パックエックス通信

vol95 株式会社タツミコーポレーション 木下成哲社長 後編

タツミ様後編

本日は株式会社タツミコーポレーション 木下成哲社長に登場いただきました。
後編では店長さんたちに求めること、今後のビジョンについてなどを伺いました。

―社長として特に気をつけていらっしゃることはなんですか?

イエス・ノーをはっきりすることです。
社長という立場上、よくないと思うことは、たとえ反感を買ったとしても言わなければいけないと考えています。
最近では店長会議の際に「お前たちには任せられない」と言ったことがありました。
私が求めているレベルにはまだまだ達していないんだということをはっきりさせたかったからです。

また、社長というものは、最後は人脈が要になる職業です。
社内外問わず、たくさんの方に助けて頂くことも多いです。ですから、人とのつながりはとても大切にしています。
これからさらに勉強し、たくさんの方々から学ばせて頂き、経営者として成長していきたいと思います。

―店長さんたちにはどのようなことを求めていらっしゃいますか?

自分が店舗の経営者であるという意識を持ってほしいと思っています。

これまでの弊社は、稼働が下がれば何千万円もかけて改装をしたり、大規模な入れ替えをして成長してきました。しかし、これからの時代はそれだけでは難しいです。

遊技台での差別化はほとんどできません。それ以外の部分でどう個性を出すかで集客に差が出てきます。
その個性を出すためには、やはり店長が、「自分が店舗の経営者なんだ」という自覚を持ち、いかにおもしろいお店にしていくか考えていかなければいけないと思っています。
経費を使う時も、自分の財布からお金を出すと思って、適正な使い方かどうかを判断してほしいと思っています。

それから、店長という役職に驕らないこと。
店長になると勘違いしてしまう人もいるのですが、周囲はあくまでタツミコーポレーションのブランドに頭を下げているのです。
もし会社を辞めたら、一体何人が変わらず慕ってくれるのか。ここで築いた人脈は、自分自身の人脈であるということを考えて行動して欲しいですね。

ですから、例えば年上の人に敬意を払わないなど、常識のない行動をする店長にははっきりと指摘しますし、それでもなおらなかった場合は辞めてもらいます。
それ程、常識を持つということは重視しています。

店長たちの教育は私にとってこれから重要な仕事のひとつだと考えています。

―店長さんに対して、高いレベルを求めていらっしゃると思いますが、木下社長のお考えに社内の方の反応はいかがでしょうか?

反発ももちろんあると思います。
ただ、方向性の違いは直接話をすることで解決できるようにしています。

私が常務だったときの話ですが、会議で「『常務に気に入られなかったら出世できない』と言っている人がいるが、それは本当か」と聞かれたことがありました。
そのとき私は「もちろんそうだ」と答えました。

ただし気に入るかどうかは、人としての好き嫌いではありません。仕事への取り組み方です。
例えば現場に行ったときに、大きな声で、汗水流して頑張っているメンバーがいたら、注目しますし、名前も覚えます。そんな人と一緒に働きたいと思うのは当然のことです。
経営者として、頑張ってもいない人を出世させることはできません。

メンバーの言いたいことはもちろん聞きますが、私も言いたいことははっきり言う。そうすることで、お互いの意識の共有を図っています。

―仕事をつらいと感じることはありますか?

もちろん仕事ですから、つらくなることもあります。
ですが、私は社長というものは皆のパワースポットであるべきだと考えています。
会社では負のオーラを出さない、負のオーラを出す人とは付き合うなと後輩にも指導しています。
人は、自分にプラスになる人間とつながったらもっと大きなプラスを生み出します。
そのプラスを連鎖させ、より大きなプラスを生み出したい。そのために私がまず明るくなければ、会社全体が暗くなりかねません。

―今後のビジョンを伺えますか?

頑張っているメンバーたちに夢は叶うということを教えられるような会社にしたいです。
2020年目標という私たちが掲げる大きな目標があるのですが、まずはそれを必ず達成したいと思っています。
現在5年計画という、5年間で店長を育成するプロジェクトに取り組んでおり、4月でちょうど5年目になります。まずはその結果を見て、これまで行ってきた「人財」育成の成果はどうだったのか、2020年に向けてどのように進めていくべきかを判断していきたいと思います。
また、近畿エリアでの新規出店と、将来的には関東にも進出したいと思っています。

―最後に、メッセージをお願いいたします。

常日頃から、私を見守り、支えてくださっている皆さんに大変感謝しています。

入社当初から私の原動力となっていたのは「誰かのために」という想いでした。
アルバイト時代は店長にとても可愛がっていただき、そのご恩から「店長のために」という想いで頑張ってきました。それがどんどん大きくなり、「会長のために」「会社のために」という想いになりました。

先日、私の社長就任パーティの際に、古くからお付き合いのある業者さんやメンバーの中に、自分のことのように涙を流してくださる方もいらっしゃいました。

私が社長になれたのは、当たり前ですが私一人の力ではありません。
皆さんの理解や協力があってこそだと思っています。
それに感謝しっぱなしでは駄目なので、それを形としてきちんと返していけるような経営者になりたいと考えています。この世は助け合いで、苦しい時に助けてくれる方、苦しい時に自分が助けられる方がどれだけいるかが大切なのだと思います。

―ありがとうございました!

 

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