株式会社つばめエイジェンシー、中原慶太常務 TOPから学ぶ前編
つばめの屋号で宮城県、福島県、栃木県で5店舗を運営する株式会社つばめエイジェンシーの中原慶太常務のトップインタビューです。前編ではご自身のキャリアについてお伺いしました。
まずは御社の創業と、中原常務の経歴を教えてください。
当社の創業は1982年で、今年で38年となります。 私は大学卒業後、最初に大手パチンコメーカーに就職し、約4年働きました。その後、社長の紹介で同業他社の法人で2年働き、家業であるつばめエイジェンシーに入社しました。
今は入社して何年目ですが?
2016年に入社したので、今年で5年目ですね。
入社後はどのようなポジションに就いたのですか?
まずは副店長として入社して、その後店長に昇格しました。
当時は社長から、戻ってきてほしいという要望があったのですか?
いえ、大学に入るか入らないかの時には、長男ですし、ゆくゆくは家業を継ぐことになるだろうと思っていましたので、戻ることは決めていました。むしろ自分からいつ戻るか?という感じで、30歳手前になったので、そろそろかなと思っていました。
家業を継ぐことに抵抗はありませんでしたか?
ありませんでしたね。私の場合、小さい頃から家のすぐ横にパチンコ店がありましたので、ずっとパチンコ店があることが普通でした。自然と身近な物になっていたのだと思います。
店長を経て、常務に就任されたのはいつですか?
2019年12月です。本社を宮城県に移転したことを機に、常務に就任しました。
中原慶太/株式会社つばめエイジェンシー 常務取締役。大学を卒業後、大手パチンコメーカーやパチンコ店での現場経験を経て2016年に家業である株式会社つばめエイジェンシーに入社。2019年12月に常務取締役に就任。
常務に就任して意識は変わりましたか?
仕事内容そのものに変化があったわけではないので、特に意識もそこまで変わったという感じはしないですね。私は単純に肩書が変わったという認識ですが、周りの人間がどう思っているかはわからないですが。
現場での仕事と本部での仕事の比重も変わっていないのですか?
比重は変わりました。それまではお店を見て、本部で経営も見てという仕事が8:2くらいでしたが、今は5:5といった状態です。
所謂、二代目としてつばめエイジェンシーに入社されましたが、やりずらさというのは感じましたか?
私個人として感じていませんでしたが、どちらかと言うと周りの人間がやりずらさを感じていたかもしれません。社長の息子なわけですから。当時の店長の平均年齢よりも少し若かったので、それも気を遣う要因ではあったかもしれませんね。
つばめエイジェンシーに入社する前にパチンコメーカーや、他のパチンコ企業での仕事を経験したことで戻った時に感じたことはりましたか?
福利厚生の部分でも、サービスの質においても、いわゆる「古さ」というのは感じませんでした。ただ、もっとこうしたいというところはたくさんあります。
それはどんなことですか?
まずは、社内の人事評価制度の見直しをしたいですね。どうやってステップアップしていけば良いか、どこをどれだけ評価されたら昇格できるかという基準も今以上に明確にしていきたいです。自分がスタッフの立場だったら、そこは仕事をする上で重要だし、不明瞭だと困惑すると思っています。
既に見直しを着手されていらっしゃるのでしょうか?
やはり人がいないと何事も進まないので、まずは優秀な人財の採用を優先的に行っているところです。一人で出来ることは限られているので、チームとして取り組んで、整えていきたいと思っています。
まずは採用活動を積極的に行っていくのですね。
アルバイト、新卒、中途採用全て積極的に行っていきます。既存社員は弊社しか知らない人が多いので、新しい風を入れることで学ぶことも多いのではないかと思います
中途採用は常務がご担当されていますが、新卒採用にも携わっているのですか?
まずは現場がジャッジして、最終的に私の意見を仰ぐという流れです。採用担当者が頑張ってくれており、今年も高卒を含めて7名の新卒社員が入社してくれました。
後編へ続く