パックエックス通信

16卒採用レポート(速報3月版)

3月1日に、2016卒採用が本格的にスタートしました。
今期は採用活動の短期化や企業の求人意欲の高まりにより、前期よりもさらに厳しくなるとみられています。
実際に現状はどうなのか、リクナビスタートアップLIVE(3/7東京開催、㈱リクルート主催の合同企業説明会)、アミューズメントサミット(3/5東京開催、㈱パック・エックス主催のパチンコホール企業のみの合同企業説明会)でのデータをもとに、レポートします。

リクナビLIVEの参加企業の昨対比は186%

今期1回目となるリクナビLIVEは、3/7に東京ビッグサイトにて開催された。
参加企業数は昨対比186%の525社と大幅に増加したことに対し、学生数は昨対比103%の20,261名と大きな変化はなかった。
その影響もあってか、平均着席数(各企業ブースに着席した学生の平均人数)は昨対比48%の179名と大幅に減少した。
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16卒リクナビLIVE 2015/3/7
学生動員数:20,261名(文系15789名・理系4472名 )
参加企業数:525社
平均着席数:179名
総合満足度:44.7%

15卒リクナビLIVE 2013/12/7
学生動員数:19,627名(文系16252名・理系3375名 )
参加企業数:282社
平均着席数:374名
満足度:78.7%

14卒リクナビLIVE 2012/12/1
学生動員数:15,798名(文系12797名・理系3001名 )
参加企業数:241社
平均着席数:373名
満足度:59.5%

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会場となった東京ビッグサイト(東京国際展示場)。
今年は企業数が増えたことにより、東展示棟、西展示棟の両方を使用していた(昨年は東展示棟のみ)。

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パチンコホール企業の平均着席人数は47名

今回のリクナビLIVEに参加したパチンコホール企業は19社。
リクナビLIVEの出展ブースの大きさは大きくわけるとスペシャルブース(学生用椅子70脚)、大型(学生用椅子30脚)、標準(学生用椅子15脚)の3種類あり、スペシャルブースとその他には着席人数に大きな差が出る。
スペシャルブースを除くと、パチンコホール企業の平均着席人数は47名となった。

参加したパチンコホール企業の人事担当者は、「出展企業数が多いので、効率的にブースをまわるためにも、行きたい企業や業界をある程度絞っている学生が多かった」と話す。

ブースレイアウト例
スペシャルブースや大型ブースでは、通常のスクール形式ではなく、ブースを区切って使う企業も見受けられた。
ブースを4つに区切って使用していた企業の場合、それぞれで学生が集まった時点で説明を開始できるため、効率よく運営できていた。また、常に学生がいる状態なのでにぎわっている印象を受け、学生が入りやすいブースになっていた。

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日遊協が出展したブースの着席人数は、昨年が約600名に対し、今年は約250名と大幅減となった。
当日の呼び込みを行った担当者は、「今年は企業数が増えたため、会場が2つに分かれていた。学生数はやや増えたとのことだが、体感的には減った印象。呼び込みをしても着席してくれる学生は少なかった」と話す。

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日遊協のブース。参加企業による説明会のほか、遊技台の体験コーナーや、ノベルティの配布なども行い、就職先としてのパチンコ業界への興味喚起を促していた。

パチンコホール企業の接触単価は20,099円

今回のリクナビLIVEの平均着席人数は47名、接触単価は20,099円(スペシャルブース除く)。
標準ブースの中でも、約100名集めている企業もいれば、10数名の企業もいるなど、ばらつきが見られた。


■パチンコホール企業の平均値

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着席人数が目標に達したという企業も、「パチンコに興味を持ってくれる学生は少なかった。内定率を考えるとあまり高くないかもしれない」と話す。

16卒採用活動でこれから注力するべきポイント

リクナビでは、説明会の予約を開始している企業数は昨対比140%、説明会の予約者数は昨対比370%となっている。
このことからも、会社説明会の開催数が集中していることがわかる。
3/5開催のアミューズメントサミットにて行った学生アンケートによると、75%がすでに会社説明会に参加していた。
就活の本格スタートは後ろ倒しになったが、3月以前から活動を始めていた企業も多く、既に活動を始めている学生も多かった。

今年は3,4月に会社説明会や選考が集中するため、学生は人気の業種・企業から優先的に説明会に参加するとみられる。
また、求人数が増えているため、「採用基準を多少下げてでも内定を出す必要が出てくるかもしれない」という企業も見受けられるなど、学生が内定を得やすい「売り手市場」になると言われている。
そのため、一般的に不人気業界といわれる業界では、学生と接触できる機会が大幅に減少する。
昨年までは夏から秋にかけて、内定をまだ得ていない学生に接触するということも考えられたが、今年はあまり期待はできない。

このような傾向が顕著になってきた16卒採用において、これから注力すべきポイントは、
①より多くの学生に接触すること
②さらにその中でもできるだけパチンコに抵抗がない・興味がある学生=入社につながりやすい層の学生に接触すること
③接触した学生とのグリップを強めること

ではないだろうか。

 

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