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株式会社備宝、浜岡慶三郎常務 TOPから学ぶ後編

株式会社備宝、浜岡慶三郎常務取締役_1

広島県福山市でK-1 500、パーラーF-1、K-1 400の屋号で3店舗を運営している株式会社備宝の浜岡慶三郎常務のトップインタビューです。後編では今後のビジョンや社員について、中途採用の取り組みなどをお伺いしました。

(前編はこちら 株式会社備宝、浜岡慶三郎常務 TOPから学ぶ前編)

現在いる社員の人たちは長く働いている方が多いのですか?

そうですね、社歴の長い社員が多いです。昔は離職率が高く、採用単価が上がり続けてしまっていたので、なんとかしたかった。なので、今は新人にはきちんと定着するまで1人指導者をしっかりつけるようにしています。

それが定着してからは、離職率は半減しました。人員不足が慢性化していた当時は指導者1人を確保するのも難しい状態が続いていましたが、徐々に改善していきました。それによって、不安や悩みを相談できる先輩ができて、スタッフ同士の風通しも良くなったと感じます。

御社の社員はどんな方が多いのですか?

フレンドリーな社員が多いですね。派閥もなく、10年以上働いている幹部も、お店のスタッフに積極的に話しかけるようにしているので、話しやすい環境が離職率の低さに通じているのかもしれないです。

店舗間の移動もあまりなくて、店舗のチーム力や絆は強いと思います。

御社の歴史についても教えてください。

平成2年創業です。パチンコ事業から始まり、それから店舗数も増えて、不動産事業だったり、新規事業が創設されていきました。

32年の歴史の中で、福山市の老舗のパチンコホールは少なくなってしまいましたが、当社が今でも営業できているのは地域のお客様に信用して頂いている結果だと思っています。

浜岡慶三郎/株式会社備宝 常務取締役。1999年に入社し、店長職、部長職を経験後、2011年に常務取締役に就任。

 

今後のビジョンについてお伺いしたいのですが、パチンコ事業の店舗展開や新規事業は今後どのように手掛けていく予定なのですか。

パチンコ店については積極的に増やそうとは現状では考えていません。2021年1月31日を終えて、そこからの動向を見ながら、居ぬき物件も増えていくと思いますので、注視はしていきたいと思っています。

しかし現在は新規事業を安定させることが優先です。今進めている新規事業を軌道に乗せて、1歩1歩着実に進めていきたいと思っています。

今回中途採用の取り組みを始められましたが、求職者に「備宝とはどんな会社?」と聞かれたらどう答えますか。

自分の実力を試せる会社だと思います。毎月の会議で様々な提案がありますが、社長は現場がやりたいことを完全否定しませんし、ある程度の根拠を説明して稟議をあげれば、ほとんど通してもらえます。

もちろん結果を出さなれければいけませんが、自分の想いを反映させやすい会社だと思います。

現場からの意見は頻繁に上がってくるのですか。

店舗の問題点や提案は店長から部長に相談があり、部長が解決できないことは常務の私に、それでも難しいことは最終的に社長に報告しています。店長以下からの直接的な提案はまだですが、距離は遠くないので提案はしやすい環境だと思います。

現場と幹部の間で壁も作らず、しっかりコミュニケーションをとるようにしていますね。

御社の店舗の強みはどんなところですか。

中途半端じゃなく徹底的にやることを心がけています。常連のお客さんがほとんどですし、イベント開催ができなくなったため、近所からしかお客様が来ません。

そのため特に今足を運んでくださっているお客様とのコミュニケーションや対話を大切にしています。

撤去問題や、娯楽の多様化も進むなど、パチンコ業界が厳しくなっている中で勝ち残っていくために考えていることはありますか。

撤去問題は非常に心配しています。今後良い機械が発売されるか否かは誰にもわかりませんが、機械台は買わなければなりません。その中でいかに利益を残せるようなやり方が出来るかというのは常に考えていますが、非常に難しい問題ですね。

パチンコ業界が変わっていく過程で、パチンコ店に行かなくなってしまったお客様もいます。弊社の店舗に久しぶりに来店してくれたお客様から「前来ていた時とお客さんが全員違うね」と言われたこともあります。

それだけ長い間来店していなかったというのを目の当たりにして、昔からパチンコを楽しんでいた人が今のパチンコ業界に物足りなさを感じていると思いました。

社員の方がパチンコ業界に不安を抱いているようなことはありますか。

パチンコ業界に対してはわかりませんが、備宝に関しては店舗の会議の中で会社の方針として今の3店舗は絶対に営業していくと言っているので不安を感じている人はいないとは思っています。

このような状況下で、現在社員に求めているものはどういったことがありますか?

1人1人がより自立してほしいと思っています。部長が現場のトップなので部長に頼りすぎているところがある。上司に答えを求めるだけでなく、自分で考えて提案して、最後に許可を得るというように、自分の考えをしっかりと持っていて欲しいですね。

最後に今働いている社員に対する想いを聞かせてください。

長く働いてくれている人も多いので、とても感謝しています。不満を持つこともあると思いますが、口に出さずについてきてくれている。どこの業界も人手不足な中、とてもありがたいですね。そういった社員のためにも、より良い職場環境にしていきたいですね。

本日はありがとうございました。

―インタビューを終えて

インタビューをさせて頂く中で、社長に対する感謝の想いが何度もあり、浜岡常務はもちろんのこと、社長のお人柄の良さがとても伝わってくる内容でした。また、浜岡常務をはじめ、部長・店長、役職者の方まで生え抜きの方が多く活躍されており、そこにこれから中途採用で新しい人材が入社されることによって、社内が活性化してさらに会社が強くなる今後がとても楽しみな企業様だと感じました。(インタビュアー米谷)

 

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