パックエックス通信

vol109 株式会社フォーシーズ 鵜沢孝一社長 後編

バナー後編鵜沢社長

今週のパック・エックス通信「TOPから学ぶ」は、株式会社フォーシーズの鵜沢社長です。新卒でパチンコホール企業に入社し、株式会社アクティベートの代表取締役社長を経て、現在は同グループの株式会社フォーシーズの社長を務められています。
後編では、株式会社アクティベートの社長就任のきっかけなどのお話などをお伺いしました!

―アクティベート様とはどのようなきっかけで出会われたのですか?

営業コンサルティングの会社時代に、アクティベートのオーナーとなる方と出会いました。
アクティベートという会社は、桝屋グループの子会社なのですが、もともとは同じグループ内の別の会社がパチンコホールを経営していました。
まずはそこにコンサルタントとして関わるようになりました。

グループ内で新たに会社を立ち上げるということになり、オーナーから一緒に会社を設立しないかと声をかけて頂きました。
そうして誕生したのが株式会社アクティベートで、私は2008年に役員に就任し、翌年には代表取締役社長に就任しました。

―役員に抜擢されるというのは、滅多にないチャンスかと思いますが、実際になってみてどうでしたか?

正直なところ、燃えつきましたね。
実はずっと役員になるのをためらっていました。というのも、「社長になったら終わりだ」と考えていたからです。

私は新卒でこの業界に入ったときに、いつかは自分の店を持ちたいという夢を漠然と持っていました。
ですが実際に働きだすと現実が見えてきて、実現するのはとても難しいということがわかってきました。
パチンコホールをオープンさせるためには莫大な費用がかかります。自分で起業して店を持とうと思ったら、相当な額の資金調達を行わなければいけません。
パチンコホール企業は世襲のところが多いので、出世して社長になるというチャンスもなかなかないと思っていました。
でも、難しいからこそ、挑戦したいという気持ちにもなりました。

オーナーから「社長にならないか」と声をかけて頂いたことは、とても嬉しかったです。ですが、夢を実現させてしまったらその先どうやって生きていけばいいのかわからないと思ったんです。

―最初は戸惑いの方が大きかったのでしょうか?

そうですね、自分が何をすべきかがよくわからなくなる感覚がありました。
例えば予算を立てるだとか、事業計画を立てるといった仕事は営業部長も行います。社員と役員の違いというか、経営者としての仕事が何なのかがわからなかったのです。

―そういった状況はどのように変えていったのでしょうか?

やはり周りの仲間に助けられました。
特に幹部たちが、私にいろんなことを提案してくれました。例えば経営理念をつくりましょうと提案してくれたのも幹部です。そうやってどんどん新しい課題を与えてくれることで、また新たな夢を持って仕事ができるようになり、自分がすべきことが何なのかが明確になっていきました。

―現在は株式会社フォーシーズの取締役社長になられたとのことですが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

フォーシーズでは、不動産事業などを行っています。桝屋グループ全体の採用にも携わっているので、アクティベートでの仕事も続けています。

―ご多忙かと思うのですが、何が鵜沢社長の原動力になっているのでしょうか?

T社時代のつながりは大きいです。
T社を辞めるときに、みなさん本当に快く送り出して頂きました。今でも交流があるので、会ったときにダメな姿ではなく、がんばっている姿を見てもらいたいんです。
今T社で働いている人に、自分のように「T社を卒業した人が活躍している」というのを知ってもらい、自分たちもがんばろうと思ってもらえるような存在でありたいと思っています。

実は、私はこれまでの人生で後悔することはほとんどないのですが、ひとつだけ後悔していることがあるんです。
それは、かわいがって頂いたT社の社長や専務に、退職するときにきちんと挨拶ができなかったことです。
会社に不満があって辞めるわけではなかったので、どう話していいかがわからなかったのです。その頃は社会の常識もまだよくわかっておらず、直属の上司にだけ挨拶して退職しようと思っていました。
ですが、最後の出勤日に、専務が自ら店に来てくださったんです。
でも、「辞めちゃうんだ、残念だ」とおっしゃったのに対して、「はい」としか返せませんでした。
それが本当に後悔ですね。今も連絡は取らせて頂いているのですが、当時の事はまだ謝罪ができていないんです。きちんと感謝の言葉を伝えたいですね。

―それでは今後、どんな会社にしていきたいと考えていらっしゃいますか?

夢を持てる会社です。
この業界に入ってくる人の中には、いつか自分も社長になりたいと考えている人もいると思います。ですが、徐々に現実が見えてくると諦めてしまう人も少なくありません。
私はとても恵まれていると思います。オーナーと出会ったことで、私は社長になるというチャンスを得ることができました。
やはり社員と役員では、見える世界が違います。多くの人にその違いを体感してほしいと思っています。
今はなかなか夢を持つということが難しくなってきています。というのも、昔よりポストが少なくなってきているからです。
だからこそ、私はポストがある、夢を持てる会社をつくっていきたいんです。

―最後にこの業界の方へメッセージをお願いします!

前を向いていきましょう!ということです。
私はいつも元気よくふるまうようにしています。なぜかという、私が元気がないと、周りにもよくない影響を与えてしまうからです。
これは人だけでなく、社会全体にも言えることだと思います。
何かと暗い話題も多いですが、だからといって後ろ向きになっていても、状況はよくなりません。前向きに、自分にできることが何かを考えて動いていくことが必要なんだと思います。

―ありがとうございました!

 


 

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