こんにちは、PX通信編集部のとみおかです!

まだ寒いですが、トップ画像を春っぽくしました。
はやくあったかくなってほしいですね~

それでは本編へどうぞ~

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TOPから学ぶvol.47 社団法人日本遊技関連事業協会 深谷友尋会長 前編

今回はパチンコ業界の横断的組織として業界全体を一つにまとめ、社会に信頼、支持されるパチンコ・パチスロ産業を築く活動に尽力されている社団法人日本遊技関連事業協会の深谷会長です!
前半ではパチンコ・パチスロ産業の地位向上についてやアピールの仕方についてお伺いしました。

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プロフィール
深谷 友尋さん
社団法人日本遊技関連事業協会 会長 ( http://www.nichiyukyo.or.jp )
フシミコーポレーション株式会社 会長( http://www.fushimi-group.co.jp )
平成13年8月 社団法人日本遊技関連事業協会 会長就任。
パチンコ・パチスロ産業の大切なファンやこの産業で働く人たちに良質な環境づくりを提供する為に尽力。

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―深谷会長、本日はよろしくお願いします。
日遊協では業界自体の地位の向上を訴えてらっしゃいますが、会長の中で何か特別な思いがあってのことなのでしょうか。

地位の向上という言い方をすると、上から目線でものを言っているように聞こえがちですが、私たちの生業というのは「大衆娯楽」ですよね。
今の地位がいかんという意味ではなくて、非常に幅広い層のお客様が安心して遊んでいただける環境作りをみんなで底上げしましょうという意味で話しています。
どちらかと言いますと「資質の向上」といえるかもしれません。従事している人たちの資質を高めていくことで、社会から認められるものにしたいと考えています。
他業種と肩を並べて競争しようとか、その地位になろうとか、そういったことを言っているわけではないんです。

―なるほど。ひと昔前と比べてパチンコ業界に対する学生さんの見る目も非常に変わってきていると感じますが、そのあたりはいかがですか?

そりゃあもう全然ちがいますよね。
私が大学を卒業したのが昭和42年で43年からこの生業につきましたが、当時の採用なんて今では語れませんよ、応募が来ないんだから(笑)。
自分でもここはどんな産業なんだと痛烈に思いましたね。背広組なんて1人もいませんし。ポロシャツかアロハシャツか突っ掛けかという時代ですから。お店自体も非常にすさんでいて、戦後22年経っていましたけど復興の途中にありましたし、産業としてはまだまだ未熟成でした。
そこで我々はまず個店で運動をし、その後に組合活動を始めましたが、若い人達が安心して働ける環境作りをすることが、ひとつのテーマとなっていました。それから約40年経ちましたが、先ほど申しましたように素晴らしい人達が業界に入ってきていますね。よくぞここまで我々を支持して、自分の人生をかけて参加していただいたなぁと本当に感謝しています。

―確かに今の状態は一朝一夕ではく、日遊協をはじめ色々な団体の努力の結果だと思います。
深谷会長として流れが変わったと感じたターニングポイント等はございますか?


色々あると思いますがまずはパチンコの立ち島からイス島に変わったときが業界の節目でした。
パチンコを立って打っていた時代から座って遊技をする時代になったことで、本当の意味でのレジャー産業への礎を築けたんですね。
座って遊技することで老若男女に遊技が広がりますし、業界が大きくなった理由じゃないかなと思っています。
あとはオートメーション、自動還元装置。数値管理や顧客管理もコンピュータになり、IT産業が業界を支えたんですね。

―科学的な部分がだいぶ増えましたよね。

そうですね、コンピュータが入らなかったら仏閣の夜店の射的場と同じ状態で終わっていたかもしれませんね。

―そうかもしれないですね(笑)。業界が変わってきているとはいえ、一歩外から見るとまだまだ誤解や偏見があると非常に強く感じられますが、深谷会長としてはそのあたりはどのように考えていらっしゃいますか?

