パックエックス通信

株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所、藤田宏社長 TOPから学ぶ後編

株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所、藤田宏社長

パチンコ業界向けのコンサルティング・教育事業を行っている株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役社長のインタビューです。後編では入社後の歩み、これからパチンコ業界で進めていきたい学びのツールについてお聞きしました。

(前編はこちら 株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所、藤田宏社長 TOPから学ぶ前編)

当時、パック・エックスでも御社と一緒に仕事をさせて頂いたことがあります。

そうでしたね。エンタテインメントビジネス総合研究所に入社して3年目で、初めてパック・エックスさんと一緒に新卒採用やセミナーを共同で行いました。

ただ、新卒にお金をかけて採用しても、社内で育てる環境が整っていないというのが実態で、OJTとは言うものの、放置に近い状態でした。

ですから、最初はまず新卒採用を始めたいという気持ちのあるパチンコホールのお客様をメインに、キャリアプランやキャリアパスをどうするのか、教育の仕組みを整えて、役職者になるにはどういうスキルが必要で、どの課題をクリアしたら良いのかというところを、一から一緒に作っていく、90年代の半ばはそういった仕事をずっとしていました。

当時はパチンコ業界でも教育が根付いていなかった時代ですね。

そうですね。私も当時ラスベガスへ行った時にあまりの違いに驚きました。

そこには学校でカジノ産業を学ぶカリキュラムがちゃんとあって、現場での仕事の仕方もマネジメントも全てしっかりと学ぶ場がありました。その時にパチンコ産業も科学的にきっちり組み立てる必要があると感じました。

マルハン様の2期生採用に携わったのがパック・エックスとの初めての仕事ですか?

そうです。様々な業界のブースがある説明会だと学生が集まらないので、パチンコホールだけで説明会をやろうと6社合同で説明会を開催しました。

きちんと受け入れ態勢を整えてからだと新卒採用のステージにも立てないので、走りながら整えていきましょうとお話しました。

私は企業様が会社説明をする前にパチンコ業界の説明をする役割を任せて頂いていましたので、どうやってビジネスが成り立っているのかという点も含めて、まずは会社の中身を見てから判断してくださいと学生たちに伝える役割でした。

そのころはずっと説明会や教育環境の整備を行っていたのですか?

メインはそうですね。

ただ、1997年に規制でパチンコが厳しくなりパチスロにシフトしていった時期に当時の青年部会の会長から現場の社員が勉強をする場を作れないか?と相談されました。

そこから広がって、結果的には早稲田大学と立命館大学2校と連携して、法律や心理学などを取り扱った社会人向けの簡易的なMBAのようなものを、全12回の講座として1998年にスタートさせました。

それはすごいですね!

2校とも口説くのが大変でした。でも、どうせやるなら面白いことをやりたいと思っていたので、一生懸命取り組みました。

株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所、藤田宏社長_3

そのような流れで、会社は順調に伸びて行ったのですね。

それが、パチンコ業界の規制の問題などもあって一時期は売り上げが落ち込んでいました。

業績が落ちた直後のタイミングで社長になったので、それが安定してきたのは3年後くらいですね。3年間はとにかく突っ走りました。そこからは育んだ商材をブラッシュアップしたり新規商材を考えたりという工程を経て現在に至ります

業績が落ちてしまった直後の社長就任というのは大変だったと思いますが、その時はどんな想いがありましたか。

創業メンバーでもありますし、率直に、乗りかかった船だからこのまま投げ出すのは人として良くないと思ったんです。

とにかく、社員の為にも目の前のことを必死にやるしかないという気持ちでした。

現在はどのような状況ですか?

今までお取引をしてきたお客様は既に土台が出来上がって、自分たちの力で教育や仕組み作りも出来るようになっていますので、次のミッションはその先、もう一歩進んだところかなと思っています。

現在は先代から会社を継いだ2代目、3代目の代表の方から新しい仕組みの構築や変革を考えているという相談が多いですね。

今後の方向性はどういったものですか。

学びの延長線ですが、当社で提供しているP能検やサービスマイスター制度など、学んだ結果をどこかで表明できる仕組みを手掛けていきたいと思っています。

この資格を持っていたら、パチンコ業界以外からも一目置かれるようなものを作っていきたいです。

今は多角経営を行っている企業も多いので、どんな事を学んだらどうなって、何をできるようになるのかという道筋を示すことのできるツールは必要だと感じています。

そういったものを、業界全体で一緒に作っていきたいですね。

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パチンコ業界以外からも、サービス業のプロフェッショナルとして認められるところまで繋げていきたいということでしょうか。

やはりパチンコ業界がもっとサービス業としてレベルが高いと認められて、新たにパチンコ店で働きたいという人が増えれば増えるほど業界は活性化されてどんどん良くなっていくと思っているので、そこに貢献したい。

たとえばパチンコやパチスロを遊技したことのない人から見ても、パチンコ産業はあった方がいい、必要だと思ってもらえる位置づけにしていくためにも、地道な活動をしていきたいです。

当社も設立から25年を超えたので、これまでこの業界にお世話になってきたというのも含めて、もう一段階この業界が安定的に伸びていくために尽力していきたいと思っています。

今すぐに取り組むべきことはどういったことだとお考えでしょうか?

きちんとした研修や勉強を行いながらも、日々の生活の中で学びのある環境をつくることが大切だと思います。

毎日5分10分あればちょっとした勉強ができる、おもしろいコンテンツを作れたらと考えています。

異業種情報でも時事ネタでも課題をやる日があっても良いですし、インプットを増やしてアウトプットをする練習を継続して行うことができれば、自ずと力が付くと思います。

そのような学べるインフラを作っていきたいというのが昔から現在も変わらない会社の想いです。

最後に現在御社が取り扱っている商材について教えてください。

主に教育・研修・セミナーやコンサルティング等を行いながら、「パチンコ よくわかる店長のための計数管理」をはじめとする、よくわかるシリーズの出版や「パチンコ店舗管理者実務能力検定試験(P能検)」とパチンコ店スタッフのための「サービスマイスター認定試験」などを運営しています。

その他ですと「パチンコ景気動向指数(DI)調査」や「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」、店舗のミステリーショッパーも行っています。今後はより情報発信をしていくために動画配信・音声配信や学べるツールを充実させていく予定です。

※詳しくは下記のURLから株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所HPまで

お問い合わせください。https://www.eb-i.jp/

ありがとうございました。

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-インタビューを終えて

採用に特化している弊社、教育に特化をされている藤田社長。分野は違いますが、このパチンコ業界を良くしていきたいと事業を行っている中、弊社とは違った角度からの取り組みや考え方をお伺いできて、とても学びのある有意義な時間を過ごさせていただきました。パチンコホールでの仕事には従事はしていませんが、わたしも「P能検」にチャレンジしてみたいと思いました(インタビュアー中村)

 

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