こんにちは、パック・エックス通信編集部のとみおかです!

今週は先週に引き続き、2週連続でのTOPインタビュ~。
後編では外国人観光客へのサービスや、店長に必要な資質・身につく能力などについてのお話です。

それではどうぞ~

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―以前「外国人観光客の方に積極的に遊技していただきたい」と発言されていましたが、その理由などについて教えていただけますか?

日本の遊びの文化ってあるじゃないですか、京都ではお茶といった。そのひとつとして日本の大衆娯楽はパチンコ・パチスロだと思うんです。
これら日本独自の遊びの文化に親しんでいただいて、自国に帰ったときに土産話をしていただけるようなリソースを何か作れないだろうかと思っています。
我々もラスベガスに行って帰ってきたときは土産話をしますよね。それにはまず遊技をしていただかないといけない。
遊技をしていただくなら遊び方から伝えないといけない、そうなると今の日本語のインフォメーションだけでは色々難しいだろうということで外国語のパンフレットを作ってみました。中国語と日本語と英語の三ヶ国語を網羅したもので、備え付けているお店もあります。このような取り組みが広がり、西洋の遊びと違ったアジア独自の遊びとして、全世界に出ていくこともあるんじゃないかなと思います。
「ボーイズビーアンビシャス」じゃないですけれど、これらを踏まえ業界に携わる若者にも希望を持ってもらいたいなと。そんな想いと願いの両方でこのような取り組みを行なっています。

―なるほど、確かに日本独自の文化ですよね。
日遊協として、このような取り組みは今後も考えていかれるのでしょうか。


今は東日本のボランティアにシフトしていますが、もう少し状況が落ち着いてきたら外国の方にアピールする第二弾を具体的に考えたいですね。
遊技をしなくても街の案内役としてホールに立ち寄っていただいたり、多言語でその地域の面白処とか食べ処とか、インフォメーションが置いてあればさらにご利用の幅が広がりますよね。

どうもこの業界は、自己PRが下手ですよね。でもこれからは、このような取り組みもきちんとPRしていくべきなんじゃないかなとは思います。

私の店を例にあげると最近英会話を始めたんです。
外国のお客様がいらしても一通り説明が出来るくらいの英会話を覚えようと、これは経営陣が指示したのではなくて社員の方からこのようなスキルを伸ばしたいと言ってきました。
現在も勉強会を行なっていますよ。

―全スタッフの方が参加して勉強会をなさっているんですか?凄いことですね。

そうです。お客様がいらした時にただ単にマニュアルを渡して「はい、どうぞ」ではなく、きちんと「お楽しみください」と相手の国の言葉で伝えないとダメですからね。
何か困ったことがあったら店員に聞いてね、という気持ちも伝えないといけないと思います。
そうした日常会話のひとつをとっても、小さな種が今後グローバルな時代になっていくと共に成長し業界も変わっていくのであろうと思っています。
小さな芽は確実に出ていますね。

―話は変わりますが、深谷会長が考える店長の資質とはなんですか?

どんな仕事をしようと自分の心の持ちかたなんじゃないですかね。
後ろめたいことがなく、正々堂々と地域の皆さんの一助となるようなことをやっていれば、卑屈で後ろ向きなことを考えなくていいんじゃないかなと思います。今の店長さんにもぜひそういう心を持って欲しいですね。店長さんが地域を支えているんですから。

お客様は本当にいろんな方が来られますからね。会社や家庭での嫌なことがある方、恋人との揉め事に心を痛めている方、本当に色んなお客様がお見えですから、どんな時でも笑顔でお客様に応対し、遊技を楽しんでいただいてホッと心を休めて帰っていただく、そんな空間を提供したいですね。一種の現実逃避かもしれないけれども、そういう場所も大事ですよね。
だからホールには時計がないでしょ。昔私が時計をホールにつけようとしたら先輩に怒られたんですよ(笑)。「もうこんな時間だ、帰ろう」って思われてしまうだろう、はずせ!って。未だによく覚えています(笑)。
今はケータイもあるしホールに時計がなくてもあまり関係はないでしょうけどね。
このように一時の息抜きを体験できる場所ですからね、一時の楽しさを提供できる環境づくりをする事が大切なんじゃないですかね。

―では店長に必要なスキルとはなんだと思われますか?

店長さんには高い能力が要求されます。
店長さんの基本的な心構えとして、風営法許可業者としての遵法営業を目指さなければなりません。
次に経理の明確化、社会的責務等多くのスキルアップが求められます。
その達成のためには、大衆娯楽としての使命感を持ち、仕事に生きがいを見出さなければなりません。
日々の業務改善とリーダーとしての責務を部下に伝え、教えていかなければなりません。
常に自己研鑽が必要であり、社会から信頼とされるリーダーを目指さなければなりません。
それゆえ、店長さんは多くの人から信頼と期待の付託をいただけると思います。

―深谷会長ご自身の夢や目標というのはどういったところでしょうか?

私はこの産業界で良いことも悲しいことも両方体験してきて、今では非常に感謝しています。今、私は67歳ですが、これから人生をかけてやりたいことは、自分が恩恵を受けたことをその方には返せない。そこで若い方にその恩を返していきたいと思います。65歳を契機に自分の会社では会長職に退きましたので、今までいただいた恩を返せればいいなという考えで、今ではボランティアを始めとした様々な活動をしています。
それが僕のライフワークかな。
65年間のすべては返しきれないですけれど、少しでも多く返したいと思っています。自分の中のエネルギーを使いきって天国に行きたいですね(笑)。

―なるほど、素晴らしい目標ですね。深谷会長が日頃から口癖にしている大切にされている言葉などはございますか?

口癖は「損して得とれ」です。
絶対的に自分がまず奉仕をし、肉体的に苦労をしてから得をいただかないとダメだと思います。1をしていただいたら10で返す。これはもう絶対的な鉄則でしょうね。これが僕の口癖です。

―今までの話を合わせて、読者の皆さんにも深谷会長の想いが非常に伝わると思います。本日はありがとうございました!

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