こんにちはPX通信編集部のとみおかです!

後編は同友会の代表理事として、株式会社エムズ・ユーの松田社長に
パチンコ業界のあるべき姿についてお話を伺いました。

それではどうぞ~!

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TOPから学ぶvol.49 株式会社エムズ・ユー松田高志社長 後編

―まずは同友会の代表になられて率直に何か感じたことはございますか。

同友会は熱い想いと高い志を持った経営者の集まりです。
昨年6月から進行するようになって特に強く感じる事は、会員の皆様に感謝と尊い存在だと。
毎月理事会参加者が増えていって去年12月は100人を超える程でした。限られた時間内で多くの参加者の意見をしっかり聞ける仕組みに進化させなければと感じています。
そのため6月からの状況は非常にありがたく感じています。地方から来ていただいている方も多いですからね。参加する方の思いはそれぞれでしょうが、情報発信しながら啓蒙活動もする、そんな場所にしないといけないだろうなと思っています。
業界としての課題は、山積みですので責任重大です。

―松田社長は同友会自体にずっと前から参加されていたのでしょうか。

はい、同友会自体に参加して今年で14年目くらいですかね。まさか自分が代表理事になるとは思っていませんでした。正直、私でいいのかという思いもあります。
ただ代表になったからにはもっともっと勉強して次世代への道筋をつけなければと感じています。

代表になることが目的ではないので、任期中に同友会の仲間とまた、ホール5団体の代表者のみなさまと、価値観を共有して、より多くの国民のみなさまに愛される、ぱちんこ産業を目指して行きたいです。今年1年がポイントになると思いますね。
まずは今年1年精一杯やろうと考えています。
若い方々もどんどん参加されてますので、その方々に動いていただけるような仕組み作りをして、最終的にバトンタッチしたいと考えています。
ホール5団体の結束無くしてぱちんこ産業の発展なしの思いです。

―代表理事と社業の両立を実際やられてみてどうですか?

上期は厳しかったですね。お客様の消費マインド変化に対応出来ていなかったですね。
しかし、下期は前年106%と盛り返しました。
同友会代表になったというのは関係なく、どんどん部下に仕事を振っていくつもりです。
それがまた社内の活性化になると思っていますので。今年は自信をもって去年より無茶振りをしようかなと考えています。社業も同友会も精一杯悔いのないように行い、より良い結果を目指していこうと思います。
そのために同友会の理事の方々やホール5団体の代表の皆様になるべく多くお会いして、価値観共有を行っていこうと思います。

―松田社長は「責任は俺がとる」とよくおっしゃるとお聞きしました。

これは自分が人として尊敬できるのかという点と、人格形成に比重を置いた考えがあっての言葉です。私は周りの人に頼られる人間になりたいと考えていますし、この価値観をみんなにもできるだけ持ってもらいたいなと思っています。
会社組織では役職者に気を使ったりということもありますが、会社から一歩出た時に一人の人間として年齢、仕事、役職に関係なくお互いを想い思いやる人間関係というものを築けないと、会社組織でも良いものができないのではないかなと思っています。
本当の価値観共有がなければ企業としてまとまらないのではないかと思います。
「仕事を通じて社会に貢献する」という経営理念が我が社にはありますので、それを実現させるためにどうやっていくのかということですよね。

それと個々の人生の自己実現について、自分の人生をどうしたいかということですね。
仕事で成果をあげることが自己実現に少しでもリンクしていないと、仕事をしていてもストレスがたまりますよね。
弊社のパンフレットに「社員の夢を実現する男になる」と記しているのですが、社員にも「夢を実現するとあるが、これは事実です。でも私はサンタクロースではないので、夢をあげることはできない。ただ、我が社で働くことによって自己実現を達成するための原則を学んでいただきたい。例えば将来居酒屋を開きたいとする、そのために我が社で勉強したいというのなら大いに応援する」と伝えています。

―松田社長の考える店舗経営や店長のあるべき姿を教えてください。

「本当の声を聞く」ということを大切にしています。
店長はマネージメントする人として数字で判断されますが、数字を作るためにはまず部下を教育する、というのが私の持論です。市場にはお客様とライバルしかいないのですから、お客様の声を真摯に聞いていただき
たいですね。
店長は経営者ですから、店長の考えひとつで店舗も変わります。
店長の考えひとつが社員にもお客様にも影響を与えますので、きちんとお客様や社員の声を聞いてほしい。

店舗には店長をはじめ様々な方々がいますよね。心からの笑顔でお客様をお迎えできるよう、現場の人が働きやすいようにサポートをして欲しいです。

お客様から出玉系のお言葉が出てきたら、出玉はどうにもならないよということではなく、それを改善できるようにスリムな経営体質を目指し色々なことにチャレンジしていく。
それは今すぐにできなくてもいいんです。
低貸し玉が増えたことを言い訳にする人もいますが、4パチしかやっていなくてもきちんと稼働がついてるお店もあるじゃないですか。
それはなぜなの?と。これらの例を含め、自社も会社全体を筋肉質なものにしようよと話しています。そのためにはお客様の声をひとつでも改善していくことが大切ですが、その声が店長に入っていないこともかなり多いですよね。弊社ではグループ会社で駐車場の警備を運営していますので警備員の方には『防犯はもちろんですが、パチンコ店はサービス業でありお客様と一番最初に会う人は警備員の方なのですから、あなた方は会社の顔なんです』とお伝えしています。
月に1回、仕事終わりにライバル店に視察にも行ってもらっています。そうすることよって自分を振り返ることができますし、私自身も改善点や気づきを得られて非常に勉強になります。
また、警備員の方にはお客様の声を毎日本部に報告してもらっています。
ホール内でもお客様の声は吸い上げているんですが、ホール内と警備員さんでは少し意見が違っているんです。警備員さんの方がより本音に近い意見が出てくるんですよ。
その真の声というのを店舗運営者が聞いてどう改善していくのか。私は店舗責任者は実務をしなくてもいいと思っています。
実務をして自分はスキルが高いからといばっていてもしょうがないと思いますよ。
周りを成長させることこそ店長の仕事だと思いますし、さっきの無茶振りではないですけど、店長ならもっと次元の高い仕事をすればいいと思いますね。
店長になるまで実務はずっとやってきたのだから、もっと上を向いた目線で、パチンコ店という枠にとらわれない広い発想をしてほしいです。

―社長の夢を教えてくださいますか。

会社全体がポジティブであれば、同友会のように凄いパワーを発揮すると思うんです。
できない言い訳をするのではなく、どうすれば出来るかを前向きに考えてチャレンジする人間集団を目指しています。ちょっとした視点の変化だと思いますのでその辺が優れた集団作りを夢見ていますね。
多角経営というか、パチンコ店もしながら他のこともやっていきたいですし、そこで新たな雇用も増やしていきたいと考えています。地域密着で最大の貢献は、雇用を増やすことだと思っていますので。

―とても素晴らしい考え方ですね!ありがとうございました。

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