今週は株式会社ジョイナスの髙山愛子社長に登場いただきました!
パチンコ業界では数少ない女性経営者である髙山社長。「自分が女性ということもあるし、女性が働きやすい環境を整えたい」とおっしゃっていました。
インタビューでは、以前に登場頂いた同社の齊藤常務(当時は部長)と同じく、業界への熱い想いを感じました!
前編では社員大会開催のきっかけから、社員のモチベーション維持についてなどのお話を伺いました。それではどうぞ!

TOPから学ぶvol.75
株式会社ジョイナス 髙山 愛子社長 前編

株式会社ジョイナス
代表取締役社長 髙山 愛子 氏
高校卒業後化粧品会社に就職。結婚を機に専業主婦となるが、平成17年株式会社ジョイナス設立に伴い代表取締役に就任。
現在は滋賀県に4店舗、三重県に2店舗を展開中、10店舗展開を目指している。

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―髙山社長本日はよろしくおねがいします。まずは社長就任までの経緯について伺えますか?

高校卒業後、化粧品会社に就職しました。2~3年働いた後退職し、家事手伝いをしていました。29歳のときに結婚し、しばらくは主婦をしていました。
平成12年に前進の会社を創業し経営は別の方に任せていたんですが、平成17年に株式会社ジョイナスに変更し、私が代表に就任しました。

―代表に就任された当時はどうでしたか?

それまではパチンコの営業に直接携わる事が無かったので、わからない事が多く不安もありましたが、社員の生活を守る事を自分への最大のミッションとし、不安なのは私ではなく社員だ!やるしかない!と自分を奮い立たせ勉強しました。
社員は勿論のこと、周りの全ての方に協力していただいて、営業や、経理のことなどいろいろと教えてもらいました。最初はパチンコ屋さんって何でも高いなと思いました。一番疑問だったのは、店に台があるのに新しい台を買うことですね(笑)。なんでこんなにお金をかけてまだ使える台を入れ替えるんだろうと。

―周りの方の反応はどうでしたか?

自分ではそんなに拒絶反応はなかったと思っています。弟が店長としていてくれたというのも大きかったですね。社員のみんなも協力してくれましたし、本当に感謝してます。

―以前このブログに御社の齊藤常務が社員大会について話してくださいましたが、開催するきっかけは何かあったのですか?

社員の結束力が強まる、会社として必要なことだという話を聞いたことです。
店舗が離れているので店長同士は会うことはありますが、スタッフは顔も知らないような子ばっかりだったんですよ。こういうのをやってみるのもいいかなと思ったんですが、トップダウンじゃ何の意味もないから社員たちに企画させないといけない。店を休むことになるし、時間も費用もかかります。本当に自分たちでできるのかと思いました。でもふたを開けてみたら涙涙で。やってよかったと思いました。『会社って、社員ってええなー』って鳥肌立つくらい実感しました。一番強烈な思い出ですね。

株式会社ジョイナス社員大会の様子

社員の結束力はすごく高まりました。それぞれ温度差はあるにしろ、これでいけるという手ごたえはあったと思います。やってよかったのは確かです。
ただやはり持続するのは難しいですね。店に戻ると現実が待ってますから。モチベーションを保ち続けるには、毎年継続して開催するなどしていかないと難しいのかなと思います。

―社員の方のモチベーションを保つという意味では、現在何か取り組まれていることはありますか?

代表就任当初からやっていることですが、店舗や本社のスタッフとは積極的にコミュニケーションを取るようにしていますね。
最初の頃は「ついこの間まで主婦だった人がいきなり社長?」という風に思われると思ったので、信頼関係を築けるようにと思ってやってきました。

それが関係しているのかどうかわからないですが、ここ最近は離職率がだいぶ低くなりましたね。数年前までは、もうすぐ店長になれるとか、今から、というスタッフが急に辞めるということが続いた時期があったんですよ。
今まで一生懸命教育して、本人も店長を目指してがんばっていたはずなのに。前触れはあるんでしょうけど、それに気づかなかった会社の体制が悪いのか。いろんなことに悩みました。私が悪いのかなとか。

でもやっぱり会社が変わっていくときについていけない人は辞めていくんだと思うんですね。本人と会社の価値観が合わなくなってきますし、本人の意思を尊重することが本人のためにも、会社のためにもなるんじゃないかと。そういう風に考え方を変えてからはだいぶ楽になりました。

―離職率が下がったポイントはどこだと思われますか?

受け入れ態勢ができてきたと思います。教育や制度の部分もそうですし、「ここまでできれば昇格」、「これをやったら降格」というのが透明化し、明文化できてきたことが大きな要因のひとつかなと思います。
最近アルバイトの子が社員になりたいと言ってくれることが増えてきてるんですよ。いい会社になってきたんだなと思っています。

それから店長以上の役職者、私も含めてですが視野が広くなって引き出しが増えたと思います。以前とは接し方も違うし、問題が大きくなる前に気付くことができるようになったのかなと思います。
代表に就任してすぐの頃はパチンコのことがわからないし、今店長に辞められたら困ると思ってけっこう気を遣っていたんですよ。でもある方に、「店長に気を遣いすぎ」と言われて。当時は外とのつながりもほとんどなかったので、そういったアドバイスを頂ける機会もあまりなかったですし、まずいなと思いました。それからいろんなところに顔を出すようになり、徐々に視野も広まっていったと思います。

店長たちは無理矢理でも出さないと店の外に出て行かないんですよ。仕入れてきた情報を自分の店にどのように生かして店を繁盛させるか、お客様に喜んでもらえるかというのを考えるのは大切なことだと思います。

―髙山社長はPCSAなど、いろいろな団体などに積極的に参加されていますが、昔からいろんなことに挑戦するタイプだったんですか?

好奇心は旺盛でしたね。本来あつかましいんですよ(笑)。積極的というか。あんまり恥ずかしいとか、これ聞いたらどうやろ?とかバカだと思われてもまぁいっかという感じです。

―続きは後編で!

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