本日の『TOPから学ぶ!』は、株式会社オーイズミ(本社:神奈川)の大泉代表取締役副社長(前編)にお話を伺いました!

今回はいつものインタビュー形式ではなく、少し嗜好を変えて、TOPから学ぶ初の【対談】でお送りしたいと思います!

メーカーでは右に出るものはいない!とご自身のパチンコ好きを語る大泉副社長。

学生のころからパチンコの世界にどっぷり浸かり、今までで一番難しい機械を作る!という野望を燃やし業界へ。

しかし、一部のファンからは絶大なる支持を得るものの、それはごく少数意見でした。

「もっと広く愛される機械を作らなければ。でも、オーイズミにしか出来ない機械を。」

他社から学び、ユーザーに学び、そして何よりパチスロへの愛を機械作りに注ぎ続けた結果出来上がったのは、多くのファンから愛される機械だったのです。

大泉副社長のパチンコ・パチスロ愛に溢れた機械作りの歴史に、ファン代表の目線で鋭く突っ込むのは、

これまたパチンコ愛を語らせると右に出るものはいない!以前このインタビューにも登場いただきました、1万人のパチンコ・パチスロファンを束ねるマンモスコミュニティーサイト「HAZUSE」を運営する有限会社ASHの石塚社長、通称がろぱさんです!!

「パチンコ愛に関しては、俺が一番だから、大泉副社長は二番かな。」

と、堂々の宣言!!自らを「ファン代表」と称すがろぱさん。負ける気はないようです。

さて、一触即発かに思えたメーカーの若きTOPと、職人気質のファン代表の親父(笑)

大泉副社長の機械作りにかける愛と思いを感じ、そして今後の野望を聞かせて頂いたことで、この対談、大いに盛り上がることとなるのです。

では続きをどうぞ!

 

プロフィール 大泉 秀治さん

株式会社オーイズミ

代表取締役副社長

学生時代からパチンコ・スロットが大好きで、大学4年間もパチンコ店でアルバイトを経験。好きだからこその経験や知識を生かし、今までにない機械を作りたいと13年前に株式会社オーイズミ入社。

現場での下積みを経て、トップとして開発に携わる。

TOPから学ぶ!!

 

 

がろぱ:大泉副社長、本日はよろしくお願いします。早速ですが・・・私もいちファンとして御社の機械が大好きなのですが、オーイズミさんの機械作りのコンセプトを教えていただけますか?

大泉副社長:

機械作りをしていく中で、今のスペックで行くと王道はARTですよね。その中で開発者の弊害になっているのが、同じものさしで機械作りをするものだから、他社に比べてどうだとか、そういう機械作りしかできなくなっているように感じています。そうすると、新しい創造が全く生まれなくなってしまうんですね。

それを感じて、私が常々言っているのは、別に他社のというか、ARTというものさしで機械作りをする必要はない。自分たちの価値観で機械を作っていこうよ、ということを話しています。

例えばゲームでも、RPGが好きな人もいれば、シューティングゲームやアクションゲームが好きな人もいます。

だから、今はモンスターハンターが流行っているからといって、みんなが同じようなアクションRPGゲームを作っていたら、ゲーム業界は発展しないですよね。だからパズルゲームがあったり、育成シミュレーションがあったり、色々あるわけです。

この業界でも、流行っている機種にのっかって、萌え系のキャラを使ったりARTを作ったりと、右に倣えで同じような機械を作っていては、業界の発展も、自社の発展もないのではないか、と考えています。だからこそ、

例えば昨年発売した「ひぐらしのなく頃に 祭」も、2009年発売の「ダブルアタック」という機械も、ちょっと変態っぽい機械なんですが(笑)、そういう変態っぽい機械、当社独自のものをどんどん出していこう、と。例えばハネスロというジャンルであったり、色んなセグメントがあっていいと思うんです。その中でプレイヤーは、自分に合った機械を打てばいいんじゃないか、と考えています。

