今週のトップインタビューは、有限会社美都の白河専務です。
サラリーマンから突然パチンコ業界に参入するという異色の経歴を持つ白河専務。
豪快な雰囲気と素敵な笑顔の裏にある苦労や想いを伺ってきました!
後編では白河専務が今もっとも力を入れたいという「人」についてのお話などです。それではどうぞ!

TOPから学ぶvol.72
有限会社美都 白河 仁専務 後編

有限会社 美都
専務取締役 白河 仁 氏
サラリーマンから突然パチンコ業界に参入するという異色の経歴を持つ。
現在は東京で2店舗を経営する。

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―日頃心がけていることはなんですか?

寂しい声はかけないということですね。部長の気持ちもわかるので、あまり辛いことは言わないようにしています。ただ、これ以上下がったら何か言うかもれないですけど(笑)。
今は1パチをどんどん入れていかないといけないし、販管費を抑えてどれだけ利益を残していけるかです。切り詰めるのか、乗せるのか、そこは現場に任せます。
社長と現場の中間に立ってコントロールしてあげないと会社がおかしくなってしまう。間にいるというのは大事ですよ。それが僕の仕事です。早く脱却したい(笑)。

―組織として今1番力を入れているポイントはどこですか?

人ですね。これからパチンコ業界の内部環境、構造体系はどんどん変わっていくと思うんです。それを見据えて僕らが頭のスイッチを切り替えなければいけない。どういう人材が必要で、その人材をどのように配置し、どのような店舗作りをしていくのか。それらを考えていく上で、指示系統や最低限の環境をどうつくっていくのかが一番の要ですね。
これから消費税にも対応していかないといけないですし、ヒト、モノ、カネ、をもう1度見つめ直す必要があると思います。モノ、カネを動かすのはヒトですから、やはり環境作りをしてからモノを動かすのか、カネを動かすのか。そこから考えていこうかなと考えています。

―実際に「人」に関して今はどのようなことをされていますか?

今はセミナーなどにどんどん出していろんな知識をインプットさせています。自分の店舗にいるだけでは周りがわからないんですよね。様々な業界の業態を知ることもそうですし、地域性、客層によってマーケティングは変わってきますから、そういった話を聞いて自分たちの現場でどう活かすか。そこを模索した方がいいんじゃないかと思って研究させています。答えはそう簡単には出ないんですけど、ここ1、2年には答えを出して行動に移していかないといけないと思っています。
でも「一生懸命やっていきます」と言ってくれる人材がいることがありがたいですね。現場でも一生懸命頑張っています。

―その方たちと話される機会はどれぐらい設けているのですか?

ミーティングが月に2回あるので、最低1回は出るようにしています。でも、ミーティングではその月や週の戦略を話し、問題点を解決するのがメインなので、未来に向けての話は個人的にしていますね。
ひとりひとり面談したり食事に行って話をしています。「俺はこう考えているけどどうかな?」というような意見交換をしながらです。「こういう風にやればいいんじゃないですか?」なんて言われることもたまにありますけどね。なに生意気言ってんだよと(笑)。そういう意見交換は会社の中よりも、社外での方がやりやすいかな。2、3人で食事に行く時が1番欲しい話が出てきますね。やっぱり飲みニケーションは大事だと思うので、部長と手分けしてやっています。
今の若い人達は酒を飲まないのでそれが困っちゃうんですけどね。でも、おいしいものを食べさせて、気持ちをリラックスさせて、プライベートの話も織り交ぜながら聞いてあげて。俺は会社をこういう風に持っていきたいんだけどどう?店舗での問題点は細かいことでも言えよ、と。そういう関係ができているんだと思います。だからついつい明け方まで一緒に飲んじゃったりします(笑)。僕と飲みに行くというと喜んでくれるんですよ。専務だったら行く!とか部長だったら行く!とか。うちら兄弟にいくら使わせるんだよと(笑)。

―座右の銘はありますか?

座右の銘というか、スタッフに伝えているのは「心を持って心を打つ」ですね。
やはり対人間なので自分の心がなければ相手に響かないですし、相手の心もわからないです。それはスタッフ間でもそうですし、お客様に対しても、世の中でもそうですから。心が大事だということを以前は特に言い続けていました。そうしないとお客様は入らないよ、自分達の喜びにもならない。僕の胸の中にそれはやっぱり残っています。

―やはり今までのお話を聞いていて通ずるものがありますね。

そうですか?だったら成長しているんですね、僕も。人なくして、この会社の発展はなかったですから。

―今後、どんな会社にしていきたいですか?

規模は大きくなくてもいいんですよ。ただ、本当にうちのことが好きな人間が集まって、会社もみんなを愛してあげる。そういう会社を作りたいと思います。それだけかな。それをやっていれば業績はついてきますから。

―日頃言ってないけど、働いているスタッフの皆さんに伝えたいことはありますか?

一言だけですね。「ありがとう」と。
恥ずかしくてありがとうはあんまり使わないんですよね。「よくやったな」でまとめてしまうんです。照れくさくて。冗談で持ち上げたりとか、持ち上げて落としたりとかやっている中で、分かってくれているかなと思っています。そういうときの僕の目はいつも笑っていますから。それで感謝の意味は伝えているつもりです。
ただ、「ありがとう」というのは言えていないので、言いたいのはそれだけかな。

―最後に、業界の方々に向けてのメッセージをお願いします。

業界盛り上げようよ、ということですね。しがらみや規制はありますが、それでも人間ですから。考えて、気持ちが伝わる何かができれば、絶対結果は出てくる。それを信じてやるしかないと思っています。
みんなが自分たちの幸せや、喜ばしい目標といった明るい未来を目指して、最低限のモラルを守りながら、お互いに切磋琢磨し、パチンコ業界を世間に認められる業界にしたいですよね。正確には認められなきゃいけないんです。これだけ続いている商売ですし、ちゃんと税金も納めて国民としての義務をしっかり果たしていますから。これをひとつの業態として、職種として、日本国民の皆様に認めていただいて、支持をしていただくことができればどれだけ幸せなことか。そうすればもう少し動きやすくなってくるかなと思います。

―ありがとうございました!

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