成功する新卒採用とは?前編
厚生労働省が発表した2010年度の新卒の初任給は全体平均197,400円。
業界別にみると娯楽業界の平均は最も高く、216,300円でした。
これは全体平均と比べて約10%も高い結果です。

下記調査からも、地方は都市部に比べて低くはなっていますが、どの地域でも全体平均よりも高い水準です。

表1 地域別にみたパチンコ業界の初任給平均(パック・エックス調べ)

パチンコ業界のイメージは徐々によくなってはいるものの、残念ながら未だ就職活動中の学生にとって不人気業界であることに変わりはありません。
給与水準の高さは、より優秀な学生を採用するための努力のひとつといえるでしょう。

それでは、学生にとって、働きたい会社の定義はなんでしょうか?
採用大手2社が調査した会社選びの際に重視する項目をみてみましょう。

表2 「就職活動中、あなたはどのような点に注目して企業を選びましたか。」(リクルート調べ)

表3 「行きたくない会社」(マイナビ調べ)

表1では「給与、福利厚生、教育制度」は5位ですが、表2では「給料の安い会社」は9位に入っていました。この結果から、給与は魅力のひとつにはなりますがそれが最終的な入社の決め手になっているとは考えにくいと言えます。

学生に最も関心が高いのは仕事内容であり、やりがいを感じられるかどうかが会社選びのポイントとなっていることがわかります。また、「業界」への関心も非常に高いことがわかります。

これらの結果から、採用活動では「パチンコ業界の存在意義」や、「パチンコ業界だからこそ、自社だからこそ感じられる仕事のやりがい」などを、いかに学生に魅力的に伝えられるかが重要だと言えます。

例えば、パチンコ業界の魅力のひとつに、最も大衆に親しまれている娯楽であるということがあげられます。
パチンコ店で遊技をすることはもちろん、スタッフや、お客様同士の会話を楽しみにしている人がたくさんいます。
また、パチンコ店の店舗運営を通して経営を学ぶことができ、そこに大きなやりがいを感じることができるという点も大きな魅力です。
それらのエピソードを交えて学生に伝えることで、パチンコ業界が魅力的な業界であるということが伝えられるのではないでしょうか。

採用活動おいては、学生がイメージしやすいように、エピソードを交えて自社の魅力を伝えるということが重要ですが、同時にそれを伝える社員の人選も重要です。

学生にパチンコ業界、自社の魅力を伝えられる社員は、自分自身が今の仕事にやりがいを感じ、自社への満足度が高い社員でなければいけません。逆に言えばそういった社員でないと自社の魅力を学生に伝えることは難しいとも言えます。

ですので、既存社員の満足度を上げることも、採用活動を成功させるためには必要なことです。

―次回は社員の満足度を上げるための、モチベーションについてお伝えします。

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