福日観光株式会社、島田大樹店長代理 店長インタビュー
本日は宜しくお願いします。はじめに福日観光様へ入社した経緯を教えて下さい!
入社する前はスポーツインストラクターやオリエンタルランドで働いていましたが、年齢や学歴、勤続年数で評価される環境にすごく抵抗を感じていました。
友人が今の会社で働いていましたが、自分の稼ぐ給与との大きな違いを感じ、どんな仕事をしているのか興味を持ちパチンコのことは何もわからない中アルバイトとして入社(潜入調査Wワーク)しました。
入社初日が尾久店のグランドオープンと大変な初出勤でした。オリエンタルランドで働いていたというプライドもありましたが。初日から直ぐに戦力と見られる環境や当時の教育体制にすごくストレスを感じ、これから入社するスタッフに同じ経験をさせないためには出世するしかないと強く思いました。今振り返ると大手ホールよりも色々なことにチャレンジさせてもらえる会社に入社できたのは大変幸せなことだと思っています。
入社してからどのようにキャリアアップされましたか?
右も左も分からない状態からアルバイト入社し、当時会社では、富士宮で行われる管理者養成学校を卒業することが主任に上がる条件等がありました。研修に参加して戻ってくると直ぐに横須賀のオープンに参加することとなり、蒲田Aタイプ専門店グランドオープン立上げ(広告代理店、メーカー様等炎上したやつですw)を経て基幹店サンパレス大杉店。様々な経験を積ませて頂き現在の役職を頂くことになりました。今までやりたいようにやらせてもらい、守ってくれる上司やついて来てくれる仲間にも恵まれことには大変感謝しております。
島田大樹/福日観光株式会社 店長代理兼営業企画推進担当。入社して今年で10年目。過去にはスポーツインストラクターやオリエンタルランドへの勤務経歴がある。休みの日には様々な世代の人と各地でオフ会を楽しんだり気になる遊技場全国各地へ遊技にいったり超行動派。イケメン。
福日観光のお客様へ楽しんでもらいたい取り組み事例
1 手作りスロット第一弾「アクロス島製作」
最初に自分たちでスロット島を作ろうと思ったのは、スロットが好き過ぎで自宅にスロットスペースを作ったことがきっかけでした。自分の店舗は自分が打ちに行きたい遊技場を作る!という考えを最優先に考えているので、市場のメイン機種はもちろん揃えますが、レア台も多く揃えているというのが理想形です。
ただ新台を順に導入していくとどうしても古い機械、本当は面白いのに店舗やメーカーのプロモーション不足により稼働が良くない機種から撤去対象リストに入るため、それを阻止するために増設しかないという発想に至りました。もちろん業者に頼むと綺麗で効率は良いですが、どうしても費用が掛かり最終的にエンドユーザーに負担をかけてしまうのは嫌でしたので、自分たちの手で作ることにしました。自分たちで作ると費用を抑えられ(約1/5の費用)、何よりお客様とのコミュニケーションにもつながっていますね。
2 手作りスロット第2段「お座敷スロット」
今回、「熊酒場2丁目店」という機種の案内を受け、せっかくならこの機種は酒場で遊技してみたいなと感じました。翌日階段下に酒場風の空間をまた手作りで作ろうと無茶ぶり企画提案しました。そんなことをすぐOK出してくれる上司やオーナーに感謝の気持ちしかありません(笑)
もちろん部材を自分たちで購入して作りましたが、実は製作段階で私は横須賀に異動することになってしまい第二弾は一切携わっておりません。企画だけして周りの仲間にお願いする事になってしまいましたが、予想以上のものが出来上がり人の力の大事さを離れて再認識出来たと同時にみんなの成長を感じられてとても嬉しかったです。
3 アメリカ大陸横断
挑戦する環境を作るためにはしっかりとした福利厚生が必要だと思いますが、この点を会社は早くから整備してくれていたと思います。何でもチャレンジさせてもらえる会社なのに、どうせ却下される。無理だよ。と様々な事が社内で口も開かず自分の気持ちにふたをしてしまう若者が多い時期があり、そんなネガティブ思考な社内イメージを壊すべく、店舗でニコ生放送に取り組んでいました。
生放送を利用し海外にスロットは持ち込めるのか?遊技出来るのか?ダチョウの前で獣王打ったら…。超高温サウナで…。とあるビルの屋上で…。マカオ路上実践等、生放送を利用しながら様々な誰得チャレンジをしながら系列店仲間にはそんな事許されるのだ…面白そう(笑)と感じてもらいたかったのと自分が誰よりも楽しんでいれば視聴者も一緒に楽しんで頂けると自信もありました。
車で大陸横断には日数がかかりますが、入社して10日以上の連休を取らせてもらったのは恐らく自分が初めてだと思いますし、他のメンバーにも仕事は楽しんでやるのだと背中で語れたかなと思っています。
すごいバイタリティーをお持ちですが、お休みの日はどんなことをしていますか?
