【TOPから学ぶ!vol.4】は、志賀産業㈱(本社:栃木県)の志賀寛幸常務にお話を伺いました。

栃木県、群馬県に8店舗を展開されている志賀産業㈱。
若き常務の志に共感し、人間性に惹かれて集結した部長、店長達が各店を支えておられます。
下の写真からも分かるように、常務を中心とした固い結束を感じます。

「ふれあうすべての人々を笑顔に変える志賀産業」

という理念のもと、
『そのために考えたことであれば、遠慮せずどんどんやってほしい!』
とおっしゃる志賀常務。
同社の丸の内デルコムは、第1回ぱちんこ情熱リーグでの準優勝店舗でもあり、
「お客様の笑顔のために」取り組んだ結果が、多くの人の共感を得る結果となりました!

「ありのまま」でいることが大切。
という志賀常務のお考えが沢山お聞きできたインタビューとなりました。
さてその内容とは?

前編・後編の2回に分けてお送りいたします。
ではまず、前編をどうぞ!

 

志賀 寛幸さん プロフィール

志賀産業株式会社

常務取締役兼営業本部長

2004年、26歳の時に父が経営するパチンコ店へ入社。

現在8店舗を展開。

『アフロ常務』の愛称で企業や職業、立場を公開し、ブログ、ツイッターを通して、積極的に業界内外と交流。

TOPから学ぶ!!
TOPから学ぶ!!

 

志賀常務より
私の誕生日を部長や店長達がサプライズで御祝してくれた時の写真です。
県外の方との打ち合わせと言われて温泉に行ったら、みんなが待ち構えていました(笑)私の宝物の写真です♪

 

―志賀常務、本日はよろしくお願いします。まず、業界に入られたきっかけを教えてください。

大学を卒業して、マルハンに就職したことが業界に足を踏み入れたきっかけです。

パチンコ屋の息子として育ちましたが、私には兄がおり業界に全く関係のない仕事をしようと思っていましたので、一度もパチンコをしたことがありませんでした。

ところが、それまで一度もああしろ、こうしろと言わなかった父親が就職活動を始めた私に、「マルハンという将来日本一になる会社がある。勉強してみたらどうか。」と、当時はまだ業界一位ではなかったマルハンへの就職を薦めてくれたのです。

説明会に行ってみると、マルハンの韓社長が当時営業本部長をされていて、説明会で熱く話されていたこと、『業界を変えるんだ。』という言葉にひかれたのを覚えています。

今でこそ、この仕事に誇りを持っており、社員の皆にも誇りを持って働いて欲しいと思っていますが、私は幼い頃、家業がパチンコ屋だ、ということを人に言えずにいました。小さい頃から何となく卑屈になり良くないことのような気がして、就職するまでパチンコを避けて通っていました。

『業界を変える』という言葉を聞いたときに、世間の業界に対するイメージが変われば、実家も「パチンコ屋さんです。」と誇りを持って言えるようになるのかな、と思いました。

そしてマルハンで学びながら、実家のパチンコ店に戻ることを決意し、他社で学んだことを持ち帰り、様々な改革をしながら、いま6年目になりました。

―志賀常務がTOPとして心がけていらっしゃることはありますか?

『いま、ここ、ありのまま』という言葉が大好きで、いつもありのまま、自分に正直に生きる、ということを心がけています。

例えば何かに迷ったときや決断をするとき、あまり深く考え過ぎないようにしています。

考え出すとキリがなくなる、ということもありますが、普段から社員のことや、当社に携わる人達のことを常に考えているので、初めに思い浮かんだことが最善なんだろうと思い、素直に従うようにしています。

もちろん当社で働く皆にも、同じことを求めています。

ありのまま、というのはもちろん好き放題やっていいということではなく、目標に向うため、目標を達成するために考えたことであれば、周りの目を気にしたり、遠慮したりせずに、どんどん実行して欲しいと思っています。

その前提であればやりたい放題!やって欲しいですね。(笑)

当社では【ふれあうすべての人々を笑顔に変える】という理念を掲げています。これが会社の目標、方向性ですね。目の前の人を笑顔に変えよう、と考えたことであれば、ありのまま行動してくれてOKなんです。

