こんにちは、パック・エックス通信 編集部のとみおかです!

本日は「TOPから学ぶ!!」前編です。

ではどうぞ~!

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TOPから学ぶvol.41 ミリオングループ 三山哲緒専務 前編

パック・エックス通信をご覧の皆様こんにちは!まつしまです。

今回はミリオングループの三山専務です!
前半では環境整備チェックの導入など、組織改革をどのように行ってきたかについてお話を伺いました!

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プロフィール 三山 哲緒さん
ミリオングループhttp://www.million-group.com/
専務取締役
東京でプロのミュージシャンを目指しながら、飲食業やホールで接客・サービスを学び、ミリオングループに入社後、それらを取り入れるべく、組織改革を始める。
入社後1年で専務取締役に就任。仕組みやルールのなかった会社に様々な新しいチャレンジを取り入れ、組織化を進めている。
パチンコ情熱リーグのプロモーション委員会 委員長を務め、アミューズメントジャパンに記事を連載中。

パック・エックス通信

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―三山専務、本日は宜しくお願いします。ミリオンに入社されたのは2006年のこととお聞きしましたが、それまではプロのミュージシャンを目指していらっしゃったそうですね。

はい、東京で音楽活動をしていました。バンドを組んでいて、オーディションで準グランプリをとったり、いいとこまでいったんですよ!ただ、プロに近づき、関係者の人たちとの関わりが出来てくるにつれ、その業界の内情が見えてきたんですよね。プロの世界は売れてなんぼ。売れるためには、自分のやりたい音楽ではなくて、プロデューサーから言われたものを作ったり、やったりしなければいけませんでした。

僕が見たのはごく一部のことかもしれませんが、なんだか、自分がやりたいこととは違う、これじゃ楽しめないな、と感じて、辞めることにしました。それから、実家のパチンコ店に入ろう、と決めて戻ってきたんです。

音楽をやりながら、時給が高いし、実家もパチンコ店やし、ということで、ホールでアルバイトをしました。26歳くらいの時です。実は、その時が僕のパチンコデビューなんですよ。それまでは興味がなくて、一切やったことがありませんでした。バイトもしてるしやってみよう、と思って遊技して、勝っちゃったんですよねぇ。それからしばらくはまりましたね(笑)それが僕のパチンコ初体験。

―ええ!そうなんですね!ご実家に戻られてからはどんなことをされましたか?

戻ってから1年間は、販社さんにお世話になりました。釘を覚えたり、業界の勉強をさせてもいました。その後、自社に入社し、部署も役職も、元々なかった「企画課長」というポジションを作ってもらったんですが、宙ぶらりんですよね。何をするかも何にも決まってなかったし、誰も教えてくれませんでしたから。

皆からしたら、跡継ぐ人やし、気を使うし。息子やからっていきなり入ってきて、何ができんねん。という思いもあったと思います。

とにかく人の仕事を見て、自分でやることを見つけていくしかなかったですね。

この会社での自分の役割とは?何をするべきなのか?をずっと考えながらやっていました。

その当時の会社は古い体質の組織で、いわゆるトップダウンで動いている会社でした。そのせいか、自分で考えてアクションする、ということに慣れていない人、新しいことにチャレンジする、ということに拒否反応を示す人が多く、僕の提案もなかなか受け入れられない、ということが多々ありました。

例えばサービス、接客について。僕は音楽をやりながらパチンコホールやバーで働いていたのですが、接客には結構自信がありましたし、こうやったほうが絶対にお客様が喜んでくれる、もっとお店を好きになってくれる、という思いがありました。

それを自店でも取り入れて行きたいと、一生懸命提案していたのですが、当時の業界の常識、接客なんて通用しない、そんなものは必要ない、という固定概念から、まったく受け入れてもらえなかったですね。

でもここ2年くらいで、だんだん変わってきました。すごく良くなってきています。

―そうなんですね!状況が変わってきたのはいつ頃からでしょうか?

丁度30歳になる年に、専務取締役という役職をもらい、経営サイドに立つことになりました。

より広い視野で会社のことや、自分の役割を考えて行かなければ、と意識するようになり、考え方も変わってきました。

それまでは、言ってやらせようとばかりしていたんですが、まずは自分がやろう、と決めたんです。

だから、朝一にお店に出て、誰よりもいい笑顔で、誰よりも元気にお客様に挨拶をしました。会社の中で一番感じのいいスタッフになれる自信がありましたし、何より、お客様と接するのが好きなんですよね。だから楽しんでやれました。

スタッフには、その姿を見て欲しかったんです。感じのいいサービスってこういうこと、笑顔ってこういう顔、仕事を楽しむってこういうこと、というのを、僕の姿を通して感じて欲しかったんですよね。ああだこうだ言うよりも、自分が出来ることをやる。その行動している姿こそが1番のメッセージになると信じていました。

―トップ自らが行動で見せてくれると、言葉で言うよりもずっと響きます。サービス面の他にも、色々と改革されているんですか?

最近、環境整備チェックというものを導入しました。

掃除や挨拶、身だしなみなど、本当に基本的で当たり前のことをお店で実践できているか、チェックをするんですが、これに関しても、チェック項目作りと月1回の全店チェックは、僕がやっています。

チェック項目は、最低限、現場で実行して欲しい項目を16個。そしてチェックは、日時を前もって伝えた上でお店に行くんですよ。

専務が来ると分かっていてやるのは意味がない、という声も、当然出ました。でも、最初はそれでいいんです。なぜなら、僕が見に来ると分かっていても出来ない店もあるから。

中には「専務が来るときだけじゃなく、常に出来ている店にしたいから、あえてやりません。」という店長もいました。信念を持ってやっているんですね。でも、結果を見ると、ただやっていない、やれていないという事実だけしか残らないんです。

だから彼と話をして、「まずは、俺が来るときだけでもいいから、徹底してやってみて欲しい。そこからがスタートや。」と伝えました。もともと信念を持っている店長なんでね、やり始めたらすごく良くなっていますよ。

まずは、自分達の感覚でいいから、それぞれの項目で良い点が取れるようにやってくれ、という段階からスタートするんですが、僕の見る視点、認識と、店舗のみんなの視点には、やっぱりズレがあるんですね。例えばホールがきれいという状態はどういう状態か、きちんとした身だしなみはどういうものか。その価値観をすり合わせていくのが、大きな目的なんです。

見る視点や価値観、あるべき姿をどんどん現場と共有していきたいと思っています。

それが出来た店舗は、さらに次のステップに上がっていて、僕が見る項目以上のことを実行しているんですよね。そしてチェックでお店に行ったときに、「専務ここも見てください!」と、すごく楽しんでやってくれています。

「こんなところまでやってくれたのか!」「確かにここもやった方がいいな!」と僕自身も気付きをもらっています。

それをまた他の店舗に伝えて共有したり、競争意識を高めたりしながら、全体のレベルを底上げしています。

環境整備チェックを始めたことで、お店のレベルが上がってきたのはもちろんですが、それ以外にもいいことがあったんですよ。チェックするために、全店を回るわけなんですが、その時に現場のみんなとコミュニケーションが取れるんですよね。みんなの考えを直接聞けたり、逆に僕の想いを直接伝えることができたり。僕にとってそれはものすごく意味のあることで、始めてよかったと思っています。

―続きは後編で!

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