パック・エックス通信を御覧の皆様、こんにちは!
編集長のまつしまでございます。
本日の『TOPから学ぶ!』は、株式会社アプロディア(本社:福岡)の竹田代表取締役(後編)です!

後編では、上司・部下の関係作り、心がけをお聞きしました。
「口ばかりで行動しない人間を、僕は信用しません。」
とおっしゃる竹田さんは、自らも、行動することに打算や損得を考えることはないそうです。
とにかく、まずは動いてみる。部下よりも真っ先に動いて見本を見せる。
だからこそ、部下も動いてくれるのではないか、とおっしゃっていました。

特に納得だったのは、息抜きの必要性。
たまには羽目を外して心と体を休ませることが、いい仕事につながります。
そして、忙しいといって休みが取れないのは、自分の実力不足なんだ、ということ。
準備、実行、後始末。という言葉が出てきますが、すごく共感しました。

ではどうぞ!

 

―ありがとうございます。それでは、青年部でも会社でもトップを務める竹田さんにとって、トップとして心がけていらっしゃることは?

僕独自の考えというのはあまりないんですが、桜井章一会長(※桜井章一氏・・・雀荘の経営、麻雀の自伝・自己啓発の分野で書籍の出版に携わっている。著書で語られる精神論や哲学は、麻雀を打たないスポーツ選手や会社経営者などに影響を与え、トレーニング方法や人材育成として参考になるとして、地位がある人間に根強いファンがいる。)の教えを受けているのですが、基本的な考えは、そこで教わったことを実践しているだけです。

例えば、縦軸・横軸の考え方、というのがあって、企業というのは基本的に縦社会で役職があり、ピラミッド型に組織が組まれていますが、縦軸だけでは堅苦しい組織になってしまいますので、そこにたまに横軸を入れて、縦軸を壊すという場面を作るようにしています。社長も部長も社員も、みんな一緒、たまに社長が社員の目線まで降りて仲良くやってくれる、という場面があるだけで、社風が全く変わってきます。

先日、都遊協で開催されているピボット基金フットサル大会に参加しました。

僕は福岡からの参加でしたので、チームを組んで皆で、ということが出来なかったのですが、他の企業の皆さんは、チームを組んで参加されていました。でも、社長が指示してお前ら行って来い、と言うのではなく、社長も一緒に来られていたんですよ。一緒に参加されている場合もあれば、監督として応援されている企業もありました。

これこそ、横軸ですよね。こういった場で、チームワークや仲間意識が高まるんだと思います。この企業の社員さんは幸せやな、と思いましたし、そういう社長が率いる企業、というだけでパワーを感じました。自分も実践したいし、こういった環境をもっと作りたいと思いました。

―確かに、社長が社員と一体になれるって素敵な会社ですね。竹田さんご自身は横軸の動きをされていますか?

日々で言うと、毎日終礼に参加するようにしています。時間があれば休憩室でバイトのメンバーとも会話をしたり。

また、地元で開催される活動、マラソン大会や清掃活動など、色々ありますが、特にマラソンは店長に行って来い!というのではなくて、必ず僕が参加するようにします。

マラソンが好きなので、走っていて楽しいというのもありますが、俺が椅子に座って、お前ら動け、じゃなくて、俺が現場に居座って色々と動くと、お前ら仕事しにくいだろうから、俺は走ってくるね、という気持ちで走ってます(笑)。

お店のメンバーも一緒に走ることもありますよ。それをやったからといって、何かがあるわけじゃありませんが、そういう行動力とか、それまでの準備だとか、そういったものを遊びやスポーツで自ら実践して見せていきたいですね。

動くということに、打算とか損得とかを入れずに、とにかく行動することが大切だと思ってるんです。

そこに参加することが損か得かなんて考えない。要は行動力を自分がどれだけもてるかどうかが大切。

主任や店長でも、事務所にこもって椅子から立とうとしない人もいると思います。指示だけして部下にさせる、と。「させる前に自分で動かんかい!」と思いますね。

―上司として自ら動くことが大切だと?

