パックエックス通信

東商事株式会社、内田任人社長 TOPから学ぶ後編

東京都板橋区の駅前でプラザの屋号で店舗を運営している東商事株式会社の内田任人社長のインタビューです。後編では今後のビジョンや、「東商事イズム」と大切にしてきた社訓についてお聞きしました。(前編はこちら 東商事株式会社、内田任人社長 TOPから学ぶ 前編)

東商事の社員数を教えてください。

パチンコ店、ボウリング場、中華料理店ともに各4名~5名です。私が入社した頃から会社を支えてくれている社員が今も活躍してくれています。東商事イズムを持った人たちばかりですね。

東商事イズムとはなんですか?

これは社訓なのですが、「感謝」です。 先代の社長が数年前に全社員の前で「やっと感謝の本当の意味がわかった」と言ったんです。

70歳を過ぎてやっとです。感謝という言葉を30年40年突き詰めてきてやっとわかったと言った時に、軽く言っていい言葉ではないなと感じました。 本当の感謝を突き詰めると、日々精進していかないとならない。自分に任せられた仕事や目の前のことを全うできるか、どれだけ一生懸命やれるか、それが感謝に繋がるのではないかと思うのです。

苦労があって苦難があって涙があって喜びがあって笑いがあって、そうやって何十年も続けてきてやっと本当に「感謝する」ということがわかるのかなと思います。やっぱり今後もこの想いを東商事イズムとして伝えていきたいです。

若い社員さんにもそのイズムはしっかり伝わっているのでしょうか?

はい。当社では東商事イズムや想いに共感してくれて、アルバイトから社員になってくれる人が多いんです。

あとはこの会社の人たちと一緒に働きたいと思ってくれて社員になってくれている。弊社にはそういった魅力のある社員も多いです。これは非常に嬉しいことです。

 素敵ですね。 それでは御社の「人」以外の強みも教えて頂けますしょうか?

やはり地域密着という点です。私は地域のお手伝いなどのボランティアにも出来るだけ参加しているのですが、祖父の代からボランティアに対して積極的だったので全く違和感なく続けられています。

そういった接点で関わった人がたとえば東商事が運営する中華料理店に来てくれたりする事もあります。本当に地域の人たちとは良い関係にあると思っています。

内田任人/東商事株式会社 代表取締役社長。大学を卒業後、パチンコ・パススロメーカーで営業職を経験し、副社長、常務取締役を経て、2018年9月に代表取締役社長に就任。

実は先ほど、お店で「営業の人?このパチンコ店は良い店だよ」とお客様に直接声をかけられてびっくりしました。遊技しているお客様からそういった声を頂いたのは初めての経験でした。そのようにお客様から言ってもらえる秘訣はなんでしょうか?

それは嬉しい言葉ですね! やっぱり地域に合った営業をしているからだと思います。

入れ替え台数、広告宣伝の仕方、接客、全てにおいて過剰なものはいらないと考えているので、とにかく地域に合わせる営業を継続していくことで、好きになって頂けているのかなと思います。地域の方々の憩いの場として楽しんでもらいたいですね。

今後採用、教育していくなかでどんな人に入社してほしいですか?

具体的にこういう人を採用したいというものは決まっていませんが、面接をしていていいなと感じる人は、当社の社訓である「感謝」ということをしっかり考えてくれる人。

じゃあ感謝ってどういうものなの?と物事を追及する気持ちのある人や、謙虚な姿勢、あとは人に対する思いやりを感じられるかどうかですね。

人間力ということですね。

若手でまだ社会人経験が浅い人は書面では判断できないと思っています。

極端な話、その人を社訓に合う人にできるかどうかは会社側の問題なんです。それに、自分が判断して採用した人をすぐに良い悪いと判断することは採用した自分や会社の価値を下げていることと一緒だと思いますし、会社が必要とする人材に磨き上げることは会社の義務だと感じます。まずは入社したいと思ってくれたことに感謝しなければならないですね。

採用した側の責任と言えるのは素晴らしいと思います。

ありがとうございます。先代の社長には、新しく入社した社員がやめてしまったという愚痴を言うと叱られていましたから(笑)そんなことを言っている時点でダメなんだと言われました。やはり自分を振り返って、他者ではなく自分の問題点をしっかりと考えられる人でありたいですね。

最後に今後のビジョンを教えてください

もちろん、パチンコ店の店舗展開はしたいと思っています。皆が感じているように、今はパチンコ業界全体が厳しい時代なので、勝負をかけられる時期を待っている状況です。

個人的にはその時がくるまでに勝負勘を身に付けたい、ここが勝負どころだと気付ける力を学びたいと思っています。今は勝負までの準備として、人を育てる力、営業力などのたくさんの「力」を会社のみんなで蓄える時期なので、この時間を大切にしていきたいですね。

 ありがとうございました。

-インタビューを終えて

今回のインタビューを通して、ホールスタッフの皆様のあたたかさの源泉に出会えたように感じました。トップの器の大きさや優しさだけでなく、周りの方々に対する感謝の想いが伝わっているからこそ、各々の接客に表れ、お客様が「このお店にまた来たい」と思えるのだと感じました。素敵なお話をありがとうございました(インタビュアー元木)

 

関連記事