今回のパック・エックス通信は、TOPから学ぶの番外編!
「エリアNo.1の法則」セミナーで講師を務めていただく森本社長に登場頂きました
物腰柔らかで、わかりやすく話をされる森本社長。
ネクステリア株式会社創業にいたる経緯から、パチンコ業界との関わりまでお話いただきました。
それではどうぞ!

TOPから学ぶ番外編
ネクステリア株式会社 森本 耕司社長

ネクステリア株式会社 http://www.nexteria.co.jp/
代表取締役 森本 耕司 氏

社名の由来でもある「信頼」※を大切にし、マーケティング、システム事業を行う。パチンコ業界とは頭取りシステムを通じて関わるようになり、データ保有数は業界トップ。約1年をかけて800エリア3,000店舗のデータを収集分析し、それを元にメーカー・ホール企業へのコンサルティングも手がける。
※ネクステリア(NEXTERIA)には、Next(新しい) Reliance(信頼)という思いが込められている。

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―森本社長本日はよろしくおねがいします。まずはこれまでのご経歴を教えていただけますか?

前職はセキュリティソフトの会社の営業をしていました。
ちょうど2000年のITバブルのときで、創業間もないながら2年後に上場を目指している会社でした。

―その会社に入られたきっかけは何だったのでしょうか?

入社したのは29歳のときでした。上場を経験したいというのがあり、転職するならこのタイミングしかないと思っていました。そんな中で、人材紹介会社からおもしろい会社ですよ、と紹介されたのがその会社でした。

私は社員番号でいうと8番。積極的に人を採用している時期だったので私が入社して1ヵ月後には30人くらいの会社になっていました。

―前職での思い出深いエピソードは何かありますか?

入社して最初のミッションは、自社商品をセキュリティソフト業界でNo.1にすることでした。商品自体はとてもいいものでしたが、創業間もないためにお客様がいません。入社から半年間は会社全体でもほとんど売上がない状態でした。
渡された営業先リストは企業名だけで、担当者名も、電話番号もなく、四季報だけがありました(笑)。
最初はテレアポもめげそうになりましたね。うまい人は1日に何十件も電話しますが、私はそれができなくて。1社1社、ここにはこれが合うだろうと考えながらゆっくり落としていくタイプなんです。
当時はセキュリティソフトというものがあまり世間的に認知されていなかったので、最初は啓蒙活動から始めました。
新聞に載っていた「儲かっている会社100位」の企業に上から順に営業をしていき、運よく最初に契約頂いたのが豊田自動車でした。1ヶ月で3万ライセンスの契約を頂いたんですが、3万ライセンスというと、もう日本でのシェアはダントツNo.1になっちゃうんです。次が東京電力で4万ライセンス。そうしたら代理店から問い合わせが殺到して、次々に契約数が増えていきました。

そういう意味では苦労していないんですよね。入社半年間は数字的なプレッシャーはありましたし、その他にも辛いこともあったと思うのですが、それも含めて今となっては楽しかったといえます。

―会社を創業するに至ったきっかけは何かあるのでしょうか?

小学生の頃の夢は社長になることでした。それまで忘れていたんですが、上場を経験したことで、ふと思い出し、自分でも会社を経営したくなったんです。

―創業当初はどのようなことをされていたんですか?

セキュリティソフトを作ろうと考えていましたが、最初は資金がなかったため、商品企画と販売のみ行い、商品を作るのは外部に委託していました。
でもそれをしてしまうと、最終的にお客様との関係がおかしくなるんだということが見えてきました。
うちの会社名はNext(新しい)とReliance(信頼)でNEXTERIA(ネクステリア)なんですが、お客様はもちろん、パートナー会社、社員すべての関係で信頼を一番大切にしたいという会社なんですね。信頼を大切にしていくためには、商品は自社で、魂を込めてつくらなければいけないという結論に至りました。
実際に自社で商品作りを行うようになったのは5年程前からですが、その頃から徐々に会社もよくなっていきました。

―パチンコ業界と関わるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

パチンコ業界とは10年程前からのお付き合いになります。あるソフト会社から「頭取りシステムというものを作ったが、なかなか売れない。営業権を譲渡するから販売してほしい」という話があったのがきっかけです。
パチンコ業界のIT化は他業界と比べて遅れていましたし、このシステムの需要は高まると思っていました。

―ホール企業やメーカーに対するコンサルティングの仕事を始められたきっかけはなんですか?

