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株式会社宇座商事、宇座信一専務 TOPから学ぶ

宇座信一/株式会社宇座商事 専務取締役。他業界での勤務経験を経て、28歳の時に同社入社。沖縄県遊技業協同組合 青年部会部会長として、沖縄と本土の架け橋を務める。

今回は株式会社宇座商事の宇座専務にお話を伺いました。トップとして心がけられていることはもちろん、沖縄ならではのパチスロ事情を語っていただきました!

宇座専務、本日はよろしくお願いします!さて、宇座専務が業界に入られたのはいつですか?

28歳の時です、23年前かな。それまでは東京で全然違う仕事をしていました。結構面白くて、その仕事を気に入ってましたから、戻るつもりは無かったんですよ。

戻られてからは何から着手されたんですか?

その当時、沖縄ではパチンコがすごく弱かったんですよ。スロットは結構よかったんですけどね。だから、まずパチンコを何とかしなくちゃいけない、っていうので、色んなことやりましたよ。教えてくれる人もいないし、全部自分でやるしかなかったですから、大変でしたねえ。

沖縄はスロットが強くて、パチンコあまり良くなかった、というのは何か地域的な理由があったんですか?

沖縄の場合、初めは、遊技場といえばスロットだったそうなんです。どうしてかというと、スロットの機械が軍にあったんですよね。そこから入手して商売を始めた、というのが沖縄の遊技場のはじまりと聞いています。私が生まれる前の話です。

小さい頃に見たことがあるんですが、メカ式の機械でね。ガチャン、とレバーを下ろして、ギーギーっと。時計の中身みたいな感じでしたよ。

いわゆる「沖スロ」の原型ってことですか?

そうそう!もともと軍の中は、25セントコインで遊んでいたんですよ。100円よりすこし大きいくらいですね。その流れで、沖スロのコインは30パイで少し大きいんでしょうね。その名残なんです。昔は、沖縄の人は30パイに馴染みがあるからか、全く同じ機械でも25ハイだと遊技しなかったんですよ。5号機に変わった今では、その風習も崩れつつありますけどね。

本土の人でも、やっぱり沖スロは大きいコインでないと!というファンもいると聞きますよ。25セントの名残だったんですね。

そうなんですよ。当時は機械を手に入れるのが大変だったみたいで、あの時はまだ本土の方にはなかったんじゃないかな。沖スロが電気式スロットになってからは沖縄で定着して、店内の比率でいうと、パチンコが10%くらいであとはすべてスロット、といった感じでした。今ではパチンコの比率もだいぶ上がって、40%くらいでしょうかね。

それでもやっぱりスロットの比率が高いんですね。ありがとうございます。

宇座専務にとって、トップに立つ人間、リーダーとして心がけていらっしゃることとはどういうことですか?自分でやってみて、出来るのであれば人に任せられるようなリーダーになりたいですね。

ポイントはまずは自分がやってみる、ということ。釘調整にしても、ホール運営にしても、自分が経験したからこそ出来るアドバイス、ってあると思うんですよね。店長に対して「売り上げをあげなさい。粗利をあげなさい。」というだけではなく、経験に基づいた具体的なアドバイスがしてあげられますから。

うちはチェーン展開しているわけでもなく、まだまだ小さな組織ですから、全員が経験をして全員が成長することが大切です。そのためにも、どんどん任せられるように勉強したいと思っています。

宇座専務が店長に求められることってどういうことですか?

店長には、もちろん結果も求めますが、それ以上にプロセスについて厳しく確認するようにしています。例えば、売り上げが下がった、という結果があるとしたら、じゃあ上げなさい、ではなくて、上げるために何をしたのか。それを聞きたいですね。どういう風に対策をしたのか。逆もしかりで、売り上げが上がったのであれば、どんな対策をとったから上がったのか?と、そのプロセスの分析を求めます。

業績の上がり下がりは必ずありますね。そしてそれは数値で誰にでも見えるものです。一番怖いのは、その変化に対して何もしないことですよね。そこに鈍感になってしまうと、なぜ変化したのかが分からなくなり、変化にさえ気がつかなくなってしまいますから。

必ずこの変化に対して、自分はこういう対策をした、というチャレンジをして欲しいし、その結果を分析して欲しい。常に、何をしたら業績が下がって、何をしたら上がるのかということを意識し、検証しながら日々営業をして欲しいと思っています。

宇座専務が目指すお店作りとはどんなものですか?

お客様は皆さん遊びにきてくれていますからね、やっぱりリラックスできるような空間であることが大切です。やはり我々はサービス業ですから、どのくらい満足してもらえるか、ということを意識していますよね。遊んで満足して頂きながらも、しっかりと利益を頂く。そのためには、負けてもある程度満足を感じて頂けるような営業をしないといけないと心がけています。

負けてもまた来てくれる、そんな営業、そんなお店作りをしたいですね。

では、機械台以外の接客面などはどんな風にされていますか?

正直に言うと、うちのホールは接客面に関してすごく遅れていると感じます。他県から進出されてきたお店を見ると、もう全然違うんですよね。そこに関する危機感、このままではいけない、という思いは持って常に意識してはいますが、まだまだですね。一生懸命におもてなしをすることが一番。ホテルのような気持ちのいいサービスを提供できたらいいなと思います。

ありがとうございます。それでは、宇座専務の座右の銘を教えて頂けますか?

有言実行、ですかね。完璧に出来ていなんですが・・自分で決めたことは確実にやる、ということを心がけています。日々の些細なことでも、自分で決めたらやる、ただそれだけのことなんですが、難しいですね。

それでは最後に、業界で働く皆さんにメッセージをお願いいたします。

沖縄のパチンコホールの特徴として、店長や現場スタッフ同士、横のつながりが強い、という点があると感じます。前の勤務先で一緒に働いていた、なんてケースが多いからかもしれません。同業同士、仲がいいんですよね。そうなると、自然と色んな情報を共有することが出来ます。

この業界では、商売の性質上、共有しなければいけない情報が沢山あると思うんですよね。例えばゴトの情報。どこで被害にあったとか、どんな手口だったとか、対策はどうしている、だとか。みんなが協力して対策をすることで、ゴトがやり難い環境を作っていくことが大切です。

そういう意味でも、同じ業界で働く者同士のネットワーク、つながりをもっともっと強く、活発に出来たらいいなと思いますよね。みんなで情報を共有し、協力しあって、業界を盛り上げていきましょう。

宇座専務、ありがとうございました!

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