パック・エックス通信を御覧の皆様、こんにちは!
編集長のまつしまでございます。

本日の『TOPから学ぶ!』は、番外編。
お話を伺ったのは、「パチンコファン代表」有限会社ASHの代表取締役石塚義幸さんです。

パチンコ・パチスロファンの皆さんにとっては、
ASHの石塚さん、というより、HAZUSEのがろぱさん、と言った方が馴染みがあるんじゃないでしょうか??

「HAZUSE」とは、有限会社ASHが運営するパチンコ・パチスロ総合コミュニティーサイト。
機種情報、イベント情報をはじめ、掲示板、日記などでは、勝敗を報告したり、好きな機種についてファン同士が熱く語ったりと、1万人の会員が中心となって盛り上げているパチンコ・パチスロファンなら要チェックなサイト。
そのHAZUSEの中でがろぱというハンドルネームを使い、運営をされているのが石塚さんなのです。

ご自身が「ユーザー代表」とおっしゃるほど大のパチンコ好きで、
HAZUSEも元々は自分が遊技するときの参考にするために作った「趣味」だったそう。

自分以外にも、情報が欲しい人がいるんじゃないか?

そう思ってサイトを立ち上げたところ、あっという間に会員が増え人気サイトに成長。
それから、「趣味」を「仕事」に転換し、
ファンの、ファンによる、ファンのためのサイト・イベントを企画運営されています。
協力してくれるホールさんと共に、ファンから意見を募集し、ファンが本当にやりたいイベントを開催するなど、主役はあくまでもパチンコ・パチスロユーザー。

その姿勢がユーザーに受け入れられ、今ではサイト会員は約1万人に。
そしてひとたびHAZUSEがイベントを開催すれば、200台以下のホールに、800人を超えるファンが集まるほどの盛況っぷり。
しかも、北は北海道、南は九州と、全国各地から遠征してまでファンが集まるのです。
注目している業界の方も多いのではないでしょうか?

「ユーザーが本当にドキドキワクワク、遠足を待つ子供のように楽しめるイベントをやりたい。」
とおっしゃるがろぱさんに、ユーザーが本当に求めていること、今の業界の問題点、ホールさんへのメッセージを伺いました。

ファンの声を業界の皆さんに届けたくて、今回は番外編として連続3回にわたってお送りいたします!

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石塚 義幸さん プロフィール

有限会社ASH

代表取締役

2000年に大工として仕事をしながら、パチンコ・パチスロ攻略情報サイトを立ち上げる。

いつの間にかユーザーが増え、趣味で作ったサイトながら、1日10万プレビューを超えるほどの人気サイトに。

その後、法人として有限会社ASHを立ち上げ、パチンコ・パチスロ総合コミュニティーサイト「HAZUSE」(http://www.hazuse.com/ 会員数1万人)の運営、ホールのイベントプロデュースを手がける。

自身も大のパチンコ・パチスロファンで、ユーザーが作るサイト、ユーザーが作るイベントにこだわり、HAZUSE開催イベントには、1000人近くの人が集まるほどの人気イベント。

ファンとの交流も活発で、先日行われたHAZUSE10周年パーティでは、100人のHAZUSEファンが集まった。

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―がろぱさん、よろしくお願いします!がろぱさんは、今の仕事をする前は大工さんをされていたそうですが、どんなきっかけでこの業界に?

基本的に物作りが好きで子供のころは図工だけはずっとオール5だったんだよね。

親父が大工をやってたので、土日も親父の手伝いなんかもしてて。自然と親父の跡を継ぐ形で大工さんになりました。

パチンコに初めて触れたのは、小学校2,3年くらいのころかなぁ。よくある親父に連れてかれて、ってやつです。その頃は当然面白さなんてわかんないわけなんだけど、学生になってパチンコ・パチスロを覚えて、こんなに面白いものか!とね。

今はスロットの方をよく打ちますけど、その当時はパチンコにめちゃくちゃはまったんですよね。

パチンコの何がいいのかって、松島さんはデジタルしか打ったことないでしょ?

でもパチンコの本来の姿っていうのは、平台っていう羽モノで、物理的に玉が上から落ちて釘に当たって、右に行くか、左に行くか。それがたまたまチューリップに入って、玉が増えたっていうのが、本来のパチンコなんだよね。そういうゲーム性っていうものにめちゃくちゃ魅了されてね。

それで一時期、中古のパチンコ台を買って家にズラッーーーと並べて、自分で釘を叩いて、こういう風にきたら玉はどっちに行くのか、ってオタクのようにやってました(笑)

それで、大工をしながらパチンコ・パチスロを趣味でずっと続けていたんです。

それで、スロットを打ってた時って、雑誌とかインターンネットに載っている確率とか、枚数が増える打ち方の手順とか、台の情報をメモ帳に書いてたんだよね。それをホールで見ながら打ってたんだけど、その当時メモ取り出して見てる人なんていなくて、「アイツ何見てるんだ?」みたいな、怪しまれる感じになってて(苦笑)

携帯だったらメールとか見るふりできるじゃんと思って、それで自分が見るようにページを作ったのよ。

機種別に50音順に情報を書き込んでたら、いつのまにか1200機種ぐらいになったんだよね!けっこうな数になったし、俺以外にもこういう情報を知りたい人がいるんじゃないかな、って思ってインターネットに置いたら、知らないうちに皆がそれを使うようになって、どんどんサイトが大きくなっていったんだよ。