誰もやらないから俺がやるじゃなくて、自分がやって、こうやってやるんだと示すのが上司だと思います。うちの店は、クリスマスのサンタ衣装を、ホールスタッフではなく、まず店長が着ます。

自らやらないでお前がやれ、というのは口だけ。そういうことは、言ってやらせるのではなく、自ら動くからこそ、部下達が納得してやってくれるんじゃないかと思っています。

すごい理論的な店長や、持論を持ってる店長もいますが、それが実践できていなければ全て理屈。大切なのはどれだけ行動力でキャッチボールができるかです。

スポーツでも、努力は裏切らない、と言います。本を読んで理論を勉強するよりも、素振りを10回するとか、そういうこと。行動力を取れる人間を僕は信頼するし、口だけの人は逆にどんな立派なことを言おうが信頼できませんよね。

山本五十六さんの言葉に「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば人は動かず。」という言葉がありますが、やって見せて、というところが抜けている人が本当に多いですよね。まずやらせて見ることから始めたり、やらせた結果を見てあげていなかったり。

あいつはなんで出来てないんだ?と聞くと、「いや、言ったんですけどね」って。そういうやり取りをしている時点で、反省しないといけませんよね。

―ありがとうございます。それでは、竹田さんの夢や目標を教えていただけますか?

商売で儲けるというのは、誰かを犠牲にすること、という考えが僕の根本にあって、それは向いてないと思うので、あまり考えていないんですが・・・

人間は生まれて、赤ちゃんの時は柔らかく、だんだん年を取るにつれて硬くなって死んでいきます。まだ柔らかい子供たちが、どういう固まり方をするのかは、僕達大人の責任だと思っています。

最近の子供たちって、本当にかわいそうだと思っています。

遊ぶ場所もない、一人では危なくて出歩けない、監視されないといけない、大人はストレスで疲れきっている。

心が壊れる子供が多いのは全部、大人の責任なんです。

もっと、男らしさとか、仲間の大切さ、人の気持ちになるとか、そういうことを子ども達に教えていきたいんです。直接じゃなくても、会社の活動、組合の活動を通してだったり、社員を通じだったり。自分が伝えたことを店長が店長の子供に伝えてくれたり。

打算や損得で動くような大人に育って欲しくないですからね。

少しでもそういったことを変えていけるように。世の中、っていうとちょっと大それたことになるんですが、そういう生き方をしていきたいと思っています。

―それでは、最後に読者の方へメッセージをお願いできますか?

息抜きは大切です。

社長に良く見られたいとか、部下に信頼されたいとか、そういう思いはとても大切ですが、一生懸命に完璧を貫こう、ときれいに見せすぎようとすると、いつかどこかで破綻してしまいます。いい子でいようとし過ぎて心を壊していく子供と同じだと思うんですよね。

だからこそ適度の息抜きは必要です。とはいえ、なかなか休みが取れていない人が多いのが現状だと思います。特に店長クラスの方は、そういう苦しみ持っている人多が多いんじゃないかな。

僕は、準備、実行、後始末という言葉をよく使いますが、まず自分の休みのために、しっかりと準備していく。自分がいなくても問題ないように、穴を開けないように。そのためには部下をきちんと育てないといけません。自分がいなくても任せられる人材をきちんと育てる。そうすれば、休みは取れるはずです。

ということは、忙しくて休みがとれない、というのは実力不足だということなんですよね。準備が出来ない、ということ。それを会社の体制だとか、うちの会社は人使いが荒いんだ、など言い訳にして諦めないで、休む努力をしてみてください。

一生懸命仕事をして、遊ぶときは遊ぶ!捕まらない程度に羽目を外すとかね(笑)

非常に納得、共感のお話でした。忙しいのは実力不足。休むための準備をしっかりして息抜きをしましょう!竹田さんありがとうございました!

今回が、今年最後の「TOPから学ぶ!」です。
2010年4月からスタートしたこの企画も、早8ヶ月。
皆様の温かいご声援と、ご愛読により、続けることが出来ました。
2011年も、引き続き突撃取材をやっていこうと思いますので、どうぞご愛読のほど、何卒よろしくお願い申し上げます!
本当にありがとうございました。
皆様、良いお年を!!

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