今回は先週に引き続き、有限会社三岩の守山社長のインタビューです!
社長就任前は専業主婦をされていた守山社長。もちろんパチンコ業界は未経験。
後編では今後への取り組み、社員教育についてなどのお話です。それではどうぞ!

TOPから学ぶvol.71
有限会社三岩 守山 真理子社長 後編

守山真理子氏
有限会社三岩 代表取締役社長
祖父が創業した有限会社三岩の3代目として、1997年に代表取締役就任。東京都内に2店舗を経営。2015年までに新たな店舗を出店することを目標に、組織力強化、人材育成に努めている。

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―今後はどのようなことをやっていきたいと考えられていますか?

3店舗目のパチンコ店を出店したいと考えています。
2店舗目の店はグランドオープンでこけてしまったんです。オープンして1ヶ月はよかったんですが、2ヶ月目からどんどん悪くなっていきました。初めて自分が土地から建物まで新規で立ち上げたお店なので特別な思い入れもあり、石にしがみついてでもという気持ちで踏ん張り、何とか、今4年経ち、軌道に乗ってきました。
3店舗目出店は、社員の想いに応えたいというところが強いです。ただ、パチンコ店の出店はかなり初期投資がかかるので、2店舗目出店した時同様、軌道に乗るまでの財務状況の不安定が心配です。現状の2店舗をより強い店にし、利益を社員へ還元する方が良いのではないかとも考えます。
また、異業種の参入もしていきたいと考えています。
もともと、創業者の祖父は三岩という大衆食堂を営業していたので、飲食店も事業として出来たらよいかと思います。

―勉強会で学ばれたことで、ここをやればいいんだと感じたポイントなどはありますか?

スピードが重要だと思います。これまで情報を得る機会に参加することをあまりしていませんでした。でも勉強会、セミナーなどに積極的に参加することで、情報量が増え選択肢も広がってきました。時流予測が得られ、スピード感を持って時流の先取りを実行していけば、繁盛店となれると感じました。なので勉強会やセミナーへは、私はもちろん、社員も積極的に参加するようにしています。そこで学んできたことで、自店で活用できることはまずはやってみるようにしています。

―スタッフの育成面ではどのようなことをされていますか?

人材育成に力を入れないと、もう1店舗というのは絵に描いた餅になってしまう。
そこで役職者である、課長、店長の3名を特に意識改革を進めています。課長には経営者発想、経営者感覚が身に付くように、一緒に行動する機会を増やしたり、私が会う方と同席させたりしています。
現在の社員は全員アルバイトから社員になっています。一般的な入社試験みたいなのを経験していません。まず社員を一般社会人としても通用するまでに教育していきたいと思っています。パチンコ屋という社会での社会人ではなく、うちを辞めたときにどこでも通用する、市場価値の高い社員を抱えたいという思いがあります。そのために月1回の勉強会があります。また、朝7時から1時間のサロン会というのを設けて、全社員共有する時間を作っています。

―人材育成に力を入れようと思うようになったきっかけはありますか?

セミナーなどで他社さんの話を聞き、うちは全く組織、仕組みができていないということを痛感しました。
例えば身だしなみにしてもそうです。寝癖がついたままのスタッフ、髪が不快なほど伸びても切りに行かない。ホールでは制服があるので、出社する時の服装はジャージ(パジャマ兼)とか。
計算ドリル、漢字ドリルでテストをしてみたら・・・・・!!
明確に会社の方針を伝え、三岩の求める人材に成長して行ってもらいたいと思っています。

―現在ご主人である専務との役割分担はどのようにされていますか?

専務は警察、消防、組合関係の会合、銀行さんとのやり取りなど、外部と関わる仕事をしています。私は契約や営業状況の確認、営業会議をしています。また、気になったことがあれば、すぐ確認したいので、外へ出かけます。1日があっという間に終わっています。ここ2年くらいは、仕事中心の生活が本当に充実していて、楽しいです。社員を褒めているときはもちろん、叱っていても、楽しいです。(笑)。

―座右の銘はありますか?

座右の銘はありませんが、人として正しいことをするというのが私の信条です。
そうすることで自然に徳を積んでいくことになると思っています。騙されたこともありますし、別事業も失敗して損したこともあります。でも、今営業を続けられているのは、少しづつ積み重ねてきた徳に守られているからだと実感しています。

―最後に業界の方に向けてのメッセージをお願いします。

社会からのパチンコ業界に対する目というのはあまり進歩していないんじゃないかと思います。駐車場の子どもの事故についても、パチンコ店以外でも起きているはずなのに、新聞やTVが取り上げるのはパチンコ店の場合が多いんではないでしょうか?
全盛期の33兆円産業ではなくなりましたけども、日本の経済を支えている産業のひとつであるということは間違いありません。それを私たちが誇りに思える業界に変えていきたいと思うんですよ。
パチンコ屋さんは脱税しているとか、遠隔操作しているといったイメージを持たれている方もまだ多いです。スタッフがマンションの賃貸契約時に仕事を聞かれ、パチンコ店員と答えると断られるということもまだまだあります。
一般社会からのパチンコ店に対する偏見が改善されるように、この業界に携わる人すべてが、手を携えていけると良いと思います。

―ありがとうございました!

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