がろぱ:なるほど、確かに独自性を感じる機械ですね!羽スロ、というお話しが出ましたが、2月16日にハネスロの新機種をプレスリリースされたそうですね。

ゆるキャラの「リラックマ」をモチーフにしたハネスロをリリースしました。

パチンコ・パチスロはどちらかというと勝負事ですから、本当はこのようなキャラクターは合わないんですよね。

だけど、まったりした流れの中でスロットが遊べるということも、一つのジャンルとして必要じゃないかと思い開発に至りました。見た目だけではなく、ゲーム性もまったりと楽しめる仕様です。

目押しも必要なく、大当たりもすごく分かりやすい。100分の1で遊べるので、2~3千円に1回程度大当たりを引ける機械です。

今年は、力を入れて【ハネスロ全力宣言】と銘打ってリリースしようと思っています。ひとつのジャンルとして確立していきたいですね。

TOPから学ぶ!!

 

(7や子役が二つ揃った時点でフラグ成立。一つのボーナスで60枚獲得。

右の倍数チャンスリールで、×1、×2、×3、×4のいずれかが選択され獲得枚数が決定。最高TYは240枚。

4倍ボーナスはプレミア。TY240枚と次回ボーナスまで純増0.4枚のRTが付く。なお、天井は222ゲームと過去最短となっており、ボーナスまでは無限RTとなる。

がろぱ:どうしてこのハネスロに力を入れようと思われたのですか?

先ほども言ったように、色んなジャンルの機械があっていいと思っています。やはり、ファン人口が減少している最中で新しいものを作っていかないと、産業自体が衰退する一方だという危機感もありますね。

その中でハネスロにはファン人口の増加という可能性を感じています。

初心者方にとって、パチンコ・スロットを始めるために、超えなければいけないハードルがいくつかあります。その一つが投資金額ですね。手軽にまったりと遊べるハネスロは、入り口として非常に入りやすいのではないかと考えています。

また、プレイヤーが成功体験をしなければ、パチンコ・パチスロの面白さはなかなか伝わりません。

「よし、今日は勝ったぞ。」と1000円でもいいから勝ったと感じてもらい、勝ち時で止めれたと思ってもらえれば、リピートにつながる可能性が高まります。

また、今後高齢者が増えてくる中で、余暇産業には高齢者向けのものがなければいけない、と思っています。スロットというと複雑で技術がないと出来ない、若者向け、というイメージがありますが、ハネスロであれば高齢者の方でもとっつきやすく、楽しんで頂けるのではないかと思っています。

がろぱ:なるほど。初心者や高齢者の方にとっても馴染みやすいものを、ということですね。確かに2030年には人口のおよそ3割が高齢者になるのでは、という予測もあります。そこへの対応は必要になってきますね。

大泉副社長

そうですね。ホール様の構造も変わってくるのではと思っています。

今は、1000台規模の大型ホールが多く、その反面、地域に密着したいわゆる中小企業の小さなお店が減少していますが、これから高齢化社会になると、車も運転できないし、持ってないという方が増えます。

そうなると、今後は逆に、50~200台くらいの小規模店舗が商圏を小さくして、沢山できてくるのではないかと思います。

利便性はもちろん、そこに新たなコミュニティーが出来て、憩いの場としてのパチンコ店が増えて行くのではないでしょうか。昔のパチンコ店のように、顔見知りのお客さん同士が話したり、勝っているからとジュースをくれたり、そういう社交場のような場所になっていくのではないかと。

そうなってくると、その小規模店舗のランナップは1機種だけというわけにはいきません。こんな機械も打ちたい、あんな機械も打ちたい、というおじいちゃん、おばあちゃんの希望に応えるためにも、ハネスロはきっとニーズがあるはずだ、と思っています。

TOPから学ぶ!!

実際、今回の「リラックマ」に関しては、版権をとるのがすごく大変だったんですが、高齢者の方や初心者の方に向けてこういう思いでやりたいんだと思いを伝えまして、何とかご理解頂いたんです。

そういうわけで、今年ハネスロ三部作をリリースするとともに、引き続きひぐらしのような機械、うちでしか出来ない技術介入性のある機械を作っていきたいですね。

―さて、後編では過去の機械や、機械を作る工程を変えたきっかけ、そして今後にかける思いを詳しくお聞きしました(後編へ)

 

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