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有限会社美都、白河仁専務 TOPから学ぶ後編

東京都江戸川区でパーラーコア21、ロックファイブの屋号で2店舗を運営する有限会社美都の白河仁専務取締役のインタビューです。後編では前回のTOPインタビューから現在までの6年間について、採用についての思いをお聞きしました。

(前編はこちら 有限会社美都、白河仁専務取締役 TOPから学ぶ前編)

前回インタビューをさせて頂いてから6年たちましたが、6年前と変わったことはなんでしょうか?

この6年はパチンコ業界がどんどん変わってきて、この業界で生き残っていくにはどうすれば良いのか?ということを考え抜きました。結果としては、内部をしっかりと構築していくしかないという結論に達しました。

外的要因に負けないように、今持っているものでどれだけできるかという、相違工夫が大切だと思っています。この店のためにどうすれば良いのかと必死に考えた6年でした。

その中で、上手くいった施策はどのようなことでしたか?

上手くいった施策はほとんどありませんでした(笑)

でも、その中で面白かった気づきは、若い世代の子にバリバリ働いてもらわないとダメなんだなと感じたことですね。社会がどんどん変わっていく中で、やっぱりそれを武器にしないと勝てないと思ったのです。若い人は呑み込みが早くて、SNSの発信や動画なんかは若いスタッフが主導でやってくれています。

若者のパワーはすごいですね!

特にロックファイブ小岩店は、もう若いスタッフにお任せの状態で、彼らは行動に移すのが早くフットワークが軽いので非常に見ていて気持ちが良いです。百打てば当たるという考えでどんどんやってくれている。そこでチャレンジしたことを踏まえてパーラーコアの店舗に上手くいったことは取り入れている感じですね。

それでは、6年間で最も苦労したことはなんですか?

やっぱり人員確保で苦労しました。そのため、舞台装置を広げることができない状態で、良いテナントを探してはいますが、なかなか見つかるものではないという点も悩みどころです。そのせいで上が詰まってしまって、このままでは上の役職を目指せないとやめてしまったスタッフが居たのも事実です。それに、パチンコ業界に対する不安があって辞めてしまう子たちもいて、それも難しい問題でした。

ポストが空かないという理由で退職してしまう社員がいるのは心苦しいですね。アルバイトから社員になる方はいるのですか

最近アルバイトから社員になってくれるスタッフが一人いました。それがものすごく嬉しかったですね。昔はアルバイトから社員になってくれる方もいたのですが、最近は隙間時間でアルバイトをするという人が多くなってきて、社員登用というところまで話が進まないので、頭が痛いです。

2店舗目をオープンするときはどのような経緯があったのですか?

お付き合いのある業者の方から空き店舗情報をもらって、おそらく一番に声をかけてくれたのではないかと思います。その時は、これも縁だと感じてオープンを決めました。

数人のスタッフに新店に移ってもらってオープンさせましたが、実はロックファイブ小岩店には多くを望んでいなかったんです。従業員養成基地にしようと部長と話していましたから。自律や教育のためのお店という意味で活用しようと思って作った店舗なので、そうじゃないお店をもう一店舗、オープンさせたいとずっと思っています。でも、良いところがあってもだいたいドラッグストアに負けてしまうのですが(笑)

店舗展開はどんどんしていきたいのですね。

そういう気持ちはありますが、一方で東京という土地柄もあって、地元にしっかり足をつけて、存在感を残して、地道にやっていきたいという意識も強いです。昔から派手にやる必要はないというのが社長や私たちの一貫した考え方ですね。

お客様を獲得していくために心掛けていることはなんでしょうか。

お客様としっかりお話をするというのは、現場のスタッフが一番に心掛けていることです。あとは、毎月お客様に感謝の手紙を送っていますね。DMよりも伝わる気がしますし、実際に「手紙見たよ」と言ってきてくれる方もいます。常にお客様への感謝を伝えるにはどうすれば良いか?ということを意識して仕事をしています。

最近はDMやメルマガが多いので、お客様も手紙をもらうと嬉しい気持ちになりますよね。

そうですね、古典的かもしれませんが、比較的に年配のお客様が多いので喜んで頂けているのかもしれません。あとは若年層にもお店に来てもらえるようにアンテナを張って、新しいものをどんどん取り入れて、いち早く興味を持ってもらえる広告の打ち出し方を必死に考えていかなきゃならないと思っています。

今回、御社の中途採用をパック・エックスがお手伝いさせていただくことになりましたが、改めて御社が採用したいと思う人について教えて頂けますでしょうか

とにかく素直で気持ちの良い人であれば歓迎します。あとは健康で元気で明るい人ですね。問題提起をされたらそれを素直に聞き入れて、自分なりに分析して店舗に合ったやり方、お客様にあったやり方を導き出せる人が来て頂けたら良いなと思います。

会社の考えを汲んだ上で、こんなことがやりたいですと自ら発信できる人ですね。

そうです。積極的にチャレンジできる環境を用意したいと思っているので、自分をアピールできて、自分の行動に責任をもって実践してくれる人が当社には必要だと思います。

今あるものの中で自分の知識をプラスしながら現場で発揮できる人がいれば非常に助かります。

美都で働く社員に対しての思いを改めてお伺いさせてください。

現在、会社を支えてくれている社員の方々には本当に感謝しています。これからも一緒に頑張っていきましょう。それぞれが任された仕事に真摯に取り組んで、自分の幸せのために頑張ってほしいと思います。

6年前にお伺いしたことですが、今でも年に2回、社員の方々と食事に行っているのですか?

それは継続しています。年に2回、年末か年始、8月前後にみんなで食事に行きます。2次会もあるのですが、それにも参加して下さいと連れていかれます(笑)

現場のスタッフ同士でもコミュニケーションをしっかり取ってくれているようで、それが非常に嬉しいですね。

最後に、これから入社してくれる人へメッセージをお願いします。

チャレンジ精神をもって、当社の風土やお客様に対する気持ち、仕事に対する姿勢を理解して、それに自分の能力を合わせることで力を発揮してほしいと思っています。力を合わせて一緒に頑張っていきましょう。

本日はありがとうございました。

-インタビューを終えて

再登場という形で今回インタビューをさせて頂きましたが、社員・アルバイトの方がチャレンジできる環境を整え、お客様にとって魅力ある店舗作りを行っていると感じました。小岩のスロット専門店も特徴的な店舗になっており、上記の風土が顕著に表れていますので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

私自身も今回のインタビューを通じて、多くの学びを得る事ができました。ありがとうございました!(インタビュアー須永)