今週は株式会社ゆたか代表取締役の濱田豊和さんのトップインタビューです!
後編では社長になられてからのターニングポイントのお話です。

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TOPから学ぶ!vol.60
株式会社ゆたか 濱田豊和社長 後編

―社長になられてからのターニングポイントはありますか?

社長になってからはまだ4年目ですし、社長になる前の段階から積み上げてきていたので、大きな転機はなかったと思います。
あるとすれば、最近になって部長という役職が出来たことですね。それまでは私が自分で全てやってきたのですが、ようやく右腕となる存在が現れたことは、ひとつのターニングポイントと言えるかも知れません。現場のことを任せられる人物が出来たことで、会社が安定してきたかなとは思います。

―何かきっかけはあったのですか?

任せないと人は育たないというのはあります。やはり、責任を持つ事で成長してくれますので。本や人のアドバイスを聞いて私もそういう考えになり、徐々に任せるようになりました。

―その決断をするのに葛藤はありましたか?

ありませんでした。むしろスッキリとした気分になりましたね。徐々に仕事を任せていく内に、社員達が生き生きとしていることが感じられたんです。それを見ていて、ある時ふと「任せちゃえば良いんだ」っていう思いになりました。それからというもの、ドンドン任せちゃっていますけどね(笑)

部長はもう、うちで働き始めて10年目ですかね。元々はアルバイトです。地元の人間ですし、その分事情もよく分かっているので心強いですよ。そして部下に対しての面倒見が良いです。ただ優しいだけではなく、的確に指示も出せますし、私に対しても良い事悪い事含め、全て正確に報告してくれます。人それぞれ判断材料は違うと思いますが、悪い事もきちんと報告してくれるのは、私にとっては信頼をおける理由になります。今後はやはり第2・第3の部長となる立場の人間が育って欲しいですね。ある程度人数を抱えていられれば、良い物件が見つかった時にすぐに動けますし、逆にギリギリの人数で動いていると、そういう時に既存の店舗が手薄になってしまいますから。時間はかかるかも知れませんが、期待をしています。

―社長業のやりがいを教えてください。

例えば部長から、アルバイトの中で社員にしたい人間がいるとか、班長を主任に昇格させたいと言う話を聞くと、この仕事をやっていて良かったなと感じます。部下が頑張っている証拠ですからね。後は、部下達から誕生日のお祝いをしてもらった時に感動して泣いちゃいましたね。一応サプライズなんですが、薄々感づいてはいましたけど(笑)でも、こういう時に本当に今の仕事をやっていて良かったなと思いました。まぁ、それ以来サプライズはないですけどね(笑)

―座右の銘や、心がけていることはどんなことですか?

「色即是空、空即是色」です。世の中の万物がこの8文字に集約されていると思います。この考え方が頭にあれば、人を妬む事も争う事を考えることもない。平常心で自己をぶらすことなくいられると思います。

―その言葉に出会ったのはいつ頃なんですか?

これがアメリカにいる時なんですよ。アメリカで仏教を布教している日本人の方がいて、その人の話を聞いて感銘を受けたんです。アメリカでも結構日本の本が売っているので、仏教の本を買って読んだのですが、1回じゃ理解出来ないので、何回も繰り返し読んだり、他の文献を読みながら、またその人の話を聞くうちに理解ができ、そこからガラッと変わった部分があります。
実は日本酒と出会ったのもアメリカだったんですよ。先程の話に戻りますが、もしかしたら自分にとっての転機は、その時だったかもしれません。富士山を登っている時は気づかないですが、遠くから眺めるとその綺麗さに気づくじゃないですか。それと同じようなもので、アメリカに行ったからこそ、日本文化の素晴らしさに気づくことが出来たのでしょうね。

―ありがとうございます。では最後にパチンコ店で働く読者の皆様へメッセージをお願いします。

会社の規模はそれぞれ違うでしょうが、会社の看板を背負って仕事をしない方が良いと思います。自分自身をセールスポイントにすることが大事です。私も常々部下に、会社のために仕事をするなと言っています。なぜかと言うと、例えば新入社員に、今この瞬間から何か会社に貢献出来ることはあるかと訊ねるとしますよね?入ったばかりなので当然出来ることは少ないし、本人もそう答えるでしょう。でも1つだけあるんです。それは給料を貰わないこと。一生懸命働いてくれて給料払わなくて良いなら、会社にとってそんなありがたい社員はいません。でも、そんなことは現実的にありえません。だから会社のために働くのは無理なんです。

ですので、自分の夢や目標を持って働いてほしいと思います。特にパチンコ店は、独立するのが難しい業種。だからこそ、自分自身で目標を持って働くことが重要だと考えています。目標があるから頑張れるし、それが仕事に反映されて会社が良くなっていく。それが正しい順序だと思います。だから、会社のためではなく、自分のために一生懸命働くように部下には伝えています。

―ありがとうございました!

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