こんにちは!PX通信編集部のとみおかです。

今週は弊社のコンサルタントから、人事評価制度についての記事です。

それではどうぞ~!

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業績向上のための人事評価制度 前編

経営者の皆さんは日々様々な課題を抱えていらっしゃると思います。
私も多くの経営者の方から様々な相談を受けますが、すべての悩みは、「いかに業績を向上させるか」というところに繋がっています。

例えば「評価制度を作りたい」という相談。
それはなぜですか?人を育てたいから?なぜ人を育てたいのですか?それは会社を発展させ、より利益を出せる企業にするためですよね?
このように掘り下げていくと、すべては業績向上に繋がっていくのです。

今回は私がコンサルタントとして関わったA社での事例をご紹介します。
A社では業績向上の解決策として、給与制度と人事評価制度の見直しを行いました。

A社(3店舗、現在の社長は2代目)の事例

A社では給与が経営課題となっていました。
先代の社長の頃から働いている社員に多く給与を払いすぎているのではないか。
かといって今更下げるわけにもいかない。
若手社員の給与が低く、「なぜ自分より〇〇さんの方が高い給料をもらっているのか?」といった不満の声も出ている。
そのため若手社員の離職率が高く、人材が育たない。
業界が縮小傾向にある中、このままでは会社の業績は下がっていくばかりなのではないか。

人件費は企業の支出の中でも大きな割合を占めています。
給与を見直すことで会社の利益率そのものを高めることができますし、社員のモチベーションを上げることにより、いずれは業績upにもつながります。

給与に対する不満の要因は、その金額そのものよりも給与の決め方にあります。
決して給与水準が高くなくても従業員満足度が高い企業もあれば、給与水準は高いけれど従業員満足度が低く、離職率が高い企業もあります。

その違いは何か。それは、給与の決め方をいかに従業員に納得させられるかです。
その問題を解消するツールが、人事評価制度と給与制度なのです。

A社に対して私がまず初めに行ったことは、社長に、「誰に高い給料をあげたいか」をヒアリングすることでした。

従業員が納得できる人事評価制度と給与制度というと難しいと感じるかもしれませんが、ベースは至ってシンプル。
社長がどんな人物に、「高い給料を支払いたいか=評価したいか」なのです。

それは、重要なポストについている人?長年働いてくれている人?会社に貢献してくれた人? その想いは社長によって様々です。

まずはここを整理します。今の従業員の給与を一覧にして並べ、社長の想いとズレがないかを調べます。そうすることで徐々に社長が求める人物像が明確化していきます。

求める人物像を明文化したものが人事評価制度であり、給与制度なのです。

この図のように、人事評価制度は給与制度など人事制度全般のベースとなるものです。

人事評価制度で「求める人物像」が明確になっていれば、従業員は目指すべき方向を理解することができ、給与制度と連動させることで、自分の給与に納得することができるのです。

―続きは後編で!

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