採用の現場からvol5 ビーコムグループ 人事・教育部 林俊哉部長 後編

高卒採用のスケジュールとポイント
7月下旬~
■応募前職場見学の受け入れ 学生のイメージする業務内容と、実際の業務内容のミスマッチを防ぐため、職場見学の受け入れを行います。 ★ポイント 「弊社では店舗見学の受け入れをし、自分に合う職場かどうか確認してもらっています。 学生は18歳未満なので、学校の制服を着て店舗に来てもらい、ホールの見学は控え、店舗のバックオフィスを見せています。 実際の業務内容については、動画を見せながら説明しています。動画を見せることで業務内容がイメージしやすく、理解が深まります」 ビーコムグループ 人事・教育部 部長 林俊哉氏9月5日~
■学校推薦の受付開始 この期間は一人一社制(単願)による応募受付です。 そのため、内定となった場合、辞退する学生はごく少数です。9月16日~
■選考開始 面接等の採用選考を開始します。 一般的には有望な学生を確保するため、9月16日当日~翌日など、早い段階で行います。 この後も応募があればできるだけ早いタイミングで面接をセッティングします。 ■内定通知 選考後、1週間以内に合否連絡をします。 連絡先は学校です。内定の場合は内定通知、不採用の場合はその通知と、応募書類の返送を行います。11月1日~
■複数応募の開始 学生は複数社応募が可能となります。そのため、内定を出しても辞退する可能性があります。 ■内定者との交流 入社までの期間は、社内イベントに招待するなどは可能です。 ★ポイント 大学生のように柔軟に懇親会を開くのは難しいですが、高卒採用では内定辞退は少ないです。内定辞退を防ぐというよりも、入社後に職場になじみやすくするということを目的に、社内報などを送るなどして情報共有を行います。4月1日~
■雇用開始 大卒の場合、4月1日より以前に研修等のために雇用を開始するケースもありますが、高卒採用の場合はそれができません。ただし、制服合わせや会社説明会等の開催は可能です。 ■現場での教育 一般常識や社会人としてのマナーなど、基礎的なことから教える必要があります。 受け入れる側の社員がどれだけサポートできるかも大きいです。信頼のおける店舗管理者がいる店舗のみで求人を行うというのもひとつの方法です。ひとつの採用チャネルとしての活用を
高卒採用にはメリット・デメリット様々ありますが、うまく活用できれば、メリットは大きいです。 ここ数年は売り手市場が続いており、新卒採用に苦戦する企業も多いです。この流れはまだしばらく続くことが予想されています。 採用計画に、高卒採用も視野に入れていくのも、ひとつの方法ではないでしょうか。メルマガ登録はこちら
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