目的地を決めずにとり合えず車に乗って走りながら何するか決めています。パチンコ店は色々な属性の人が集まるところなので、すべてのスタッフとコミュニケーションを図るには自分の情報量を増やさなくてはなりません。
そのために幅広い世代の人たちと交流を広め情報収集する為に、コンペ、オフ会、飲み会、鑑賞会、婚活(笑)様々な会に参加させて頂いております。
先日はSNSで仲良くなった北海道のパチンコ店の店長の店舗に急に遊びに行きましたし、三重県が元旦に行うオールナイト営業にも有給を取って42時間の自腹実践生放送も行い約28,000G一人無睡で最高に楽しんできました。負け額は…秘密(笑)社内で年末年始に有給連休を取ったのも私が始めてじゃないですかね?(汗)
今後の自身の目標を教えて下さい!
経営学を学びながら自信が成長できる会社作りを目指していきたいですね。専門門学校は授業料払って学ぶ、当社は学べてお給与頂ける。自分がそんな感じでしたのでもっと多くの社員に同じ経験を味わってほしいです。今以上に福利厚生や給与面、勤務時間も充実した「日本一楽しい会社」にします。中小だから出来るチャレンジは惜しまず続けていくことです。
会社の目指すところも売上や利益だけでなく「日本一、人が成長する会社」です。頭や体を使って、お客様にどのように楽しんでもらえるかを考えるのが我々の仕事であり今社内では常に活発な提案が行われていますが、自社の社員は今他業種へ行っても必ず成功する人達が多いのではと感じております。風営法に縛られているのがもったいないです。
最後に役職者のみなさんに向けたメッセージをお願いします。
誰よりも自分が一番楽しむことですね。そして馬鹿になってほしいです(笑)。自分にふたをせずに上がっていってほしいと思います。そうやって自分は早いペースで店長まで昇進することができました。昔ながらの考えは勿論大事ですが、市場がそこまで潤ってないからこそ温故知新が大事です。時代は変わっているのに昔ばかり押し付けられ昔の働き方をいつまでしていても何も変わりません。
ふたを開けて発言しても死にはしないですよ(笑)。切られたらそこまでか、と思って様々な現場で取り組んできました。若い現場役職者の皆さんは、失敗しても何度でもチャレンジができますし。ただ自分が大好きな事1つだけでもいいので譲らない。蓋をしない。それを、回りの仲間と1つずつ積み重ねていけば面白い物語(店舗)が出来るでしょうし、その行動がこの業界を明るくしていくと信じています。
貴重なお話ありがとうございました!!
まさお取材MEMO
色々なことにチャレンジして、色々な人と交流を図ることが自分自身の成長につながることがお話からすごく伝わりました。自分が楽しむことが結果、お客様の楽しさにつながっていくことを再認識することができました。
まさお。