―同じ方向を向く、というのはとても大切なことなんですね。

そうですね。私が入社して以来色んな改革をしてきましたが、企業理念を作ってから、会社が大きく変わりました。

当社の企業理念、行動指針は、アルバイトスタッフも含めて全員で作り上げたものです。

同じ目標を持ち、そこへ向うために頑張る、という共通の志を持つことが出来ました。

ただ、社員の皆には会社の目標のために働いて欲しい、とは思っていません。

各々が、自分の夢や目標、幸せのために働いて欲しいのです。それが、会社が目指す方向と同じ向きであれば、一緒にやろうよ、と思うんです。

以前、店長に夢を聞いたときに、「地域一番店にすること」と答えた人がいました。すごく嬉しかったですし、本気でそう思って頑張ってくれているのは分かっていましたが、私はあえて追及しました。

「地域一番店にするために生きているの?」

会社のためではなく、一人の人間としての夢や目標をしっかりと持って、そのために働いて欲しいんです。やりたいことをやって欲しい。

その過程が、会社の目指す方向と重なっているのであれば、一緒にやって欲しい!と思っています。

―社員さんの夢と、会社の夢がリンクするって素敵ですね。それでは、リーダーにとって大切なことは何だとお考えですか?

部下との信頼関係をしっかりと築くことや、この人と働きたい、と思われるようなリーダーでありたいですよね。

・・・とはいいながら、かつての私は今と全然違いました。

入社をした当初、会社を良くしたい!変えたい!と躍起になっていた自分は、一人で突っ走っていたんですね。

やっぱりお店を変える、会社を変えるためには、店舗責任者の意識や行動を変えてもらうしかない、と思っていましたが、当時の弊社では、「店長になれば楽ができる。」というのが店長職のイメージであり、実情だったんですね。

それではいけない、と思っていた私は、まずは自分が必死にやることで少しずつ変えていこうと思いました。誰よりも早く店舗へ来て、誰よりも遅く帰る。メールの返信も5分以内にする、など、いつ寝てるんだろう、というくらいがむしゃらに働きました。

【弱みをみせてはいけない。尊敬されなければならない。】

そんな気持ちでひたすら働いていました。そうじゃないと誰もついてこないと思っていました。

また、ある研修に参加する機会があり、そこで、「あなたはスタッフに感謝していない。何もしていない。」と言われました。その当時は「スタッフのために必死にやってる!!」と思い込んでいましたが、振り返るとそうではなかったんです。

「この会社にいれば幸せになれる。俺が幸せにしてやる。だからもっと頑張れ!」

このような傲慢な気持ちだったんですね。ちっとも感謝なんかしていなかった。

振り返ると、部下を押さえつけていたと思います。それでもついてきてくれた人達には、本当に感謝ですよね。

今では、それじゃいけなかったんだなと思います。

先日、アルバイトさんが正社員になりたい、ということで面接をしました。

どうして社員になりたいのかを尋ねたときに、「K店長みたいになりたいんです。すごく仕事しているのに、いつも楽しそうな店長を見て、自分もそうなりたいと思ったんです。」と言ってくれたんですね。

そのアルバイトさんは、ただスロットが好きだからバイトを始めただけで、正社員になるつもりは全くなかった方でした。だけど、K店長が楽しそうに働く姿を見て、自分もああなりたい。とすごく頑張ってくれていました。

社内の誰に聞いても、「ああ、あの子なら正社員になっても絶対大丈夫ですよ。」と言われるほど、頑張ってくれていたんですね。

最高ですよ。すごく嬉しかったです。

私が猛烈に働いていた頃、「店長になれば楽ができる。」というイメージが一変、「店長は辛そうで、大変。自分にはできない、なりたくない。」というイメージになり、そんな声がたくさん聞こえてきていました。

今でも、やっている仕事内容は同じはずなのですが、店長がそれを楽しみながらやってくれているんですね。

そして、かつての私のように弱みを見せてはいけない、と思うのではなく、ありのままをさらけ出して部下としっかり信頼関係を築いてくれています。

そんな関係があるからこそ、部下は店長の弱みをみても、「店長が苦手なことは、自分がカバーしよう!」という風に協力したくなるんでしょう。

私は、何をするか、ということも大切ですが、誰とやるか、が一番大切なのではないかと思っています。この人と働きたい、この人のようになりたいと思ってもらえるように、自らがありのままに仕事を楽しむ姿を見せることが一番ですね。

―この人のようになりたい。と思ってもらえることも幸せですし、そう思える上司がいるということもとっても幸せですね。ありがとうございます!(後編へ続く)

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