元々は頭取りシステムの提供で付き合いのある企業様に何か有益な情報を提供できないかというのが始まりです。
よくお客様から「システムのよさはわかるけど、集計したデータを実際どうやって使うか教えてくれないとわからない」というお声を頂いていたんですね。
頭取りシステムの他に、メーカー向けのマーケティングシステム、中古機の相場情報のサイト始めたことにより、業界内で最もデータを持っている企業になりました。それを元に自分でも分析をするようになりました。
頭取りシステムを使って800エリアのデータを収集し、約1年かけて分析を行いました。なかなか大変でしたが、そこから様々な法則が見えてくるようになり、これはすごいぞ、と確信を持つようになりました。
(※詳細は「エリアNo.1の法則」セミナーにてお話します)

―確信を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

あるお客様でのことなのですが。その店舗があるエリアには他に4店舗があり、エリアでのシェア率は20%、エリアNo.2でした。
それを7ヶ月かけてさらに20%upさせ、エリアNo.1にしました。私のアドバイスはヒントにすぎなかったとは思いますが、自信にはなりました。

―元々分析は得意だったんですか?

分析は好きでしたね。前職のときは、人がどんどん増えていき、最大で部下は20名くらいになりました。自分1人でやっている分には問題ないのですが、部下が増えてくると数値で管理しないとわからなくなるんです。報告させてもみんないい事しか言わないし(笑)。
数は追えているのか、クロージングの確率はどうかなど、すべて数値化しました。数が追えていないなら中間管理職に発破かけさせて、クロージングがうまくないなら私が同行して、という風にやっていきました。そうすることで成果が出るようになり、業績が伸びたんですね。その経験もあって、数値の分析をすることに印象がいいんです。

―セミナーではランチェスター理論を使ったお話もされますよね。

あるときランチェスター理論はパチンコ業界の人にとってわかりやすいんだなということに気付いたんです。パチンコ店は陣取り合戦のようなところがありますよね。エリア内のライバル店と競い合い、どのようにお客様を獲得するか。
ランチェスター理論もよく戦国時代になぞらえて話をされるのですが、そういう意味でこの理論はパチンコ業界と相性がいいんだと思います。

―近年のパチンコ業界は厳しい状況といわれていますが、森本社長はどう考えられていますか?

しんどいという話はよく聞きますが、僕は今の方が正しいあり方のように見えますね。もちろん倒産する店もありますが、ちゃんとやっているところは倒産していないと私は思っています。まだ他の業界に比べればいい方だと思いますし、今はパチンコ業界が変わるチャンスだと思います。

―会社として、今後の夢、ビジョンはどういうものがありますか?

以前はシステムというと「効率化」一辺倒だったんですけど、マーケティング分析といった要素を入れることで、システムで売上を上げていく時代に突入しています。そのパチンコ版をうちがやりたいんですね。いいシステムを作りたいというのは機能の話ではなくて、お客様の売上を上げるためのサービスを提供することで、その対価として報酬を頂くということがやりたいと思っています。

―森本社長個人の夢はありますか?

事業を通じて多くの会社を発展させることで社会貢献したいと思っています。会社がお金を儲けるというのは社会貢献につながると思うんですね。税金を払うのもそうですし、寄付もそうですし。まずは会社が儲かって、儲かったお金をどこのポジションの人に還元していこうかというのを考えていきたいですね。

―座右の銘はありますか?

昔はいっぱいあったんですが、今はないですね。座右の銘と言えるかどうかはわかりませんが、今は信頼かな。一番大切にしています。

―ありがとうございました!

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