パック・エックス通信を御覧の皆様、こんにちは!
編集長のまつしまでございます。

本日の『TOPから学ぶ!』は、番外編。
お話を伺ったのは、「パチンコファン代表」有限会社ASHの代表取締役石塚義幸さん(中編)です!
前編では、ファンから「こんなに居心地のいいサイトはない。」と言われ支持されている
パチンコ・パチスロ総合コミュニティーサイト「HAZUSE」の成り立ちについてお聞きしました。

今回は全国からファンが集まるHAZUSEイベントについて。
目指すのは「遠足気分」。
開催日までワクワクドキドキして眠れなくなるようなあの興奮。
終わった後に、ああだったよね、こうだったよね、ってみんなで盛り上がれるようなものを心掛けてイベント作りをしていると話してくださいました。
なんと、ファンからどんなイベントがいいか希望を募り、それを実現させたのが第1回目だったそうです。

お客様からも圧倒的に人気のHAZUSEイベント。
その中身をお聞きしました。

ではどうぞ!

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―私も一度見に行きましたが、200台以下のお店に7~800人近くの人が集まるほどのものすごいイベントですよね。一番最初に開催されたきっかけは?

今はもうないんだけど、昔「シェイク」っていう台があってね。設定6だと2万枚とか出るすごい台だったんだけど、設定入れると出過ぎるから設定が使えない、お客様がつかない、だから撤去する。という具合で、すごく面白い台だったんだけど使いこなせないまま、どこのホールからもなくなっていったんだよね。

業界の友達と飲んでた時に、それをいまだに使っている店がある、って言うんだよね。「嘘つけ!」「いや、あるって!」って口論になって、友達が「じゃあ今からその店いくぞ!」って言い出して、夜中の2時にべろべろに酔っ払った状態で店に行ったんですよ(笑)

そしたら、本当にシェイクがあってさ。データを見たらめちゃくちゃ稼動してて、俺、めちゃくちゃ感動したんですよ。タイムスリップしたような気持ちになって、すごく嬉しくてね。

その店長は、新台は否定しないけどそれだけが全てじゃない。いい台は、とことん使ってお客様が喜ぶようにすれば、いつまでも稼動が保てるんだ。こんなに面白い台は、設定入れてお客様が打ってくれれば、また設定入れられるっていう考えで、すごくうまく使ってたんだよね。

その店長の考え方が好きで、ユーザーのことをめちゃくちゃ分かってる人だなって共感して、そこからすごく仲良くなったんですよ。

それで、店長にユーザーが本当に希望するイベントをやろうよって話して、企画したのが始まり。業界初の、ホールとユーザーのコラボイベントだよね。

最初はHAZUSEの掲示板で何をやりたいかを募集したんですよ。それを箇条書きにして、店長にこれは出来る、出来ないって全部チェックしてもらったんだよね。それで出来るものをやってみよう!って。

バニーガールが札を差すとか、バカだな~!!っていう内容ばっかりなんだけど(笑)ちなみにバニーは今でもやってるけどね。

HAZUSEイベントは、ユーザーのユーザーによるユーザーのための本物のイベントなんですよ。

パチンコ打って、勝った、負けた、今日何にも当たらなくて終わった。って、それだけで終わるのって、楽しくないでしょ。もし負けたとしてもさ、まあ今日はお宝掴めなかったな、次は掴んでやる!って気持ちにさせるのが、サービスだと思うんだよ。せっかく来てくれたお客様なんだからね。

だから俺は、勝ったお客様より、抽選で外れて打てなかったお客様、負けたお客様にいかに楽しんで頂くか、ってことを考えて企画しています。

例えば高設定の台を1台用意しておいて、1人1000円ずつプレイして当たった人がそのまま台で遊技できるとか、店内に5台の高設定台を空けておいて、ビンゴで当たった人が遊技できるとか、ああいう企画は、周りで見ている打てなかった人達のためなんだよね。

この人が当たらなかったら次は俺の番だ!ってドキドキしたり、挑戦してる人をみんなで見守って、当たったらおーーー!って盛り上がったりさ。

ビンゴなんか、たった5台のために400人が参加したりするんだけど、ビンゴに当たるのも難しいし当たってもそこからまた抽選とかって、希望の台が打てる確率なんてすごい低いんだよね。でもみんなそれをドキドキしながら楽しんでくれるんだよね。

―確かに、ホール内の雰囲気やノリがすごく良くて、実際に打たなくてもそういう企画に参加したり、見て盛り上がってるだけで楽しかったです。他にはどんな仕掛けを?

