TOPから学ぶvol.58
株式会社ミナミ・エンタープライズ 吉原純浩常務  後編

―社員研修にも力を入れられていますか?

そうですね。今ですと、全社員を割り振って4つのプロジェクトを作りました。
テレビCM制作プロジェクト・ラジオCM制作プロジェクト・チラシ制作プロジェクト・身だしなみマニュアル制作プロジェクトの4つです。それぞれ実際に各エリアや各店舗で使用する予定です。普段ホール業務しか行っていないスタッフに、日頃できない業務を経験してもらって、仕事の幅を広げることの楽しさを感じてもらいたいという想いからですね。他のお店とのコミュニケーションがとりたいという要望も多かったですし、普段一緒にいるメンバー以外との中でのリーダーシップも見えてきます。そこで社員それぞれの強みが見えることもあるので面白いですね。

―今は会社としてどのような目標に向かっていますか?

出店は積極的にしていきたいですね。こちらは縁とタイミングもあるので何年で何店舗という目標は立てていませんが、寡占化が進むであろう業界の中でそれなりのポジションを築くためには不可避だと考えています。また様々なポストを増やすためにも必要なことだと思います。
またその過程で優秀な人材を確保するためにも新卒採用をやっていきたいと思っているので、その受け入れ体制を作っていくことが当面の目標です。

―では吉原常務個人の目標は?

正直、役員という立場になると会社の目標イコール個人の目標というこが多いですよね。なので、社員からアルバイトまで含めて弊社で働く人たちが、うちで働けて良かったとか、うちのお店で喜んでくれるお客様が増えたとか、より良い環境づくりという部分で貢献をしたいという想いです。

何をする上でも経営者として最終意思決定をする場面も増えてきたので、その軸というか判断基準を持つためにも、ドラッカーのマネジメントを勉強しています。ドラッカーの素晴らしさ、先見性や本質のとらえ方は、昔読んだ時よりも数倍実感しているし、自分の足りない部分が見えてくるのでお奨めですよ。

また自社だけで出来ることは限られているので様々な業界団体がありますが、僕はぱちんこ情熱リーグを通してより良い業界を創るための貢献をしていきたいと思っています。

―ぱちんこ情熱リーグも創業から関わってらっしゃいますよね?

最初はMS&Consultingのいち担当者としての参画でした。ご縁ですよね。今では副理事長です。
弊社の店舗も第一回決勝大会で壇上に上がったんですよ。日本一には届かなかったけど、やってきたことが評価されたのは彼ら彼女らにとっても良い経験でしたし、お客様はもちろん業界関係者にも評価される店づくりをするための目標にもなっています。(マックスアリーナ

―情熱リーグの副理事長としての目標もありますか?

「共に実践、共に感動、共に成長」という理念のもと、ぱちんこ店で働く全ての人に光をあてること、ぱちんこ店から日本を元気にすることが目的ですので、その想いに共感してくれる仲間をたくさん創ることが目標です。私自身、この業界に入る前から携わらせて頂いて、夢と希望を持ってこの業界に入ることができたので、情熱リーグを通じてそんな想いになれる人を増やしていくことが使命だと考えています。

一方で、僕個人の意見で言えば、「情熱リーグはいつ解散できるか?」ということも考えています。というのは、情熱リーグがなくても現場に光が当たる、スタッフが誇りを持って働ける、そんな業界になればいつでも解散して良いと思うから。そういう状態が作れれば良いと思っています。ドラッカーの言う体系的廃棄ではないですが、元々業界関係の本業を持つ方々が時間のない中で手弁当を持って運営しているような状態ですし、直接雇用もないわけだからゴーイングコンサーンである必要もない。目的を達成して、本業に集中する方が生産的ですよね。まだまだやるべきことは多くて期限が切れないのが現状ですけど、目的の実現に向けて一歩一歩進めたらと思います。

―では最後に座右の銘を教えてください。

よく「喜努愛楽」という言葉を使っています。パチンコ屋さんほど、喜怒哀楽という4つの感情が混在している場所って無いと思うんですよね。そしてそこで働くスタッフたちは一番人間の理屈ではない本性に近い場所で働いている。人間力を高める上ですごく良いじゃないですか。ただ、パチンコホールとして怒っているお客様や哀しんでいるお客様を極力減らしたいと思っていますので、「怒」ではなく「努」、「哀」ではなく「愛」にして、「喜努愛楽」を伝えています。自分が喜ぶため、人に喜んでもらうために努力をしてほしい。そして愛する仲間との時間や愛する仕事を楽しんでいこう、と。
もちろん最初はパチンコが好きだから、お給料が高いからという理由でパチンコ業界に入っていても良いんです。でもそれ以上に学べるものや得られるものもあることをもっともっと伝えていきたいし、創っていきたいと思っています。

―ありがとうございました!

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