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vol94 株式会社シティコミュニケーションズ 三田大明社長 後編

シティ様バナー後編   今回は株式会社シティコミュニケーションズの三田 大明社長に登場いただきました。 後編では、「社内イベント日本一」を掲げるきっかけとなったビールかけのお話や、今後のビジョンについて伺いました! ―現在三田社長が最も力を入れいらっしゃるのはどういった部分でしょうか? 社員満足を高めることです。 教育や採用などもそうですが、一番は社員満足、そして「笑顔」です。 会社の経営を担っているのは、毎日お客様に接している現場の人間です。 私たち本社の人間はあくまで彼らのサポート。ですから、彼らがより生き生きと働いていける会社にしていかなければいけないと思います。 ―社員満足を考えることとなったきっかけはなにかありますか? 社員から、「自分が働いていて楽しいと感じていなければ、お客様に対して笑顔は出せない」と言われたことです。 確かにそうだと思いました。お客様はもちろん大切です。ですが、大切なお客様の笑顔を得るためには社員の笑顔がなければいけない。 ですから、株式会社シティコミュニケーションズにおいては、一番は社員、二番が支えてくれる業者の皆さん、三番目がお客様という位置づけにしています。 ―社員満足向上のために、どのようなことに取り組まれていらっしゃいますか? 具体的には「社内イベント日本一」を目指しています。 新しくて楽しいイベントをたくさん行うことは社員満足につながると考えています。 ―これまでで最も印象深かったイベントというと何があげられますか? やはり一番印象深かったのは、「社内イベント日本一」を目指すきっかけとなった、「ビールかけ」です。 ビールかけは2006年7月に、シティコミュニケーションズとして売上500億円を達成したことを記念して行いました。 実は最初に発案したときは猛反対を受けたんです。 というのも、それまで世の中では、「会社のお金はお客様のために使うものであるという」考えが根強かったからです。その考えは決して間違いではありません。ですが、私は社員のためにお金を使うことも必要だと考えていました。 反対する方はとても多かったのでとても迷いましたが、結果的にはやってよかったと思いました。 ビールかけのとき、社員たちが見たこともないほどの笑顔を見せてくれました。民間企業が大規模にビールかけをすることなんて前例がないと言われましたし、普段の生活で経験することはないですから、みんなうれしそうだったし、私も楽しかったです。 これを機に、会社の結束力が格段に強まりましたし、社外の方にも興味を持っていただき、新卒採用での応募数も増えました。 やってみたらいいことばかりで、「これは正解だったんだな」と感じました。 シティー ビールかけ1 ビールかけの様子。写真からもみなさんが全力で楽しんでいる感じが伝わります^^! シティー ビールかけ2 三田社長も社員のみなさんと一緒に楽しんだそうです^^ それ以降は社員から希望を聞いて、どんどん社内イベントを開催するようになりました。 最近では、東京ドームで忘年会をする、関連会社の皆さんと協力してディズニーランドの貸し切りなど、次の目標となる案もたくさん出てきています。 ―現在御社は様々な事業を展開されていますが、それぞれの事業はどのように生まれているのでしょうか? シティコミュニケーションズの事業は、全て社員の声から生まれています。 同時に、全て私が好きなものでもあるんです。好きだからやってみたいし、そこで社員と私の意見が一致するとお互いに本気になって取り組めるんです。 弊社の場合、「やりたい」と手を挙げた社員に、事業計画書を作るところから全て任せています。その代わり責任を持ってやりきってもらいます。 もちろん仲間を集めることも自分でやってもらいます。自分の夢についてきてくれる仲間を集め、一緒にやっていくとなれば、その人たちのことも考えなくてはいけません。 でもだからこそ、「KEEP CHALLENGING」できるんだと思います。 仕事とはいえ、会社から指示されたことをやっているだけでは、辛くなったときにはどうしてもやる気が出なくなることもあると思います。 ですが、自分のやりたいこと、夢を叶えるためなら諦めないですし、諦めたらどうなるかは自分が一番わかっているはずです。だから努力し続けられるんです。 弊社の広報室も今、同席している新卒1期生の社員が入社1年目で立ち上げたものですが、彼も諦めずにここまでやってきました。何をするのかも全て自分で決め、がむしゃらに取り組んでいました。 私はそんな風に自分のやりたいことを実現させるためにがんばる社員が、パフォーマンスを最大限に発揮できる環境づくりをサポートしていけるよう努めています。 ―御社では新卒採用も行われていますが、どんな方を求めていらっしゃいますか? 一番は人の心の痛みがわかる人です。 自分さえ良ければいいのではなく、周りの人間の気持ちもわかる人。 そして、自らの胸の内に、どうしてもやりたいことを秘めている人がいいです。 あとは時間を守る、挨拶をするなど基本的なことが意識できる人であれば、その他は入社後に教育をしていければと考えています。 ―今後のビジョンを伺いたいと思います。 M&Aを進めていきたいと思っています。 私たちとお店づくりの理念が合う企業さんと手を組み、一緒に「街」をつくっていきたいですね。 また、今後も新しい事業に対しては積極的に取り組んでいき、よりエンタテインメントに溢れた魅力ある「街」にしていきたいと考えています。 ―最後に、業界の皆様へのメッセージをお願いいたします。 パチンコ業界は衰退していると言われていますが、業界自体がなくなることはありえません。 エンタテインメントは太古の時代から形を変え続いてきた人間特有の文化です。 生きるために必須のものではないけれど、なくてはならないものです。 現在の日本でその中心となっているのはパチンコです。 私はパチンコ業界全体を皆さんと一緒に盛り上げ、世の中全体を明るくしていきたいと考えています。 ―ありがとうございました!