パック・エックス通信を御覧の皆様、こんにちは!
編集長のまつしまでございます。
本日の『TOPから学ぶ!』は、株式会社ノースランドの澤田専務(後編)です!
後編では、澤田専務の「諦めない理由」と、
「いつも生かされていることに感謝」という考え方のベースになっている過去をお聞きしました。

どうして企業理念へこだわるのか。
それは、とにかくみんなが自分らしく、ハッピーに暮らせる世の中にしたいから。
ノースランドから、素敵な人材が沢山生まれて、世の中が明るくなればいい。

そう語る専務は、「夢は世界平和だ。」とおっしゃっていた5年前とちっとも変わっていませんでした。

では、続きをどうぞ!

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―前回、大切なのは諦めないこと、というお話がありましたが、澤田専務が「諦めない理由」って、何ですか?

店舗責任者である以上、部下やスタッフ、仲間達の生活を背負っている。そして、その仲間の家族も含めると、何十人もの生活を背負っているということなんですよね。その覚悟が諦めない理由じゃないかなと思います。

店長をやっている時は、実績を出さないと、彼らも評価してもらえない。彼らの生活、彼らの家族の生活を守るために、ここで諦めたらダメだ、と思っていました。

あとは、自分がやると決めたわけだから、諦めてしまったら自分にも負けることになります。自分との戦いでもあるんですよね。

・・・自分って、ドMなんやなぁ、と思います(笑)

―ドMな専務に続けてお聞きします。今経営者として大切にされていること、必要だと感じていらっしゃることはどんなことでしょうか?

店舗責任者をやっていた頃と、あまり変わらないですよ。第一には社員やスタッフの皆を守ること、つまり会社を存続させること。常にみんながもっと幸せに、ハッピーになれれば、ということを願っています。そうすればお客様もハッピーになれると思うし、それが会社の発展につながっていくと思うんです。

また、大切にしているのは、「感謝」。働いてくれる人、家族、協力会社の皆さん、全ての人に感謝の気持ちを持つこと、そしてそれを伝え続けること。

人って、生きている、のではなくて、「生かされている」んだと思うんです。

服が着れること、お茶が飲めること、息が出来ること、全てに感謝。生かされている自分には、何が出来るんだろう、っていつも考えること。

この考え方を凝縮したものがノースランドの企業理念と行動指針なんです。

例えば、うちはよく寄付をさせてもらったりするんですが、最近でいうと口蹄疫の問題ありましたよね。

全然違う場所だけど、自分達がその場所にいたら?相手の立場に立ったときに、せめて自分達が出来ることは何だろう?出来ることをやって行きたいと思っています。

TOPから学ぶ!!

―企業理念やそういった専務の想いを、社員の皆さんにはどう伝えるんですか?

対話して伝え続けるしかないと思っています。あとは、自らが率先垂範していくことですね。

規模が大きくなってしまうと、自分一人で全員と話をするのは時間的にも難しいので、自分の分身、つまり考えを意識・共有・理解してくれる人を何人つくれるか、その人たちと一緒に伝え続けるってことが大切だと思います。

お店でも同じですよね。トップと役職者がしっかりと対話して、それをスタッフに伝え続ける。

組織が大きくても、小さくてもやることは一緒なんだと思います。

企業理念が背骨であって、会社の考え方であり、自分自身なんだということを意識して欲しいと思っています。澤田グループの一員、仲間になった以上、まずは企業理念が自分の背骨。それを理解、共有して下さい、ということは常に伝え続けています。

新卒採用とかの会社説明会でも、理念のことしか言わないんですよ。ここに共感してくれる人と、僕は仕事をしたい、っていう話だけです。

―「感謝」という言葉が専務のお考えのベースにあるような気がしますが、いかがでしょうか。

そうですね。自分の性格とか考え方って、絶対幼少期につくられたもの。そのルーツを探ってみよう、と振り返ったときに、小さい頃に頂いた愛情だとか、両親への感謝の気持ちというものが、今の自分を作っていると気付きました。