パチンコ店には色んなお客様が来られます。おじいちゃんやおばあちゃんを初め、色んな人が来店されます。それぞれが違った風を持ってご来店されるんです。そうするとホールの中で様々な空気や色合いが出るわけですよ。
パチンコホールはやはり風俗営業ですから、風俗営業許可業者としてしっかりそこを受け止めて、我々が遵守営業をきちんと行うということを、もう一度認識し直さないといけないですね。

―なるほど。色々な方が来店されるからこそ認識し直す必要があるんですね。

遊技業は法律の下でなければ営業はできません。法令ぎりぎりを走るのではなくて、のりしろを見て走るということを経営者が考えないといけない。そうでないと誤解や偏見が生じかねない。多くの店舗や経営者は大衆娯楽企業として地域の皆さんとの関係も良く、ボランティア活動や防犯活動を始め、交通安全も意識し、地域の青少年育成に力を注いでおられるわけです。

―確かに地域の方との交流を積極的に行っている企業様は多いですよね。そういった取り組みを日遊協として一般の方へ向けたアピールはされているんですか?

我々はこういうことをやっているよとわざわざ言う
のではなくて、謙虚に生業を継続していくということが大衆娯楽のスタンスだと私は思うんですよ。
そういうことをやられてきた経営者の方は、しっかり自身で根をおろして社員の教育と処遇をされていますよね。大衆娯楽という原点は忘れてはいけないんだと思います。

―なるほど。大衆娯楽のスタンスを崩さない事が大事なんですね。

私ども日遊協は健全化、近代化、法律の適正化という3つの柱を掲げて、産業界のさらなる発展のために貢献している団体なんですね。
メーカーさん、販社さん、ホールさんという業界関係企業の全てが集約して入っている団体です。勤労でお疲れになった体を癒したり、家に帰るまでにちょっとパチンコして、ストレス発散をしていただいたりというのが原点ですよ。おじいちゃんやおばあちゃんはちょっと指の運動やっていこうか、とかね。
ですからこのような微笑ましい社会の中に溶け込んだ産業として、これからも発展しないといけないし、支持されないといけないと思います。

―各ホールさんが、適正にきちんと続けていれば必然的に大衆娯楽として理解される訳ですね。

私は業界の使命のまずひとつは雇用だと思っています。関連業者を含めれば、雇用は40万人以上と言われていますし。
二つ目には納税ですよね。国民として、企業として納税をしていく。
三つ目には法律を遵守するという精神ですよね。この三つが業界を支えてきているし、これからも大切な要素です。

―話は変わりますが、パチンコホールにまつわる良い話は凄くたくさんあると思うので、パチンコをやらない方にも伝われれば結果として認めてもらえるんじゃないかと思うのですが…

以前、私のお店で実際にあった話ですが、毎日お嫁さんが姑さんを車に乗せてホールにいらっしゃるんですよ。
午前10時になると必ずお連れしてくれて店長に「おばあちゃんお願いします」とおっしゃって帰られる。それでお昼の12時頃になると「おばあちゃんどうだった?」と迎えに来られるんです。勝っても負けてもおばあちゃんはニコニコしながら帰って、お昼を食べながら今日の出来事を話してくれるなんそうです。どこの家庭でも存在する嫁と姑という少しぎこちない関係を、パチンコがうまく中和しているんですよ。
こういう話はきっとたくさんあるんだと思います。ですから大衆の色合いとか匂いがプンプンしている産業なんですよね。我々の使命はお客様に気持ちよくご遊技いただける環境作りをしていくことであり、これはひとつの社会貢献だ思っています。手を差し伸べてほしいという方にはボランティアもしていきたいですし。
継続は力なりで、一回で成果が出る訳はないですから、やり続けるということが大切だと思いますね。

―深谷会長はパチンコ業界が社会から「認められている」と実感されてらっしゃいますがどういった点が特にそう思われますか?

経済発展のために我々を歓迎してくれている部分があるんです。
パチンコ店ができれば周囲にスーパーができて、住宅街も広がり経済が潤うだろうと、街の構想というのがあるんですよ。こうした地域発展の話の中で、パチンコ店というのは必ず出てくるんですよね。
このような話を聞くと、私は「パチンコ店というのは求められているんだな」と実感するんです。おおらかに「一番底辺を渡り歩いていますよ」と言いながら街を整備する、道路をきれいにして
お客様の笑顔を増やしていく。このような活動が働いている人の明日に結びつくのではないかなと思います。

―非常に心に染み入りました。後半は日本に遊びに来る外国人観光客や店長さんの資質についてお伺いしました。(後半に続く)

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