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vol114 株式会社POWERS 横山裕展社長 後編

POWERS様後編 今回のパック・エックス通信「TOPから学ぶ」は株式会社POWERSの横山社長です。 同社に入社し、その半年後には代表取締役に就任した横山社長。 後編では代表取締役になった当時の周りの反応や、今後についてお話し頂きました。 POWERS様プロフィール プロフィール 横山裕展氏 WIN GROUP 代表 株式会社POWERS 代表取締役社長 米国滞在時大学卒業後、陶芸作家活動を行いながら予備校の講師として勤務。その後パチンコホール企業に入社。 2011年に株式会社POWERSに入社。入社から半年後に代表取締役に抜擢される。現在は東海地区にてパチンコホールを4店舗運営する。 ―現在の会社に入社された当初はどのようなお仕事をされていたのでしょうか? 入社後早速、愛知県の岡崎にある店舗に配属され、私が実質的な店舗責任者となりました。 社内の制度がまだきちんと整理されていなかったので、どの役職はどういった仕事をするというのは明確にはなっていませんでした。店長を任せられる社員がいなかったという状況下、当時の社長が代理で店長になっていたようです。 ―入社から半年後に社長に就任されたそうですが、どのようなきっかけだったのでしょうか? ある日突然、会長に呼び出されたのです。何かまずいことでもしたかなと思いながら本部に向かいました。まさか「社長にならないか」と言われるとは思いもしませんでした。 当時、当社は民事再生法の適用を受けていました。経営状況は回復しつつありましたが、さらに発展していくためには、新たなリーダーが必要だと会長は考えたようです。 そこで、私に声がかかったんですね。 突然のお話だったので、少し考えましたが結局迷わず決断し、その場で返事をしました。断るということは会長に恥をかかせることになるので、退職しないといけないと思いましたし、社長を任せてもらえる程評価されているということですから、断る理由はありませんでした。 ―周りの反応はどうでしたか? もちろん反発はありましたが、私はまったく気にしませんでした。 それならあなたがなれば…という感じです。 選ばれたいなら、自分で努力すればいいだけです。前社長もアルバイトとして入社し、社長になった人物でした。見込みさえあれば誰にでもある話だと思っています。 ―横山社長は、どんな人と一緒に働きたいと思われますか? 先頭に立ってバリバリ仕事をする人が欲しいですね。皆の見本になるような人物です。 それから、仕事や時間の管理ができる人。そういう人はすぐに成長します。 当社ではアルバイトでも仕事ができる人には役職をつけています。正社員になりたいという人は、仕事振りをみて社員登用しています。 採用に関しては、年齢に関係なく、やる気があってしっかりしていれば、採用しています。 ―社員教育についてはどのように考えていらっしゃいますか? 今は昔に比べて、基本的なことができていない人が多いように思います。 そのため、基本的なことから教える必要がありますね。 例えば休みにしても、従業員の権利なので、休めばいいとは思います。 ですがその権利を行使したいのであれば、前提として、働いて目標を達成するという義務を果たすべきだと思うのです。 休むな!と言うつもりは全くないですが、前提をきちんと行ってから休んでくださいということです。 最近は上辺だけで話す人も多いですね、腹を割って話す人は少ないです。 理解したような反応をしますが、本当の意味を理解はしていないのではないか、と感じることもあります。 基本的なことから、根気強く教えていかないといけないなと感じています。 ―会社として大事にしていることはありますか? 方針をはっきりさせることですね。 たとえば店舗を増やすためにお金を使うとか、プロモーションに力を入れたいから芸能人を呼ぶとか、方針を明確にしてから実行することです。 当社の場合は、最小限の資源で最大限の利益が出ることを方針にしています。 そのためにも、リスク管理もしっかり行っていかなければいけないと考えています。 経営をしている以上、様々なリスクが伴います。リスクを予想して管理することは会社を守り、さらに発展させていくためには必ず必要です。 それから、ホスピタリティの部分は今後もっと力を入れてきたいと考えています。 先日ぱちんこ情熱リーグの決勝大会を見に行ったのですが、参加しているどの店舗もとてもよかったです。 従業員があれだけがんばっている姿を見ると、うちも見習わないといけないな、と思います。 やはり接客はお店によって一番差がでるところです。ぱちんこ情熱リーグは、従業員が接客への意識をさらに高めるきっかけになると思います。是非参加してみたいと思いました。 ―今後はどのような会社にしていきたいですか? ドミナントで店舗展開を考えています。 やはり「自宅から近い」や「活動経路の途中にある」、「名前(屋号)を知っている」といった理由で足を運んでくださるお客様は多いです。立地は重要ですね。 それからスロット専門店で日本一になること。それが達成したら今度は「パチンコがあるスロット専門店」をつくってみたいですね。 そして、業界で特に東海地区では誰もが知っている会社に発展させていきたいです。 ―ありがとうございました!