だから告知も宣伝も何にもしてないんだけど、勝手に人が集まってくれたんだよね。それがHAZUSEのスタートだねえ。

―ええ!最初は自分が見るためのページだったんですか。それがすごいサイトになりましたね。

そうだね~。でね、掲示板っていうものを作ったんだけど、俺は、HAZUSEをパチンコ・パチスロが大好きな人が純粋に楽しめるサイトにしたいと思って、マナー、モラル、ネチケット(ネット上のエチケット)を徹底したんだよね。今でもどこのサイトよりも厳しいとかって言われるんだけど、人の誹謗中傷したりとか、いわゆる荒らしとか、そういうこと書いた人はアクセス禁止にしてました。

HAZUSEではそういうことは許さない、純粋にパチンコ・パチスロ好きが楽しく談笑できるサイトにする、というのを貫いてたら、それがうけたのか居心地がいい、って共感してくれる人が増えてきたんだよね。

一番多かった時は、1日でアクセスが10万アクセスを超えたのよ。それの後もどんどん増えてったんだよね。

俺、大工さんしながら趣味でやってたから無料で借りられるサーバーでやってたんですよ。

だけど、サーバーの管理者から出て行け、って言われたんだよね。お前のサイトはアクセスがありすぎて、負担がかかりすぎると。じゃあ、分かりましたって違うサーバーを借りてたんだけど、結局それの繰り返しで、8回もサーバーを引越したんですよ。

そうしてたら、ついにどこのサーバーも受け入れてくれなくなったんですよね。

選択肢は1個しかなくて、有料サーバーでやるしかない。と。

でも趣味でやってたから、自腹でやるしかなかったんだよね。

最初は5千円とか、8千円とかでよかったんだけど、人が増えるにつれて、3万になって、それが8万になって・・・

もうこれは限界だ、ってその時に1回だけ、サイトを閉鎖しようかなと考えました。

そしたらたまたまサミーさんが、HAZUSEに広告を載せたいんだけど、って声をかけてくれたんだよ。

完全に趣味でやってたから、広告だなんて考えもなかったからさ、「へ~、広告載せるとお金もらえるんですか~じゃあどうぞ。」ってノリで(笑)

サミーさんは、社員の方に「どんなサイト使ってるんだ?」って聞いたら皆さんが「HAZUSE使ってます。」って言ってくださったんだって。それで、広告のお話をくださって、俺は頂いた広告費をそのままサーバー費に充てて継続できたんだよね。お蔭様で徐々に安定してきて、アクセスもまた増えて、そうやってるうちに、また他社さんから広告のお話を頂いて、って感じで成長してったんだよね。

それで、ある時サミーさんから「出来れば名前だけでもいいから法人にしてくれると、法人と法人の付き合いが出来るから、有難いんだけど」って言われて、法人にしたんですよね。

―その時はまだ、大工さんと二足の草鞋ですよね?いつ大工さんを辞められたんですか?

大工を辞めたのは、今取締役をやっている澤田(ハンドルネーム:ナイツ)ってのがいるんですけど、彼と一緒にやるようになってからですね。ナイツは、元々HAZUSEのサイト会員だったんですよ。いつかはがろさんと一緒にサイト運営をやりたい、って言ってくれてたんだよね。それで、就職して何年か働いた後に、そろそろ一緒にやろうか、ってことで入社してくれたんですよ。

最初は、ナイツには自宅で作業をしてもらって、俺は大工をやりながら毎日電話で連絡を取り合いながらやってたんだけど、サイトの規模も大きくなってきたし、従業員として彼をあずかったからにはもう片手間では出来ないな、と思って。

大工を辞めて今の仕事に専念すると親父に言った時には、当然反対されたよね。「お前が趣味でやってるようなパチンコサイトなんかで、食っていけるわけないだろ」って。俺は性格上そういうこと言われたら「いや、やれるって。」ってムキになってね。今は弟が親父とやってくれてるし、安心してこの仕事をやってます。

「HAZUSE」は、いま1万人の会員さんがいてくれて、本当にいいサイトになりました。サイトが出来てから、先日10年目を迎えました。10年の間、大変なことも色々とあったけど今は管理も本当に楽。

HAZUSEにはメンバーさんっていう人がいるんだよね。俺はさっきも言ったけど、サイトの状況を徹底的に荒らしとかを排除して安心して純粋に楽しめるサイトを作りたい、っていう考えでやっていて、がろさんのそういう考えが好きだ、って共感してくれる人が集まってくれてるんだよね。そして、自分達の好きなサイトは、自分達が守る!みたいな人達が出てきてくれて、荒らしを監視したり、変な書き込みを報告してくれるんですよ。

あと、イベントの時を手伝ってくださったり。当然ボランティアで、サイト運営を助けてくれる人たちのことをメンバーと呼んでます。ナイツもメンバーをやってくれてたんだよね。

これ、すごいことだよね、本当に嬉しい。HAZUSEってほんとにユーザーが自分達で作ってるサイトなんだよね。掲示板で交流したり、イベントで実際に会って、オフ会やったり。もちろん俺たちも参加して一緒に飲んだりしますよ。

HAZUSEイベントもそう。HAZUSEイベントは、「ファンが作るイベント」なんです。

普通イベントって、ホールが海の日、だとか7の日だとか決めて開催するでしょ?それも当然楽しいんだけど、一番楽しいのは、ユーザーがこういうイベントがあったらいい、というものが実現することじゃないかな、って思ったんだよね。

―私も10周年の際の記念パーティに参加させて頂きましたが、100人のファンの方がいらっしゃっていて、皆さん本当に楽しそうで、ユーザー同士がつながる場所、って感じがしました。

さて、中編では、いよいよ伝説のHAZUSEイベントについてお話していただきます。

HAZUSEのイベントは、本当に不思議です。抽選に外れた人が、いつまでも帰らずにホールにいたり、負けて遊技をやめた人達が集まって、裏イベントが始まったり、もちろんどこにも負けない調整は当たり前!と、とにかく全員が楽しめる仕掛けが満載!

中編をお楽しみに!

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