パックエックス通信

vol115 株式会社アイコー岩本政之社長 前編

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今週のパック・エックス通信は、株式会社アイコーの岩本政之社長です。
お父様がパチンコホールの経営を始められたことをきっかけに、パチンコ業界へ入った岩本社長。最初は不安だったものの、今では「おもしろい!」と感じられているそうです。
前編では、パチンコホールの経営に本格的にかかわるようになった頃までのお話をお聞きしました!

アイコー様プロフィール

岩本政之 氏
株式会社アイコー 代表取締役
飲食業を10年経験した後、不動産業を経て再び飲食業を行う。
2002年に父がパチンコホールの経営を始めたことをきっかけに、パチンコ業界へ。現在は代表取締役として、富山県で「パチンコ&スロット半屋」を経営。年商100億円企業を目指している。

―本日はよろしくお願いいたします。まずはこれまでのご経歴から教えてください。

この業界に入ったのは3年前です。
親が商売をしていたので、これまでずっと一緒に仕事をしてきました。

最初は飲食業で10年、その後は不動産業を行っていました。
ただ、不動産業には仕事としてのおもしろさをあまり感じなかったです。

飲食業は、原価を抑えつつもお客様に満足される質を追求したり、店舗の清掃に力を入れて居心地のいい空間を提供できるようにしたりと、努力をする要素がたくさんあります。
一方で不動産業はというと、いい物件やいい土地を持っていれば買ってくれる人がいる。努力をする必要があまりないというか、やりがいを感じづらかったのです。

それで何かが違うと思うようになり、また飲食業を始めました。
その後、親がパチンコホールを経営することになったので、私もパチンコ業界に入ることになりました。

―お父様がパチンコホールを経営すると聞いてどう思いましたか?

パチンコ屋が失敗したらどうなってしまうのかという不安はありました。
ただ、そのときはまだ飲食をやっていたので、私はそちらの仕事がメインで、パチンコホールの立ち上げは父が行っていました。手伝える機会もあまりなく、うまくいけばいいねと思うくらいでした。

その後も私は飲食を続けたかったのですが、長男ということもあり、父の跡を継ぐことになりました。

―パチンコホールに入られて、最初はどのようなお仕事をされていたのですか?

肩書きとしては部長です。
ただ、それまでパチンコをやったこともなかったですし、部長といっても何をすればいいかわかりませんでした。何をするにも教えてもらうばかりの「ど素人」で、イン枚数って何ですか?という状態です。

ですから、最初はとりあえず店に行って、ずっとパチンコを打っていました。でもずっと負けてばかりで、なんでみんなやるのかと思いました。パチンコ屋の社長としては言ってはいけないセリフですが(笑)。

―本格的に経営に携わり始めたのはいつごろからでしょうか?

自分が経営をしようと考えるようになったのは去年くらいですね。
少し仕事を覚えてきた頃に、私が提案した施策がうまくいかず、赤字を出してしまいました。
父に、「このままじゃ会社が無くなるぞ」と言われ、これじゃまずいと思い、真剣に勉強を始めました。

まずは会社の数字を見れるようになろうと思い、BSの見方を勉強しました。見方がわかってくると、何にどれくらいお金を使っているのかがわかるようになりました。
そこで、入ってくるお金と出ていくお金をみて、削れるところを探して削っていくということを始めました。

とにかく無駄をなくすこと。削るべきか、そうでないかを見極めるのは重要だと思いました。
飲食の時の経験で、人件費を減らそうとして人を減らしたら、ホールに人がいなくてお客様が来なくなってしまった、ということもありました。店舗内に人がいないと、さみしいですから。活気がないとお客様も来ないということですね。

―初めて手ごたえのあった改革というと、どんなことですか?

まずは遊技台の見直しです。中古台をそれまでの倍以上に増やしました。
3か月くらいすると、徐々にお客様の好みがわかってきました。

50代以上の方は中古台でも気にならないようで、パチンコという遊び自体が好きだったり、お店に来ることが好き。
30、40代くらいの方は、新しい台が定期的に入っていないと、飽きてしまって、お店に来てくださらなくなる。

中古台を増やして設定を甘くした方がお客様は喜ぶのではないかと考えていたのですが、全員がそうではないということがわかりました。若い方は特に、新しい台で勝ちたいというニーズがあることに気づきました。

そこでまた計画を見直して、台にかける予算を増やすことにしました。
お客様の声を全て聞いてもだめだということも分かりました。あちらを立てればこちらが立たない。全ての方に満足して頂くのは難しいです。どういった方に来てほしいのか、ある程度ターゲット層を想像して、その方たちに満足してもらえるような特徴のある店舗づくりが重要なんだと思いました。今も日々改善ですね。

-後編へ続く(6/17公開)

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