
今回はでるでるラッキーグループの金克彦常務に登場いただきました。
大学時代にパチンコ店でアルバイトしたことから、仕事としてのパチンコに魅力を感じたという金常務。
3年前には企業理念「しあわせなひとときを」を策定されました。
前編ではでるでるラッキーグループ入社前までのお話ついて伺いました。

金克彦氏
でるでるラッキーグループ
常務取締役
大学を卒業後、大手パチンコホール企業に新卒入社する。2年後にでるでるラッキーグループに入社し、常務取締役に就任。現在に至る。
―本日はよろしくお願い致します。まずはこれまでの経緯についてお伺いしたいと思いますが、いつ頃から実家を継ごうという意識をされていたのでしょうか。
継ぐという意識はなかったですが、パチンコホールの仕事におもしろさを感じたのは、学生時代のアルバイトでの経験が大きいです。
たまたま大学の近くのパチンコ屋さんがアルバイトを募集していて、もともとパチンコやスロットが好きでしたし、実家もパチンコ屋だからという理由で働き始めました。
そこで働くうち、パチンコって仕事として面白いな、働いていて楽しいな、と思ったんです。
―どういったことが楽しかったのでしょうか。
接客ですね。
お客様一人ひとりの性格や、その時々の状況によって、その都度ベターな対応を自分で考えて、行動するということが楽しかったんです。
アルバイトとは言っても、ただ指示されたことをこなすのではなく、自分で考えながら行うことができるということに喜びを感じていました。その環境が、私には合っていたんだと思います。
―アルバイトにも仕事を任せてくれるお店だったのでしょうか。
そうですね、私が働いていた店舗は、アルバイトが主体となって営業をしていたので、かなり権限を委譲していただいていました。
教育、現金管理に関すること以外は携わらせてもらい、とてもいい経験をさせていただきました。
私は相当せっかちな性格でして、指示を待って行動に移すよりは、何でも先のことを考えて自分から動きたいタイプなんです。
例えばお客様が立たれたら、次のお客様が早く座れるように灰皿の交換をすぐに行う。閉店作業がスムーズに終わるように営業中からお客様の迷惑にならない部分を空いた時間をみつけて進める。お客様の数と、メンバーをみて、この時間に休憩を回した方がいいなと考えながら動く。そういったことをさせてもらっていました。
―大学卒業後は新卒で大手のパチンコホール企業に就職されたということですが、その時のことを教えていただけますか。
大学卒業後の進路を決める際に、やはり実家がパチンコ店を営んでいるということもあったので、この道に進もうと思いました。
他社に新卒で入社し、そこでホール業務をしていました。
同期は大勢いたのですが、私は大学時代にアルバイト経験があったため、入社当初より期待されていました。
私もその期待に応えようとがむしゃらに、一生懸命に働きました。
日々一生懸命に仕事をすることによって、お店やお客様のためになり、結果的には自分のためになるのではないかなという思いで仕事をしていましたね。
最初の店舗で半年勤務した頃、別の地域に新店舗がオープンすることが決まりまして、そこに行ってみないかというお話を頂きました。
―グランドオープンの時に印象に残っていることは何ですか。
グランドオープン初日、カウントダウンをしてオープンをしたのですが、その時のことは大変良く覚えています。
何の事故もなく無事にこの日を迎えることができたという安心感が強かったですね。
グランドオープンは、もちろんゴールではなくてスタートなわけですが、それでもやはり、一つの区切りだとは思うんですね。
機械の故障もなく、近隣住民の方とのトラブルもなく、天災にも見舞われることなくオープンすることができたということは、本当に良かったと思います。
―そちらの店舗ではどのくらい働かれていたのでしょうか。
1年半ですね。
新店は最初からうまくいったわけではなく、徐々によくなっていき、オープンから1年たったころに軌道に乗り始めたんです。私も徐々に任せてもらえる仕事も増えていった時期だったので、正直、もっと長く居たかったです。
けれど、将来的には実家を継ぐということはその時にはもう決めており、あとはタイミングだけだなと考えていたところに父から戻ってこないかと話がありました。それで今がそのタイミングなのだなと思い、退職することにしました。
2年間という短い期間でしたが、特に入社半年でグランドオープンを経験させて頂いたのは大変貴重な経験になりました。その店舗には全国から精鋭が集められていたので、先輩方にたくさんのことを教えていただきましたし、当時の店長にもとてもよくしていただいていたと思います。
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