一つは、私が幼い時は、パチンコ事業を始めたばかりの頃で両親が忙しく、小学校くらいまで近くに住んでいたご夫婦に面倒を見てもらっていたんです。

保育園にもそのばあちゃんが迎えにきてくれて、小学校の頃は学校からばあちゃんちに帰って、夜お父さんかお母さんが迎えにきてくれる、という生活をしていました。

自分達の子供のように優しく、愛情もって育ててくれていたのをすごく感じました。

私が悪い事したときも、私達がちゃんと見ていなかったからすみませんでした、ってうちの両親に頭下げてくれて、完全に私が悪いんですけど、そんな姿を思い出すと、全然血も通っていないのにすごく愛してくれてたんだな、って。

そしてもう一つは、高校に進学したときですね。

男子校で全寮制で、軍隊みたいな学校だったんですけど(笑)、洗濯とか身の回りのこととか、親元を離れて自分でやってみて、初めて親の有り難味を感じましたね。

今まで生きてこれたのは、両親に育ててもらっていたからなんだな、っていう実感というか、本当に心から感謝をすることができました。

その二つのきっかけが「感謝」を大切にするという自分のベースになっているし、いずれは親の跡を継ぎたい、力になりたい、という思いにつながっていると思います。

―澤田専務のこれからの夢や目標はなんでしょうか?

とにかくみんなが幸せに、自分らしく生きられる世の中にしたいんです。

お互い笑顔で、みんなが楽しく生きられる世の中。今、親が子供を殺したり、子供が親が殺したりとか、考えられない事件が多いじゃないですか。

自分らしく生き難い世の中になっているのかもしれないな、ってよく考えます。素のままでいられないから悩んだり、ストレスを溜めてしまったり、少しずつおかしな方向へ進んでしまうんだと思います。

だからこそ、自分らしく生きれる世の中にしたい。せめてまずは自分の会社の社員さん、スタッフの方には、自分を殺して気を遣ったりせず、自分らしく生きて欲しい。そういう社風を作って行きたいと思っています。

そのためには、やっぱりうちの場合は企業理念。とにかく、人の理解、人との共有を大切にしています。

企業理念を実現することで、人として憧れられる人、尊敬される人、愛される人、すごく素敵な人になります。そういう人が多くなればなるほど、皆が幸せに、楽しく仕事ができる会社になると思っています。

そして、ノースランドでそういう素敵な人を沢山育成して、いろんな可能性にチャレンジして言って欲しい。どんな形でもいいから、いずれは世の中に送り出しもっと素敵な人になって活躍して欲しいんです。

本当は、良い人材を企業は手放したくないわけですが、どんどん送り出したいですね。そういう風にできれば、もっともっと、素敵な世の中になるんじゃないかって考えているんですよ。

―澤田専務の口ぐせとか、大切にしている言葉はなんですか?

やっぱり「感謝」。あとは「生かされている」とかかな。よく言いますね。今日もいっぱい言ってますね(笑)

―確かに、5年前からずっとおっしゃってますね!最後に読者の方へメッセージをお願いします。

伝えたいことは、せっかく一つの命を両親から授かったわけだから、その命に対して感謝する。生かされているという想いを忘れないでください。

そして、一度しかない人生を、いかに笑顔でハッピーに過ごせるか、そのためにはどうしたらいいのか、常にそんな思考でいて欲しいと思います。

辛いこと、壁にぶつかることもあります。私自身も、大きな壁にぶつかった時は、「うわぁ、ひでぇなあ。」と思わないようにしようと心がけてます。これは必然なんや。これを乗り越えたとき、自分は人間的にレベルアップする、感謝や。と思ってます。・・心が折れそうになることもありますけどね(笑)

でも、こんなご時世だからこそ、下ばかり向かず常に前向きでいよう、ってことを伝えたいですね。

また、業界に対しては、もっともっと横のつながり、つまりホール間の協力体制を強化できればと思っています。

やっぱりせっかく60年の業界の歴史がある産業ですから、これも一つの文化であって、存続していくのは我々の使命でもあると思います。みんなでこの業界を守っていかなければならないと思うんです。情報共有やスタッフの人事交流なども、もっと活発に行って、ホール間でのつながりを強化すること、加えてメーカーさんとホール、協力会社さんとホールがタッグを組んで、こんな時代だからこそ、皆で協力し合いながら、生き残っていかなければならないと思います。

―大きな壁にぶつかっても、感謝して乗り越えることで、今より一つレベルアップできる。そう考えると、むしろ壁が楽しみになりますね。澤田専務、本当にありがとうございました!

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