一番ウケが良かったのは、「ハズレカセブン」っていう名前の企画でね。7種類トレーディングカードを用意して、全部コンプリートしたら、翌日の高設定台を打てるかもしれないビンゴカードをもらえる、っていう企画をやったんですよ。

ある条件を満たすとカードを1枚引けるんだけど、裏返しになってるからどれがもらえるかわからないし、もちろんダブって同じモノを引く可能性もあるんだよね。

お客様の目標は、もちろん7枚コンプリートすることなんだけど、俺がその企画をやりたかった理由は、カードがダブったときに、そのカードをお客様同士で交換して欲しかったのよ。見ず知らずのお客様同士が、ちょっとこれ2枚もってるから替えてくれない?とかって、コミュニケーションとって欲しかったんだよね。

そしたらそれが見事にはまって、若い兄ちゃんとおばちゃんとか、今まで話したこともない人とやり取りして盛り上がってくれてさ、ユーザーからも、「あれはパチンコ以外のところで楽しめました。」って言ってくれたんだよね。

そうそう、そのトレーディングカード、1500枚くらい用意したんだけどね、全部俺の手作りだったんですよ!毎日朝から晩まで家で職人さんのようにラミネートしてさ、娘に「パパ、何でそんなことやってんの?」って言われ困りました(笑)

すっごい大変だったんだけどさ、嬉しいことがあったんだよね。

7種類のうち7番目のカードはプレミアムカードっていう扱いで、ある特別な条件をクリアしないともらえない、っていうカードだったんですよ。

それである人が、7番カードがどうしても欲しくて、一生懸命集めてくれたらしいんだよね。それでやっと7番がもらえて、本当だったらビンゴカードに交換するんだけど、交換するのがもったいなくて持って帰ったらしいんだよ。

それで、そのイベントの半年後にやった次のイベントで、その人が来てくれて、これ俺のお守りなんですよ、って見せてくれたんだよ。

その時は俺、ホントに涙出そうになったよ。いや~嬉しかったね、あの時は。

イベントって、出玉だけとか期待感を煽るだけのイベントがほとんどだけど、そういう部分じゃないところでも、イベントってプロデュースしてお客さんに楽しんでもらえるんだなって。

それ以来、こんな風に楽しんでもらえるようにすることが俺たちのお役目なんじゃないかな、ってHAZUSEイベントでは色んな仕掛けとか、要素を考えながら作るようになりました。

そういうわけで、HAZUSEイベントって手間もかかるし、簡単に何でもかんでもって乱発するわけにはいかないんですよね。

―聞いているだけでも面白そうです。HAZUSEに熱狂的なファンがついてくるのは、そういうことを考えてイベントを作られているからなんですね。

目指しているのは、「遠足気分」。

HAZUSEイベントやるよ、って告知された日からユーザーの皆が「やべ~、1番引いたら何打とう・・」「あと3日でHAZUSEイベントだ~!」って期待感とかドキドキワクワク感を提供するのが俺たちの役目じゃないかな、って思っています。

ホールさんはイベント会社に何を求めてるのかって、やっぱり集客だと思うんだけど、うちはイベント会社じゃないんだよね。稼動このくらいとってね、朝一の人数これくらいはいけるでしょ?みたいなことを言われると、イベント会社さんに頼んでください。ってお断りしてます。

俺はそこは約束できないし、そうじゃなくて、朝一10人だったとして、その10人をめっちゃくちゃ楽しませることをしたいし、そこには自信はあるよ!っていうのがHAZUSEイベント。

HAZUSEイベントをやってくれるホールさんって、集客よりもホールに来たお客様がいかに楽しんでくれるか、そこをがろさん任せた。って言ってくれるから、一緒にやってるんだよね。

だから、イベントの時だけ、その時限りってのもイヤで、一度イベントを一緒にやるって決めたら、ずっと付き合って行こうよ、ユーザーに圧倒的に支持されるお店になるまでとことんやろうよ、って気持ちでホールさんとお付き合いしてます。

HAZUSEイベントはあくまで前座なんだよね。HAZUSEイベントをやったときだけ盛り上がって、その前後は稼動がない、ってなっちゃうと、何のためにHAZUSEイベントやるんだ?って思うから、一緒にやるホールさんには、そのホールさんの看板イベントをHAZUSEイベントの後にぶつけてもらいます。

HAZUSEイベントで盛り上がって、めちゃくちゃ楽しくて、その次の日の看板イベントはもっと盛り上がって、ユーザーさんがそのお店を大好きになってくれたら最高だと思う。そういう使い方をしてもらえたら嬉しいですよね。

有難いことに、これまで多くのホールさんから依頼を頂いたけど、こんな具合でやってるもんだから、お断りすることが多いですね。もちろん内容にもこだわってるので、地域によって出来ない場合もあるけど、何より考え方が合う方とじゃないと出来ないよね。ほんとに生意気で申し訳ないんだけどさ。

周りには、全部受けたら相当儲かるよ、って言われてますけど、なんかやる気になれないんだよね。

うちはイベント屋さんじゃないから、主催じゃなくてただ、お手伝いしているだけ。だから費用も、「イベント費」として頂いたことは一度もなくて、HAZUSEのサイトのバナー広告費用として頂くんだよね。

ただのこだわりジジイなだけなんだけど(笑)

あと、一緒にやるかやらないかは、俺と飲んで楽しく過ごせたかどうか、という厳しい最終審査があるんですよ(笑)

この店長面白いな~って共感したら、こっちからお願いしちゃうよね。

―お客様にとことん楽しんでもらう、という精神を感じました。喜んでもらえるイベントを開催することで、結果として必ず集客につながっていると思います。ありがとうございます!

後編をお楽しみに!

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