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vol113 株式会社GROWTH 権田真慶社長 後編

権田社長後編 今週のパック・エックス通信は、株式会社GROWTHの権田真慶社長です。 後編では、新卒採用について、今後の目標についてお伺いしました。 ―御社では、社員さんからの意見を積極的に取り入れる社風とのことですが、権田社長が何か印象に残っていることはありますか? 当社は社名変更して現在の株式会社GROWTHになったのですが、この社名は社員からの応募で決めました。 うちの会社の魅力ってなんだろう、というところからスタートし、成長できる環境なんじゃないかということで、成長という意味のGROWTHになったんです。 ロゴの最後のthには、「プラスヒューマン=人として成長できる」という意味を込めています。 GROWTH ―新卒採用にも力を入れられているそうですが、いつ頃から始められたのでしょうか? 本格的に始めたのは4年程前からです。 新卒採用も、社員の方から『いい人材を採用する自信があります、やりましょう!』と言ってくれて、始めることになりました。 新卒採用に特化した部署はなく、毎回希望者を募って採用チームを編成していますが、責任者は新卒採用を始めたいと意見を出してくれた社員に任せています。 ―採用活動には社長も関わっていらっしゃるのですか? 会社説明会と最終面接には出ています。 やはりまだまだ当社は学生からの知名度は高くないですし、社長自ら出ていかないと採用できないと考えています。 ですが、社員たちの学生への対応を見ていると感心するときがあります。 とても熱く、夢を語ってくれているんですね。一人の学生に対してトータルで何時間も面接を行うこともありますし、通常の業務を行いながらも非常に力を入れて取り組んでくれています。 ―御社に入社される方は、どのようなところに御社の魅力を感じられることが多いですか? なぜうちの会社を選んだのか聞くと、多くは社風やリクルーターの人柄に惹かれたと言ってくれます。 パチンコホールなので、最初は不安を持っている学生も多いです。社員たちが丁寧に話をしてくれているので、「ここなら安心できると思った」、「教育制度が整っていて成長できると感じた」と言われることが多いです。 ―新卒採用を本格的に始められてから、会社に変化はありましたか? 新入社員が毎年10名程入ってくるようになって、会社の雰囲気が随分変わりましたね。 やはり他の会社を知らない分、会社の文化へのなじみも早いです。会社の方向性を理解し、共感した上で行動してくれるので、社内の変化が早いです。 これからの会社の成長のスピードは早いのではないかと思います。 ―どのような方を採用したいと考えていらっしゃいますか? 素直な人です。素直な人は成長が早いからです。 よく、「どうしたら成長できるか」と悩んでいる人がいるのですが、まずは目の前の仕事に一生懸命向き合えばいいと思うんです。 素直な人はそう伝えると、一生懸命やります。ですが、素直でない人はあれこれ考えてしまい、結局行動が遅くなり、成長のスピードも遅くなります。 ―では、今後どんな会社にしていきたいとお考えですか? 「いい会社」にしたいです。 会社の規模でいえば、売上1000億円になること。やはり小さいよりは大きい会社の方が潰れるリスクが少ないです。 社風としては、社員が成長できる環境があり、責任ある仕事を任され、いきいきと働ける会社です。責任ある仕事を任された方が、大変なことはあっても、やりがいがあるし楽しいと思うんです。仕事を通じて社員が人として成長できる会社にしていてきたいです。 それから社員から社長を誕生させることも目標です。 私の父は、一番信用できる人物に次期社長を任せたいと考え、私を任命しました。肉親なら信用できる、ということです。 私は、経営能力がある人物に、次期社長を任せたいと考えています。 実際に、現在グループ会社の株式会社ロイヤルの代表を務めている藤川は、アルバイトとして入社してきた人物です。 経営能力というのは、マネジメント、知識などのスキル面も重要ですが、人としての魅力というのが重要なのではないかと思います。 ビジネスは、結局は人と人です。一緒に仕事をしたいと思ってもらえるかどうか、この人のためならがんばろうと思ってもらえるかどうか。 藤川を選んだのも、人としての魅力を感じたからです。 彼につづくような人材を今後もどんどん輩出していきたいですね。 ―ありがとうございました!