今週は株式会社富士千の藤井副社長に登場頂きました。
後編では熊本県遊技業協同組合青年部会に入ってよかったこと、会社としての今後の目標などについてお話いただきました。
それではどうぞ!

TOPから学ぶvol.78
株式会社富士千 藤井 俊博副社長 後編

株式会社 富士千
代表取締役副社長 藤井 俊博 氏
父が興した有限会社富士千に、大学卒業後常務取締役として加わる。現在は熊本県で3店舗を経営。熊本県遊技業協同組合で青年部会の部会長を務め、パチンコ業界全体の発展に貢献する。

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―組合に入ってよかったと思うことはどのようなことですか?

県の理事になったのは24歳のときで、同じ頃に青年部会にも入りました。もう約20年になりますね。やはりいろんな意見の方がいらっしゃるので、視野を広く持てたというのが一番よかったことです。社内では私の意見が通るのが普通ですが、組合は経営者の集まりなのでなかなか意見が通りません。意見交換をして議論をしていくうちに、多角的な考え方ができるようになりました。
それから県内だけでなく、県外の方とも交流を持てるようになったことがよかったですね。今年は熊本で全国交流会も行いました。組合に入っていなかったら出会えなかった方々とも多く出会えて、今はよかったと思えることの方が多いです。

―多くの会社を見てこられたと思いますが、藤井副社長が考える、「伸びる企業」と「伸びない企業」の違いはなんでしょうか?

伸びていく会社はやはり店舗のスタッフにまとまりがありますね。年齢も若いし、前向きで活気があります。若手を採用して育成している会社は伸びていきますね。
伸びていかない会社は高齢の方が上にいることが多いです。人を大切にするという意味ではいい企業なのかもしれないですけどね。
今とても成長している知り合いの企業さんでも、若い方が一生懸命働いていらっしゃいますね。社内レクリエーションを行って社員さんとコミュニケーションをとりながら、厳しい教育もとっていく。メーカーさんの展示会で社員の方とお会いしたことがあるんですが、一生懸命レポートを書いているんですよ。そういった細かいところから社員教育を徹底されているんだなと思います。

―御社ではスタッフの方の育成というとどのようなことをされていますか?

育成マニュアルをつくってそれを学ばせています。うちはアルバイトからの正社員登用がほとんどなのですが、試用期間を経てアルバイトか、社員か選んでもらっています。だからうちはほとんど社員です。離職率も低いですね。

―スタッフの方とお話する機会も多いですか?

毎日現場には行きますし、スロットの設定も私が教えていますので話す機会はありますね。自分が率先して仕事をするようにしているんです。そうすることで、みんな私に仕事をさせないようにと一生懸命やってくれます。以前、ホール回りもしようかと言ったこともあるんですけど、それは反対されました(笑)。

―自社の方々にいつもは言えないけれど、伝えたいことは何かありますか?

私もがんばるから、みんなもがんばってほしい。みんなでいい思いができるようにがんばりましょうということですね。「同じ釜の飯を食う」と言いますが、食卓を共にはしないものの、同じ屋根の下にいるので家族のようなものですね。私だけではなく、みんながいい思いができる会社にしたいです。
それからやはり私が本社で仕事ができるのも、社外に出て活動できるのも、みんなが店でがんばってくれているからです。とても感謝しています。

―会社としての今後の目標を教えていただけますか?

これからさらに小規模の企業は厳しくなっていくと思いますので、最低でも5店舗は持っていたいと思っています。これは私が社長になったときの課題ですね。

消費税の問題もあって今は設備投資に慎重にならざるを得ない状況ですが、既存店は改装も検討しながらやっていきたいと思います。

―座右の銘は何かございますか?

座右の銘というと特にありませんが、引き受けたら中途半端にはできないので全力でやることですね。信頼を損なわないようにしたいと思っています。
どんな人にも思いやりは持って、競合だろうがなんだろうが、情報交換をして協力していきたいと思います。
以前、競合店がゴトに遭ってその対策を助けたこともありました。競合ではありますが、エリアでの連携というのはすごく大切だと思っています。

―それでは最後に読者の方にメッセージをお願いします。

大手だけが営業をやっていても業界はよくならないと思うんですね、中小企業ががんばることも必要です。店がなくなってしまえば何もできませんから、何とか存続させていきたいです。それからメーカーさんには1円じゃなくて4円でもお客様に遊んでもらえる台を開発してもらいたいですね。メーカーさんも、ホールも、お客様も、win-win-winの関係になれるようにしていければいいですね。

―ありがとうございました!

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