16卒採用レポート(速報3月版)
3月1日に、2016卒採用が本格的にスタートしました。
今期は採用活動の短期化や企業の求人意欲の高まりにより、前期よりもさらに厳しくなるとみられています。
実際に現状はどうなのか、リクナビスタートアップLIVE(3/7東京開催、㈱リクルート主催の合同企業説明会)、アミューズメントサミット(3/5東京開催、㈱パック・エックス主催のパチンコホール企業のみの合同企業説明会)でのデータをもとに、レポートします。
16卒リクナビLIVE 2015/3/7
学生動員数:20,261名(文系15789名・理系4472名 )
参加企業数:525社
平均着席数:179名
総合満足度:44.7%
15卒リクナビLIVE 2013/12/7
学生動員数:19,627名(文系16252名・理系3375名 )
参加企業数:282社
平均着席数:374名
満足度:78.7%
14卒リクナビLIVE 2012/12/1
学生動員数:15,798名(文系12797名・理系3001名 )
参加企業数:241社
平均着席数:373名
満足度:59.5%
会場となった東京ビッグサイト(東京国際展示場)。
今年は企業数が増えたことにより、東展示棟、西展示棟の両方を使用していた(昨年は東展示棟のみ)。
日遊協が出展したブースの着席人数は、昨年が約600名に対し、今年は約250名と大幅減となった。
当日の呼び込みを行った担当者は、「今年は企業数が増えたため、会場が2つに分かれていた。学生数はやや増えたとのことだが、体感的には減った印象。呼び込みをしても着席してくれる学生は少なかった」と話す。
日遊協のブース。参加企業による説明会のほか、遊技台の体験コーナーや、ノベルティの配布なども行い、就職先としてのパチンコ業界への興味喚起を促していた。
着席人数が目標に達したという企業も、「パチンコに興味を持ってくれる学生は少なかった。内定率を考えるとあまり高くないかもしれない」と話す。
リクナビLIVEの参加企業の昨対比は186%
今期1回目となるリクナビLIVEは、3/7に東京ビッグサイトにて開催された。 参加企業数は昨対比186%の525社と大幅に増加したことに対し、学生数は昨対比103%の20,261名と大きな変化はなかった。 その影響もあってか、平均着席数(各企業ブースに着席した学生の平均人数)は昨対比48%の179名と大幅に減少した。


パチンコホール企業の平均着席人数は47名
今回のリクナビLIVEに参加したパチンコホール企業は19社。 リクナビLIVEの出展ブースの大きさは大きくわけるとスペシャルブース(学生用椅子70脚)、大型(学生用椅子30脚)、標準(学生用椅子15脚)の3種類あり、スペシャルブースとその他には着席人数に大きな差が出る。 スペシャルブースを除くと、パチンコホール企業の平均着席人数は47名となった。 参加したパチンコホール企業の人事担当者は、「出展企業数が多いので、効率的にブースをまわるためにも、行きたい企業や業界をある程度絞っている学生が多かった」と話す。 ブースレイアウト例 スペシャルブースや大型ブースでは、通常のスクール形式ではなく、ブースを区切って使う企業も見受けられた。 ブースを4つに区切って使用していた企業の場合、それぞれで学生が集まった時点で説明を開始できるため、効率よく運営できていた。また、常に学生がいる状態なのでにぎわっている印象を受け、学生が入りやすいブースになっていた。

パチンコホール企業の接触単価は20,099円
今回のリクナビLIVEの平均着席人数は47名、接触単価は20,099円(スペシャルブース除く)。 標準ブースの中でも、約100名集めている企業もいれば、10数名の企業もいるなど、ばらつきが見られた。 ■パチンコホール企業の平均値