのです。

うつ病には日内変動があり、患者全員ではありませんが、一般的に朝がダメになってしまいます。原因としては、睡眠の質の悪さにあるといわれています。

ですので、遅刻や欠勤が増えてきたら要注意です。

何とか出勤できたとしても、午前中は仕事に身が入らないため、ミスも多くなってしまいがちです。
しかし、午後になると元気になり、夕方以降はテキパキ仕事を行うことが出来るケースが多いのです。

こういった点から、周りに「うつ病ではなく怠けているだけなのでは?」と誤解を生んでしまいます。

軽症うつは、軽症だから完全な休養もとれない。また、「大うつ病」になったときは抗うつ薬も非常に効くが、「軽いうつが長引く」程度だとなかなか効かない。

こういった要因から薬の副作用も加わり、長引いてしまうケースが多いようです。

症状を軽くするには、ある程度の投薬も必要だが、それと同時に、ストレスに対する抵抗力を強くするための生活習慣病改善、考え方の改善を行っていかなければなりません。

―続きは後編で!

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